ツバメ3連勝王手、41歳石川が巧投6回1失点100点持ち味出せた40代勝利

(ツバメ3連勝王手、41歳石川が巧投6回1失点100点持ち味

出せた40代勝利)

日本シリーズ

SMBC日本シリーズ2021は24日、東京ドームで第4戦が行わ

内部リンク

れ、ヤクルト(セ・リーグ優勝)がオリックス(パ・リーグ優勝)

 

を2-1で下して3連勝を飾り、対戦成績を3勝1敗として20年
東京ドームで

ぶり6度目の日本一まであと1勝とした。
第4戦が行われ

「ヤクルトは」

ヤクルトは二回にサンタナの2試合連続本塁打で1点を先制。六回
二回に、戻る1

に失策が絡む失点で追い付かれたが、その裏にオスナの適時打で勝

ち越した。41歳10カ月の石川が6回1失点と好投し、両リーグ

が分立し日本シリーズが始まった1950年第1戦の若林(毎日)

以来、史上2人目となる40代での白星を挙げた。

外部リンク

全試合をナイターで実施。どちらかが4勝した時点で終了する。第

 

6戦が行われる場合は、ほっともっとフィールド神戸に舞台を移す

ヤクルトの若手投手の活躍が目立つ今シリーズで、ベテランも輝い

た。41歳の石川が6回を3安打1失点(自責点0)で勝利投手に

。過去に40代で日本シリーズ勝利を挙げたのは、初めて開催され

た1950年に42歳で記録した若林(毎日)ただ一人。史上2人

目の快挙に「100点。ここで勝てて、自分自身によかったねと言

ってあげたい」と笑った。

 

 

 

 

 

 

 

「130キロ台の」

130キロ台の直球を内外角に投げ分け、多彩な変化球は徹底して
直球を、戻る2

低めに集めた。五回まで1安打と隙なしだった。1-0の六回2死

から福田と宗の連打に失策が重なって同点となったが、吉田正を二

飛に打ち取って勝ち越しを許さなかった。「130キロでも打者が

どう感じるかが大事だと思ってやってきた。持ち味を十分に出せた」

と現役最多177勝のプライドをのぞかせた。

(6年前は2戦黒星)

ヤクルトが日本一になった翌年の2002年に入団。15年に初挑

戦したソフトバンクとの日本シリーズは第1、5戦に先発してとも

に黒星を喫した。チームの20年ぶりの頂点へあと1勝に迫る勝利

に貢献し6年前の借りは日本一にならないと返せない。あと一つ」

と後は仲間に思いを託す。

(サンタナ先制弾) オスナ決勝打

ヤクルトは今期加入した外国人選手2人がチームを3連勝に導いた

。5番打者のサンタナが二回に先制ソロ。第3戦での逆転2ランか

ら2打席連発で同じ右翼席にへたたき込み「勢いのまま試合に入れ

た」と指でひげを形作るお決まりのポーズで仲間と喜び合った。

 

7番オスナは1-1の六回2死一、二塁で殊勲の適時打。代わった

ばかりの比嘉に追い込まれながら、スライダーに食らい付いて中前

へ運び「(二塁走者の)サンタナがよく走ってくれた」と喜んだ。

レギュラーシーズン終盤に不調で中軸を外れたが、室内練習場で人

知れずマシン相手に打ち込み、日本シリーズ4試合連続安打をマー

クした。

「4番の村上が」

4番の村上が押さえ込まれた中で活路を開いた。指名打者制のない
押さえ、戻る3

セ・リーグのホームゲームで外国人野手を代打に回したオリックス

とは対照的だった。高津監督は「2人で励まし合い、一生懸命に取

り組む姿は参考にする部分がある。努力が報われてうれしい」と目

を細めた。ツバメ3連勝王手、41歳石川が巧投6回1失点100

点持ち味出せた40代勝利。

 

 

 

 

 

 

 

 

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オリックス山本沢村賞、他と比べようがないぐらい突出全会一致、初受賞した

(オリックス山本沢村賞、他と比べようがないぐらい突出全会一致

、初受賞した)

プロ野球草創期

プロ野球草創期の名投手、故沢村栄治氏を記念し、シーズンで最も

内部リンク

活躍した先発投手を表彰する「沢村賞」の選考委員会が22日、東

 

