(日本ドイツ破る、8強へ逆転大金星、浅野決勝弾、ドーハの歓喜、
堂安同点ゴール)
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会第4日は23日、
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ドーハのハリファ国際競技場などで1次リーグが行われ、E組の初
戦で世界ランキング24位の日本が、同11位で優勝4度の強豪ド
第4日は23日
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イツを2-1で破る金星を挙げた。GK権田修一(清水)の反則か
らのPKで先制を許し、前半を0-1で折り返したが、後半に堂安
律(フライブルク)、浅野拓磨(ボーフム)のゴールで逆転。大舞
台で番狂わせを演じる最高のスタートを切った。
(浅野決勝弾)
ドイツからは初勝利で、通算成績は1勝1分け1敗。W杯での日本
の逆転勝利は初で、優勝経験国との3度目の対戦で初めて勝った。
日本が過去に出場した6大会で、初戦で勝ち点を獲得した2002
年日韓大会、10年南アフリカ大会、18年ロシア大会はいずれも
16強入りした。
森保一監督が率いる日本は7大会連続7度目の出場1993年に日
本がW杯初出場を逃した「ドーハの悲劇」の舞台で、過去最高を上
回るベスト8以上を目指す。
「日本は27日午後1時」
日本は27日午後1時(日本時間27日午後7時)からコスタリカ、
(日本時間27日午後7時)からコスタリカ、戻る1
12月1日午後10時(同2日午前4時)からスペインと対戦する。
1次リーグは4チームずつが総当たりで争い、各組上位2チームが
決勝トーナメントに進む。
(堂安同点ゴール)
W杯優勝経験のあるドイツに、日本がどこまで通用するのか。「一
発勝負は何があるか分からない。やれる自信はみんな持ってる」と
臨んだのは板倉。西ドイツ時代を含め優勝4度を誇る相手に真っ向
から挑み、歴史的な逆転勝利を収めた。
シュートの雨を浴びる苦しい前半だった。幅広く立ち位置を取るド
イツの組み立ては巧みで、日本が意図したプレスはかわされた。じ
わじわと押し込まれ、前半30分すぎにGK権田が耐え切れずにP
Kを与え、重い先制点を許した。
ドイツは王者として臨んだ前回大会、初戦でつまずき1次リーグ敗
退を喫しただけに序盤から全開。攻め手を緩めない相手に対し、森
保監督が動く。後半から冨安を入れて3バックに切り替え、三苫、
浅野、堂安と次々と交代カードを切ると、流れが日本に傾いた。
「久保はできるだけ長い時間を」
久保は「できるだけ長い時間を0-0で」と言ったが、1失点で
0-0と言ったが、1失点で、戻る2
粘り強く耐えたことが終盤に実る。後半30分、左クロスのこぼ
れ球を途中出場の堂安が押し込んで同点。同38分に板倉の縦パ
スから浅野が右足を振り抜く。番狂わせを呼び込んだゴールに、
4万人以上の観衆がどよめいた。
戦後、日本はドイツを手本に発展してきた。選手、指導者の育
成など全ての土台に教えが根付いている。この地で29年前に
「ドーハの悲劇」を経験してから、7大会連続でW杯に出るま
での成長を遂げた。
「アルゼンチンを撃破した」
アルゼンチンを撃破したサウジアラビアに続き、アジア勢によ
サウジアラビアに続き、戻る3
る2日連続の大金星。
「ドイツに学びながら日本らしく日本の良さを持って、世界に
追いつけ追い越せと戦っている」。森保監督の言葉を選手が体
現し、大舞台で世界を驚かせた。日本ドイツ破る、8強へ逆転
大金星、浅野決勝弾、ドーハの歓喜、堂安同点ゴール。確かに
前半はドイツのうまさに日本はボールが取れない。しかしPK
で1点を取られてからの粘り強さは、素晴らしかった。特に後
半は選手を交代させて3バックにしてから流れが少しずつ日本
にきたように思います。それでも堂安の同点ゴールの1-1で
引き分けると思っていました。ところが板倉の縦パス1本で浅
野が難しいシュートを決めて、遂に逆転勝ちしました。本当に
素晴らしい試合で日本の粘り強さを世界にアピールできたと信
じています。逆転勝ちまでは考えていませんでした。奇跡的な
瞬間でした。
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