(東京理科大のテニス部に入って来た愛らしいミキとの出会いと
食事をして別れました)
ミキとの出会いは、理科大の神楽坂の、教室だった。テニスクラブ
ミキとの
の、新入生の自己紹介の、時だった。ミキの順番が来て、初めて顔
を見た時に、一目惚れしてしまった。顔は健康的な黒っぽさで、愛
出会いは
らしい、とても、可愛い子だった。この時は、本当に衝撃的で、体
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中に電気が走った。しかしながら、良く考えると、ミキは、神楽坂
で、私は野田だった。なかなか逢えない事に、気が付いたが、諦め
る事は出来なかった。合同練習や合宿の時以外は、逢えないと思う
外部リンク
と、少し寂しい気持ちにも、なってしまった。そこで私は、時間が
出来ると、神楽坂のテニスクラブが、練習する経堂の三菱のコート
へ、良く通った。ミキは、やや悪の部活を、真面目にやるタイプで
はなかった。せっかく、三菱のコートへ出向いても、3回に1回ほ
どしか、顔を見なかった。
それでも私は、たまに見るミキの、顔が忘れられなかった。合同練
習や合宿の時は、チャンスがあると、なるべく話しかけるようにし
た。しかし、問題が一つあった。ミキには2年先輩に、好きな人が
いたのです。私もこの人の事は、気にはしていました。なかなかチ
ャンスは、ありませんでした。それでも練習で、同じコートに入っ
た時は、気になってしょうがありませんでした。それでも、顔を見
れるだけでも、楽しくて嬉しかったです。遠い青春時代の甘酸っぱ
い、いい思い出です。
「神楽坂の」
ある日、ミキと神楽坂の、女子のテニス部員が、野田のコートに練
女子の、戻る1
習のために、やって来た。私は、ずっとこの練習を見ていた。私は
ミキのために、コツコツと、詩を書いて来た。この時までには、数
は200を、超えていたと思う。愛がびっしりと、詰まった文章ば
かりだったと思う。4年間をかけて、少しずつ、書きためて来た物
である。また、1年ほど前の、夏に女子4人で、私を訪ねて、金沢
へやって来た事があった。私は車で能登の、観光名所を何か所か、
回って案内をした。能登半島は、綺麗な所ばかりなので、みんな満
足したようだった。土産物もかなり、買っていた。最後に千里浜へ
行って、少し泳いでから、帰る事にした。車で千里浜へ向かった。
暑いので海は、とても気持ちが、良かった。休みながら、1時間ほ
ど泳いで、海から上がって、アサリとイカ焼きを食べた。とても美
味しく感じた。ミキと一緒に泳げたのは、嬉しかった。少し休んで
から、家へ帰った。
「コートに」
話しを野田の、コートに戻します。女子の練習は、結構長くやって
女子の、戻る2
いた。試合の練習もしていた。練習は5時まで続いて、ようやく終
った。女子が着替えて、出て来た。私はその時を見計らって、ミキ
の所へ行って、少し時間が欲しい。柏で食事をしたい。と言ってミ
キと一緒に、電車に乗った。柏に着いてヨーカドーの、レストラン
へ入って、まずは食事を注文して、食事をしながら話をした。ミキ
がテニスクラブに、入って自己紹介の時に、一目惚れした事と、詩
をノートに、沢山、書きためてある事を話した。ミキも少し話した
が、最後に報われなくても、いいんですか。と言った。2年、先輩
の人が、好きだったから、そう言ったのだろう。私も純粋だったか
ら、報われなくても、いいよ。ミキに出会えて幸せだったよ。と答
えた。でも片思いは、やはり辛かったよ。と自分に言い聞かせるよ
うに、言ってレストランを出た。ミキが電車に乗って、手を振って
見送って、別れた。これがほんとに最後の、別れだと思ったら、涙
が出て来た。ミキは幸せになるんだよ。と心の中で叫んだ。
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