京都内で開かれ、オリックスの山本由伸投手(23)が全会一致で
故沢村栄治氏

選出され初受賞を果たした。
シーズンで最も

 

山本は26試合に登板し18勝5敗、防御率1・39、206奪三

振、勝率7割8分3厘で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、勝率

第1位の4冠に耀き、オリックスの25年ぶりのパ・リーグ優勝の

原動力となった。東京五輪でも日本代表のエースとして金メダル獲

得に貢献した。

外部リンク

沢村賞の選考基準は15勝、150奪三振、10完投、防御率2・

 

50、200投球回、25試合登板、勝率6割の7項目。山本は完

投と投球回以外の5項目をクリアした。選考委員会の堀内恒夫委員

長は「他の投手と比べようがないぐらい突出していた。あまりにも

山本が良すぎて、比較するところまで至らなかった」と選考課程を

説明した。

「選考委員は」

選考委員は堀内委員長の他に平松政次氏、山田久志氏、村田兆治氏
委員長の、戻る1

、北別府学氏で計5人。北別府氏は療養中のため欠席し、書面で意

見を送った。

 

「毎試合、圧倒できるよう」

25年ぶりの頂点を目指し日本シリーズに臨んでいるオリックスの

エースに朗報が届いた。山本は東京都内のホテルで取材に応じ「本

当に歴史のある賞。いつか取れたらうれしいなと思っていた」と笑

みを広げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラフト4位で入団した2017年にデビュー2戦目で初勝利。救

援から先発に戻った19年に最優秀防御率、20年は奪三振王に輝

いた。「(先発に)転向した当時は(沢村賞を)狙えるなんていう

レベルではなかった」そうで、やり投げトレーニングなど球界では

異色だった練習を丹念に積み重ね、飛躍を遂げた。

 

剛速球に加え、フォークボールでも150キロに迫る。球団記録を

塗り替える15連勝の無双ぶりだったが、受賞を励みに「毎試合、

圧倒できるような投球ができるようになりたい」と意気盛んだ。

「先発投手として」

先発投手として最高の栄誉をステップに、米大リーグに求めた先
最高の、戻る2

人もいる。山本の登板試合はメジャーのスカウトの姿も見られる

。可能性が広がる23歳。挑戦への思いを問われると「今のレベ

ルで通用するとは全く思わないし、一日一日、練習をしっかりし

て頑張りたい」と地に足着けた姿勢を強調した。オリックス山本

沢村賞、他と比べようがないぐらい突出全会一致、初受賞した。

 

23歳の剛腕投手に大きな勲章が加わった。圧倒的な成績で主要

タイトルを総なめにしたプロ5年目、名実ともにシーズン最高の

先発投手となり「素晴らしい賞を自信に変え、レベルアップした

い」と決意を新たにした。

 

中学では内野手で、宮崎・都城高時代に甲子園の経験はない。高

校出のドラフト4位入団から瞬く間に球界を代表する選手に成長

し、リーグ優勝の原動力となった姿は球団の先輩イチローさんと

似ている。東京五輪では日本の金メダル獲得に貢献。米大リーグ

、パドレスのダルビッシュ有投手も、メジャーで「余裕で通用す

ると思います」とツイッターで記した。

 

中学、高校のチームの先輩、石原与一さんによると当時から「人

のせいにしない。人を責めない」。プロでも変わらず、貧打で負

けても「ゼロに抑えていれば」と責任を背負う。1イニング3失

策と見方の拙守に泣かされても「あの時は風が強かったから」。

自然と周囲の信頼を勝ち取った。小学生の時のチームのモットー

「全てに感謝」という言葉を今も大切にしている。昨季から背負

う18番は、剛速球を売りにした山口和男スカウトグループ長も

つけた。「僕をプロに入れてくれた和男さんと同じ番号で活躍す

ることが恩返しになる」と快投を重ねた。

「息抜きは釣り」

息抜きは釣り。故郷岡山の海や、琵琶湖で釣り糸を垂れる。ただ
岡山の海、戻る3

、野球と同じで興味を覚えたことには、とことんのめり込むタイ

プ。趣味であっても「本格的なものを目指している。まだルーキ

ー」と真剣だ。オリックス山本沢村賞、他と比べようがないぐら

い突出全会一致、初受賞した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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再逆転連勝ヤクルト、サンタナ七回2ランホームラン中村しぶとく2点適時打放つ

