知床観光船遭難、社長「私が出航決めた」判断ミス謝罪、土下座、無線アンテナ破損も把握

(知床観光船遭難、社長「私が出航決めた」判断ミス謝罪、土下座、

無線アンテナ破損も把握)

北海道・知床半島

北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船KAZU1(カ



内部リンク

ズワン)19トンが11人が死亡、15人が行方不明になった事故

知床遊覧船

で、運行会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長(58)が
桂田精一社長

27日、同町のホテルで記者会見し、荒天となることが見込まれる

外部リンク

中、海が荒れれば船長の判断で引き返すとの条件付きで出航を「私

 

が決めた」と明らかにした。経緯を説明した上で「今となれば、判

断は間違っていた」と謝罪した。

 

23日の発生から5日目で、初めて公式の場で取材に応じた。冒頭

で「この度はお騒がせして大変申し訳ございませんでした」などと

述べ、約2時間半に及ぶ会見で計3回土下座した。

 

桂田氏は会社の無線アンテナが破損していたことも公表した。23

日に報告を受けたが、携帯電話や他の運行会社の無線とやりとりが

可能だったため、出航は取りやめなかったとした。

 

桂田氏は、23日午前8時ごろに豊田徳幸船長(54)と打ち合わ

せし「午後の天気が荒れる可能性があるが、午前10時の出航は可

能」との報告を受けたと説明。波浪注意報が出ているのを把握し、

自ら海を見て平穏な波だと判断したと明らかにした。

 

カズワンは昨年5月と6月に2度事故を起こし、その後修理にだし

たが、今年4月21日の海上保安庁の安全点検で船体に亀裂は指摘

されなかったと主張した。

 

一方、海保関係者は、事故2日前の21日午後、定期的な安全点検

で、衛星利用測位システム(GPS)を利用して船の位置情報や水深を

モニターに表示する「GPSプロッター」と呼ばれる機器がカズワン

から取り外されていたと明らかにした。船長は「整備のため取り外

している」と説明。搭載に法的義務はないが、海保は安全のため運

航開始までに搭載するするよう求めたという。桂田氏は会見でこの

点について、事故当日は搭載されていたと説明した。

「会見に先立ち」

会見に先立ち、桂田氏は同じホテルで乗客の家族ら約60人に対し
桂田氏は、戻る1

、出航した判断や安全対策などを非公開で説明した。町へ駆け付け

た一部の家族にこれまで2度謝罪したが、詳細な説明を求める声が

出ていた。

 

 

 

北海道・知床半島沖で行方不明となった観光船「KAZU1(カズワン)

を運航していた「知床遊覧船」の利益優先体質が悲劇を招く一因とな

ったとの見方が浮上している。同社の桂田精一社長は27日の会見で

「収益は常に考えているが無理に出航させたことはない」と否定。

「船長から出航可能と報告があった。引き返すのは船長の判断だ」と

責任を転嫁するような姿勢も見られた。

 

(削減)

事故のあった23日は、午後から荒れる予報で、多くの漁師は船をだ

さなかった。周囲は天候悪化の懸念をカズワンの豊田徳幸船長(54)

に伝えており、漁師の一人は「カズワンが走れる状況ではなかった」

と振り返る。

 

同社は6年前に経営権が桂田社長に移って以降、経験豊富な船長や従

業員を次々解雇。7人いた従業員が最近は数人にまで減っていたと証

言する人もいる。負担が集中し「かなり参っていた」(地元観光業者)

という豊田船長と、曽山聖甲板員(27)を助けるため、周囲がボラ

ンティアで手伝うほどだった。

 

桂田社長は知床で複数のホテルや旅館を経営し、除雪などを従業員に

手伝わせていたといい「みんな嫌気が差していた」(元従業員)とい

う。

 

同業他社の男性船長(63)は「ベテランを切り、賃金が安い新人を

入れることでコストを削減していた。『ベテランは残すべきだ』との

意見も聞き入れなかった」と打ち明ける。曽山甲板員は事故のあった

23日が初めての客を乗せる船上勤務だった。

 

(素人)

同社は他社に先駆けツアーを開始しており、大型連休前に集客を狙っ

た可能性がある。ただこの時期は風や波が強く、出港判断や操船には

豊富な経験が求められる。

「豊田船長は水陸両用」

豊田船長は水陸両用車の運転手だったという。知人の男性漁師は「湖
運転手、戻る2

のようなところで働いていたと聞いたが、ここでは素人みたいなものだ」

と指摘。豊田船長は昨年6月に座礁事故を起こし、書類送検されていた。

 

「午後からしけるぞ」「気を付けろ」。事故当日、周囲から忠告を受け

ていた豊田船長。同社の元甲板員の男性(61)は「社長は海や船のこ

とが分からない。悪天候でも売り上げのために『船を出せ』と指示し

『他の船が出ているのに、なぜうちは出さない』とこぼしていた』と証

言する。豊田船長は「行けと言われるから行くんだ』と漏らすこともあ

ったという。

 

この点について桂田社長は「記憶にない」と会見で答えた。

 

(不備)

乗客乗員26人のうち、15人は行方不明のまま。他の観光船や漁船

も協力して捜索に当たっているが、悪天候に阻まれている。漂流して

いる場合、海流で移動するため、日を追って捜索範囲を広げなければ

ならず発見は難しくなる。

 

刑事責任を問うための捜査も今後本格化するが、最大の物証であるカ

ズワンの所在は分かっていない。海保関係者は「遭難の原因に加え、

会社の安全管理も焦点になる』と語る。

 

同社事務所の無線用アンテナは壊れ、衛星携帯電話も故障し、修理中

だったため緊急連絡体制にも不備があった。

「徐々に明らかに」

徐々に明らかになるずさんな管理と安全軽視の実態。観光船関係者は
ずさんな、戻る3

吐き捨てるように言った。「今回の事故は利益ばかり追求した結果だ」

知床観光船遭難、社長「私が出航決めた」判断ミス謝罪、土下座、無

線アンテナ破損も把握。今回の知床遊覧船のカズワンの事故は起こる

べくして起こったような気がして、なりません。社長の利益優先の考

え方が安全管理がずさんになり、ベテランを解雇し人手不足のままで

運航した責任は重いと思います。多くの命を奪いカズワンは海底に沈

没した。船内には人がいると思われますが、カズワンの引き上げ作業

は困難だと思いますがやらなければなりません。引き上げないと事故

は解決できません。亡くなられた方と原因究明のために。亡くなられ

た方は本当におきのどくです。2度とこの様な事故は起こしてはなり

ません。

 

 

 

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