五島世界陸上代表に、日本選手権1万メートル3位、県出身女子で初「悲願かなった」

(五島世界陸上代表に、日本選手権1万メートル3位、県出身女子

で初「悲願かなった」)

陸上の日本選手権

陸上の日本選手権1万メートル女子は7日、世界選手権(7月、米



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オレゴン州)代表選考会を兼ねて東京・国立競技場で行われ、金沢

 
五島莉乃(24)

市出身の五島莉乃(24)資生堂が31分58秒97で3位に入り
資生堂が31分

外部リンク

、県出身の女子として史上初めて世界陸上代表に内定した。

 

(攻めて耐えて世界切符)

「積極的な自分らしいレースができました」。世界陸上への切符を

つかんだ五島莉乃選手(24)金沢市出身、資生堂の喜びの声が国

立競技場に響いた。7日夜に行われた日本選手権1万メートル女子

。3位以内が絶対条件の大一番で、耐えながら3位に入った。金沢

から羽ばたいた県女子陸上界のヒロインは「さらに進化しなきゃい

けない」と誓った。

 

(陸上女子1万メートル3位)

トラックの脇で出番を待った。右手を胸に当て、大きく息を吐く。

午後7時44分スタートの5分前、緊張はピークに達していた。係

員に促され、選手そろってスタート位置へ向かう時、「五島莉乃が

んばれ」の横断幕が目に飛び込み、ようやく笑みがこぼれた。

 
「レース前日に積極的」

レース前日に積極的に走ると宣言した通り、スタートで先頭に立っ
走ると、戻る1

た。2連覇した東京五輪7位の広中凜梨佳ら2選手に7千メートル

付近で引き離されたが、慌てなかった。「足が動かなくなったけど

、3番を勝ち取ることを考えた」。1位から30秒近く遅れたもの

の目標は達成した。

 

 

 

世界陸上の「夢」が「目標」に変わったのは昨年12月。参加標準

記録を切り、「絶対出場して、日の丸を背負うんだ」との思いが芽

生えた。今年1月の全国都道府県女子駅伝では東京五輪1500メ

ートル8位の田中希実選手に競り勝ち、1区で区間賞を獲得。トレ

ーニングで追い込み、着実に力をつけてきた。

 

2年後のパリ五輪も見据える五島選手は「チャレンジする気持ちを

持って、またレベルアップした走りをお見せできるように頑張りた

い」と気持ちを新たにしていた。

 
「五島選手の快挙に」

「悲願かなった」

五島選手の快挙に、自宅でテレビ観戦した石川陸恊の藤垣晴夫専務
自宅で、戻る2

理事(68)は「県陸上界の悲願がかなった。我慢して耐えた結果

の3位。本当にうれしい」と喜びの声を上げた。

 

五島選手については「前向きで素直、そして負けず嫌い」と評し、

都道府県対抗女子駅伝や国体など「チーム石川」の一員としても

「頼もしい存在」という。

 

石川の陸上界では400メートル障害の大森重宜氏、三段跳びの

杉林孝法氏、競歩の鈴木雄介氏など男子選手には世界選手権の出

場者はいたが、女子ではこれまでに日の丸を背負った選手はいな

かった。

 
「今後は日程が合えば」

今後は日程が合えば激励会の開催も検討している。藤垣さんは
激励会の、戻る3

「よく頑張ったね、と声を掛けてあげたい。世界陸上でも積極

的な自分らしいレースをしてほしい。そしてパリ五輪を目指し

て頑張ってほしい」とエールを送った。五島世界陸上代表に、

日本選手権1万メートル3位、県出身女子で初「悲願かなった」

五島選手は女子では初の世界陸上代表になった。日頃からよほど

の覚悟を持って練習しなければ出場できるものではない。そうい

う意味では立派なことを成し遂げたと思います。世界陸上でも頑

張ってきてほしいと思います。心から応援しています。

 

 

 

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