(再逆転連勝ヤクルト、サンタナ七回2ランホームラン中村しぶと

く2点適時打放つ)

日本シリーズ

SMBC日本シリーズ2021は23日、東京ドームに舞台を移して

内部リンク

第3戦が行われ、20年ぶりの日本一を狙うヤクルト(セ・リーグ

 

優勝)が25年ぶりの頂点を目指すオリックス(パ・リーグ優勝)
東京ドームに

に5-4と逆転勝ちで2連勝を飾り、対戦成績を2勝1敗とした。
舞台を移して

 

ヤクルトは0-1の五回に中村の2点適時打に失策が絡んで3点を

奪い逆転。再びリードを許したが、3-4の七回にサンタナの2点

本塁打で再逆転した。

 

新型コロナ感染拡大の影響で当初日程より1週間遅れたため、アマ

野球大会の予定が入っていた神宮球場が使えず、東京ドーム開催と

なった。

外部リンク

(初安打 接戦にけり)

 

ヤクルトのサンタナが殊勲の一発を放った。3-4と勝ち越された

直後の七回2死1塁で吉田凌から逆転2ラン。2ボールから甘く入

ってきたスライダーを右翼席に運び「強く振れる球を待っていた。

最高の気持ち」と笑みを浮かべた。

「今シリーズ」

今シリーズ12打席目での初安打だった。「逆転されてもベンチ一
12打席目、戻る1

体ですぐ再逆転するぞという雰囲気だった。自分自身も一本出てい

なかったので、最高の場面で打てて良かった」と興奮を隠さなかっ

た。

 

米大リーグでは通算77本塁打をマークした長距離打者。2019

年はマリナーズに所属し、東京ドームでの開幕戦で逆転満塁本塁打

を放った。その時も逆方向の右翼席に放り込んでいて、思い出の球

場で再び技ありの打撃を披露した。

 

 

 

 

 

 

 

来日1年目の今季は徐々に日本の野球に適応して広角に打ち分け、

打率2割9分、19本塁打、62打点の成績を残してリーグ優勝に

貢献した。勝利への思いは一塁走者だった五回2死満塁の場面でも

見られ、中村の2点中前打で積極的に三塁まで走り、失策を誘って

ヘッドスライディングで生還した。195センチ、104キロの巨

体で全力プレーを欠かさない姿勢がチームを活気づかせている。

 

(中村しぶとく2点適時打)

ヤクルトの中村が第1戦に続き今シリーズ2本目の適時打を放ち、

勝利に貢献した。0-1の五回2死満塁でバルガスのカットボール

を中前へはじき返す2点打。失策も絡んでこの回計3点につなげ

「1打席目にバントを失敗していたので何としてでもという気持ち

だった」と喜んだ。

「昨季は腰のけが」

昨季は腰のけがの影響もあって29試合の出場で打率1割7分5厘
影響も、戻る2

と低迷した。今季はレギュラーシーズンで123試合に出場してチ

ームトップの打率2割7分9厘をマーク。持ち前のしぶとい打撃を

頂上決戦でも発揮し「いい場面で取り返せて良かった」とうなずい

た。

 

今季は2月のキャンプで臨時コーチを務めた古田元監督の指導を受

けて復調につなげた。打撃には「ホームランバッターじゃないんだ

からゴロを打つ意識を持て」と助言された。青木らが新型コロナウ

イルス感染者の濃厚接触者に指定され離脱した開幕直後に2番打者

を経験。シーズン途中からはサンタナとオスナに挟まれて6番打者

に固定され「幅が広がった」と言う。勝負どころで一皮むけた姿を

見せた。

 

(4番杉本、本領1号) 九回好機は凡退

1点を追う九回2死一、三塁。期待を背に打席に入ったオリックス

の4番杉本は力のない一ゴロに倒れた。前を打つ吉田正が申告敬遠

で勝負を避けられ、意地を見せたかっただけに悔しさは倍増で「チ

ャンスで打てなかった」と顔をしかめた。

 

1ー3と逆転された直後の六回は本塁打王の本領を発揮した。重苦

しい雰囲気の中で小川の浮いた速球を右翼席にシリーズ初アーチの

2ラン。「少し詰まっていたし、まさか入るとは思わなかった」。

感触はもう一つでもスタンドに放り込む規格外のパワーを見せた。

 

