(内灘海水浴場3年連続断念、制限緩和の方向なのに、町「リスク
見過ごせず」)
内灘町は27日までに、新型コロナ感染防止のため、今夏も内灘海
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水浴場を営業しないことを決めた。断念は3年連続となる。マスク
の着用基準やイベントの入場者数など、コロナ禍に伴うさまざまな
今夏も内灘海
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制限は緩和される方向にあるものの、石川県内の感染者数が高止ま
りし、「感染リスクを見過ごせない」(川口克則町長)と判断。民
間の浜茶屋組合が運営する千里浜などと違い、町が運営する事情も
あって「ゼロリスク」を追った格好だ。
内灘海水浴場は、浜茶屋でつくる海の家管理組合が長年運営してき
たが、浜茶屋がなくなった2017年以降は町の運営に変わった。
町によると、海水浴場は毎年7月の第2または第3土曜から1カ月
程度開設され、県内外から約2万人が訪れていた。
町は当初、今夏は7月16日に海開きを行い、3年ぶりに海水浴場
の営業を行う予定だった。しかし5月に入り、県内のコロナ感染者
数が1日当たり500人を超える日が増えたため、庁内で営業でき
るかどうかの議論を始めた。
「関係者によると」
関係者によると、判断の先延ばしを求める意見も出たが、監視員の
判断の先延ばし、戻る1
確保や更衣所の設置などを海開きに間に合わせるには、早めに判断
するのが望ましいとの認識で一致。町内の1日当たりの感染者数が
2桁の日が続いたことから、最終的に今夏の営業断念を決めた。
町の担当者は「不特定多数が利用する更衣所やトイレなどについて
は、感染対策が難しい」と話した。
海水浴場は開設しないが、海への立ち入りそのものを禁止すること
はできず、自己責任での遊泳は可能という。町はパトロールや看板
による注意喚起などで事故防止に取り組む。
(県内海水浴場多くが開設へ)
内灘海水浴場以外の県内の主な海水浴場は今夏、国が屋外でのマス
ク着用を緩和する方針を示したことを受け、感染症対策を徹底し、
おおむね開設される方向だ。
「羽咋市の千里浜」
羽咋市の千里浜海水浴場の海開きは、3年ぶりに7月中旬に行われ
海水浴場の、戻る2
る見通し。千里浜浜茶屋組合の山田俊一組合長は「客足が戻るか分
からないが楽しみ」と語る。宝達志水町の今浜海水浴場も7月中旬
の予定で、今浜浜茶屋組合の定免武治組合長は「大勢の人が来てく
れればうれしい」と期待する。
加賀市橋立、黒崎、片野の3海水浴場は7月以降、いずれも営業予
定で、橋立海水浴場の海の家「コスタ」の担当者は「コロナ下で自
粛続きの中、屋外レジャーの海水浴で息抜きをしてほしい」と話し
た。
輪島市の袖ヶ浜海水浴場はコロナ下の昨年、一昨年も開設され、
今夏も7月16日に海開きを行う。
「白山市の徳光海水浴場」
白山市の徳光海水浴場と小舞子海水浴場は現時点で7月16日~
小舞子海水浴場、戻る3
8月14日に開設される予定だが、市の担当者は「最終的には県
の方針を見極めて判断する。感染症対策を昨年よりも厳しくする
必要はないのではないか」と語った。内灘海水浴場3年連続断念、
制限緩和の方向なのに、町「リスク見過ごせず」。確かに3年連
続断念はきついが町民の感染者数が2桁なら仕方がないと思いま
す。少し前に県も500人の感染者数がいました。なかなか厄介
な病気です。直っても長い間、後遺症に苦しむ人もいるようです。
感染しないように気をつけましょう。
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