この回は大学時代にも3、4番コンビを組んだ後輩の吉田正が先頭

で二塁打を放った。右手首骨折から復帰したものの万全ではない中

、指名打者が使えない東京ドームで左翼を守る姿に刺激を受けない

はずがなかった。

「東京ドームでは」

東京ドームでは5月に左中間席上方の看板直撃の本塁打。「打球が
右中間席、戻る3

上がれば勝手に入る」という自信もあり、力みを消して快打につな

げた。今期32本塁打のうち、中堅から右方向へ飛ばしたのが15

本。今季の飛躍をもたらした逆方向への打撃を大舞台でも見せたの

は収穫だ。次戦へ「切り替えて頑張る」と短い言葉に決意を込めた

。再逆転連勝ヤクルト、サンタナ七回2ランホームラン中村しぶと

く2点適時打放つ。

 

 

 

 

 

 

 

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高橋完封ツバメ雪辱、青木八回に決勝打若き左腕気迫の133球、1勝1敗で東京へ

(高橋完封ツバメ雪辱、青木八回に決勝打若き左腕気迫の133球、

1勝1敗で東京へ)

(三塁ふませず)

前夜に喫した

前夜に喫した逆転サヨナラ負けの屈辱を振り払うように、ヤクルト



の高橋は力いっぱい腕を振った。
サヨナラ負け

屈辱を振り払う

終盤は投げるたびに気迫のこもった声が出る。133球を投げ切っ

てレギュラーシーズンで経験のない完投を完封で飾り、チームに貴

重な勝利をもたらした。

外部リンク

最速151キロの直球は力があり、110キロ前後のカーブを効果

 

的に使って緩急をつけた。六回は宗、吉田正を連続三振、杉本を三

ゴロで仕留めて3人で片付けるなど、宮城との投げ合いで我慢比べ

になっても踏ん張った。

内部リンク

負けなしで突破した巨人とのCSファイナルステージでは第1戦で

 

20歳の奥川(かほく市出身、星稜高OB)が完封し、第2戦では

24歳の高橋が六回無失点。日本シリーズでも第1戦は奥川が7回

1失点。高橋も再び好投で続いた。

「高津監督は」

高津監督は「若い投手が頑張ってくれるのは大きい。だから、シー
若い投手、戻る1

ズン中もヤス(奥川)の次にケイジ(高橋)をわざと投げさせて、

高めさせることをよくやってきた」。

 

刺激し合ってチームに好影響を与えてきた若い2人は、オリックス

の二枚看板が相手でもまばゆい光を放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトの青木が均衡を破る適時打を放った。八回に塩見が左前打

でつないで得た2死一、二塁の好機で、1ボールから宮城の内角速

球を、詰まりながらもしぶとく中前へ運んだ。一塁で右腕を力いっ

ぱい振ってほえ「チャンスが本当に少なくて、みんなが後ろにつな

ぐ気持ちでつないでくれたチャンスだったので、とにかくヒットを

打つだけという気持ちだった」と喜んだ。

 

チームは五回まで宮城の前に走者を一人も出せていなかった。六回

にようやく打線がつながり2死一、二塁で回ってきた好機では三ゴ

ロに倒れていただけに雪辱を果たした。

「プロ18年目」

プロ18年目、ヤクルトの野手最年長となる39歳で初めて進出し
ヤクルト、戻る2

た日本シリーズ。24歳の高橋の好投に応え「奎二も頑張っていた

ので良かった」と晴れやかな表情をのぞかせた。

 

(八回2死、痛恨の失点)

均衡を破られたのは八回2死から。黒星を喫したものの、オリック

スの20歳、宮城は勝機をつなぐ堂々の投球だった。前夜20日に

先発して好投した同学年の奥川に「負けずに頑張りたい」と臨み、

レギュラーシーズン13勝の力を存分に見せた。

 

(五回まで完璧)

相性が悪いロッテとのCSファイナルステージでは出番がなく、真

剣勝負は1カ月ぶり。それも舞台は日本シリーズと重圧が増して当

然だったが、小気味よく投げ込む。同じ腕の振りから緩急を使い、

五回までパーフェクトに抑え込んだ。

 

六回1死から初安打を浴び、さらに安打で続かれても塩見と青木を

断った。しかし八回はその1、2番コンビに連打を浴びて失点。

「粘り切れずに打たれてしまって悔しい」と思い返し、この日最初

に与えた四球から崩れたとあって「四球が響いた」と唇をかんだ。

「沖縄・興南高から」

沖縄・興南高からドラフト1位入団したサウスポーの座右の銘は
1位入団、戻る3

「一生百錬」。地道な鍛錬、「同じ練習を繰り返して強くなる」と

奥川や佐々木朗(ロッテ)ら同世代を上回る成績を残した。高橋完

封ツバメ雪辱、青木八回に決勝打若き左腕気迫の133球、1勝1

敗で東京へ。これからが本当の勝負です。奥川投手、頑張れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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奥川堂々日本シリーズ初登板7回1失点、勝利は逃す山本との対決「勝利」

(奥川堂々日本シリーズ初登板7回1失点、勝利は逃す山本との対

決「勝利」)

(第1戦に先発)

ヤクルト2年目

ヤクルト2年目の奥川恭伸投手(20)かほく市出身、星稜高OB



が20日、京セラドーム大阪で行われたオリックスとの日本シリー

ズ第1戦に先発し、7回1失点と好投した。勝利投手の権利を持っ
奥川恭伸投手

てマウンドを降りたが、九回に3ー4でサヨナラ負けを喫し、白星
かほく市出身

は消えた。

内部リンク

巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナル第1戦(10日

 

)ではプロ入り初の完封勝利。日本シリーズでも開幕投手を託され

、オリックスのエース山本由伸と息詰まる投手戦を演じた。

外部リンク

1点リードの七回、代打モヤに同点となるソロ本塁打を浴びたが、

 

直後の八回に4番・村上宗隆の2ランで3ー1と勝ち越し、勝利

投手の権利を得た。奥川は97球、6被安打、3奪三振、2四球

の内容だった。

「日本シリーズは」

日本シリーズは7試合制(4戦先勝)で、ヤクルトは20年ぶり
7試合制、戻る1

の優勝を狙う。

 

(山本との対決「勝利」)

日本一を決めるシリーズ開幕戦で、石川が生んだ20歳の剛腕がう

なった。ヤクルトは3-4でサヨナラ負けを喫したが、奥川恭伸投

手は侍ジャパンのエース・山本由伸投手との「伸」対決では、勝ち

投手の権利を手にして「勝利」。故郷の友人に「優勝したい」と活

躍を誓った通り、7回1失点と気合い十分の投球を披露。「奥川時

代」到来を予感させる一戦となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

一つ大きく息を吐いてマウンドに向かい、いつものようにスパイク

で足元をならした。わずかに笑みが浮かんだ顔には緊張の色もにじ

む。先頭に安打を許したが、徐々にエンジンがかかり、山本投手と

互角に渡り合った。「1軍で活躍できる選手」を目標に掲げ、プロ

2年目を迎えた。レギュラーシーズンは、終わってみれば31歳の

小川泰弘投手と並ぶチーム最多の9勝(4敗)。勝率と防御率は小

川投手を上回り、投手陣の柱に成長した。

「今シーズン」

今シーズン、一気にスター街道を駆け上がってきた。2軍暮らしと
一気に、戻る2

は違う忙しさの中でも、故郷や仲間を思う気持ちは変わらない。寮

に戻れば、星陵高野球部時代の同級生と電話やメールでのやりとり

が息抜きとなり、マウンドに上がる活力にもなっている。

 

巨人とのクライマックスシリーズで、奥川投手から観戦チケットを

プレゼントされた亜大2年の桜井直生さんは「野球選手としては、

曇の上の存在になった」とたたえながら、「高校時代とおなじで、

偉ぶることもない」と明かす。金沢星稜大野球部2年の芳賀大樹さ

んには日本シリーズ直前に「緊張している」と漏らした一方、「優

勝したい」と強い気持ちを吐露していた。

 

山本投手が6回1失点で負け投手の可能性を残して降板したのに対

し、奥川投手は1イニング長く投げて勝ち投手の権利を得た。サヨ

ナラ負けで勝利は消えたが、自力を存分に発揮した。

「奥川投手は」

試合後、奥川投手は「日本シリーズの大事な初戦を任せていただい
試合後、戻る3

て、すごく緊張した。自分的には良い内容とは言えないが、中村さ

んのリードであったり野手の方の守備に助けてもらいながら七回ま

では投げることができました。村上さんのホームランにしびれまし

た」とコメントした。日本シリーズ初登板7回1失点、勝利は逃す

山本との対決「勝利」した。

 

 

 

 

 

 

 

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大谷歴史的な活躍により満票でア・リーグの最優秀選手(MVP)に初選出、二刀流快挙

(大谷歴史的な活躍により満票でア・リーグの最優秀選手(MVP)

に初選出、二刀流快挙)

エンゼルスの大谷

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(27)が18日、投打の「二



刀流」による歴史的な活躍により満票でア・リーグの最優秀選手
歴史的な活躍

(MVP)に初選出された。
最優秀選手

内部リンク

日本選手では2001年のマリナーズのイチロー以来、20年ぶり

 

2人目。大谷はプロ野球日本ハム時代の16年にパ・リーグMVP

に輝いており、日米で選手最高の栄誉を手にした。「取りたいなと

は、もちろん思っていた。すごくうれしい。(二刀流でのフル回転

は)むつかしかったが、やりがいもあった。支えてくれた人に感謝

したい」と喜びに浸った。

外部リンク

MVPは全米野球記者協会会員30人の投票で決まる。大谷はメジ

 

ャー4年目の今季、投手で9勝2敗、防御率3・18、156奪

三振。打者でも打率2割5分7厘、リーグ3位の46本塁打、1

00打点、26盗塁。オールスター戦では史上初めて二刀流で先

発出場した。

「満票は15年の」

満票は15年のブライス・ハーパー(当時ナショナルズ、現フィリ
ブライス、戻る1

ーズ)以来で、複数の米メディアによるとメジャー史上19人目。

最終候補に残っていた48本塁打でタイトルを獲得したウラジーミ

ル・ゲレロ、45本塁打のマーカス・セミエン両内野手(ともに今

季終了時はブルージェイズ)を圧倒した。合計点は大谷が420、

ゲレロが269、セミエンが232だった。1918年のベーブル

ース以来の「2桁勝利、2桁本塁打」や本塁打王に再挑戦する来季

へ向け「また頑張ろうという気持ちに、さらにさせてくれた」と満

票の意義を強調した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナ・リーグのMVPはハーパーだった。

 

大谷は岩手・花巻東高から13年にドラフト1位で日本ハムに入団

。14年にプロ野球史上初の「2桁勝利、2桁本塁打」を達成。1

6年には10勝、22本塁打で日本一に貢献した。18年にエンゼ

ルス入りし、4勝、22本塁打で新人王に輝いた。

エンゼルスの大谷

エンゼルスの大谷に1位票を投じた記者たちは「簡単な決断だった」
1位票を、戻る2

と声をそろえた。投打の「二刀流」での歴史的シーズンは、文句な

しの満票で花が添えられた。

 

本塁打や打点、出塁率や長打率は2位票をほぼ独占したゲレロが上回

った。しかし、ニュウズデー紙のエリック・ボーランド記者は「カブ

レラ(タイガース)やトラウト(エンゼルス)のような強打者が4、

5年に1度の周期でゲレロ同様の仕事をしている」と指摘。「野球の

神様」と称されたベーブ・ルース以来、1世紀ぶりの二刀流での活躍

は別格とした。ゲレロらがオールスター戦で大谷に記念撮影を求めた

ことを象徴的な場面に挙げ「他の選手の反応が、大谷のインパクトの

大きさを示していた」と振り返った。

 

大リーグ公式サイトでエンゼルスを担当するレット・ボリンジャー

記者は「投手としての成績、走塁面を加えたら、ゲレロより上」と

大谷の総合力の高さを評価する。エンゼルスの成績が振るわないと

の見方について、ブレンダン・カティー記者は「主力の相次ぐ故障

や投手力が課題だったことは、大谷とは関係ない」と切り捨てた。

「数字の裏付け」

数字の裏付けもある。近年のMVP投票の際に重視される指標で、
近年の、戻る3

選手がチームの勝利に貢献した度合いを数値化した「WAR」では

大谷が圧倒した。専門サイトのファングラフスによると、ゲレロの

6・7に対して、大谷は投打合計で8・1と大差をつけた。満票で

ア・リーグの最優秀選手(MVP)に初選出、二刀流快挙を見せつけ

た。

 

 

 

 

 

 

 

 

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