(立民新代表に泉氏、共産との共闘、修正方針決戦投票で逢坂氏破
るこれからが勝負)
立憲民主党は30日、東京都内で開いた臨時党大会で代表選を実施
し、泉健太政調会長(47)を新代表に選出した。泉氏は1回目の
投票で1位になったものの過半数に達せず、決戦投票の末、逢坂誠
東京都内で
二元首相補佐官(62)を破った。任期は2024年9月末まで。
臨時党大会で
泉氏は「国民の目線で国民中心の政治をしていく」と述べ、党再生
への決意を表明。来年夏の参院選に向け、共産党との野党共闘の在
り方を修正する方針を示した。
外部リンク
決戦投票は国会議員140人(各2ポイント)、参院選候補者6人
(各1ポイント)47都道府県代議員(各1ポイント)が投票した結
内部リンク
果、泉氏205ポイント、逢坂氏128ポイントだった。
「泉氏は直ちに」
泉氏は直ちに幹事長など党役員人事の検討に着手し、新執行部を発
幹事長、戻る1
足させる。挙党態勢を構築し、岸田政権が12月6日に招集する臨
時国会や、来年の通常国会で反転攻勢を目指す意向だ。
就任記者会見に臨んだ泉氏は「限定的な閣外からの協力」をすると
した共産党との政権構想に関し「単に継続ではなく、しっかり総括
しなければならない」と強調した。一方、国民民主党については
「近い政治で、兄弟のように思われている」と述べ、関係改善に意
欲を示した。日本維新の会に関して「現時点では遠めにいる」と表
現した。党人事を巡り、代表選で戦った逢坂氏、小川淳也元総務政
務官(50)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)を執行役員に
起用する方向で調整するほか、執行役員の半数を女性にする構想を
明らかにした。
「枝野幸男前代表」
枝野幸男前代表ら前執行部について「自民党ばかりを見て国民への
前執行部、戻る2
説明や発信が弱くなっていたのではないか」と分析した。
(近藤氏「世代交代進んだ」 県連から手腕に期待の声
立憲民主党の新代表に泉健太氏が選出されたことについて、県連代
表の近藤和也衆院議員は「世代交代が進んできた。同世代として私
も頑張りたい」と語り、4候補の中で最も若い泉氏の手腕に期待を
込めた。
代表選で小川淳也元総務政務官の推薦人となった近藤氏は1回目の
投票で小川氏に、決戦投票で泉氏に票を投じた。泉氏を「バランス
感覚に優れ、政策に継続性がある」と評価した近藤氏は「党内での
結束力や今後の伸びしろに期待したい」と語った。
来年夏の参院選に向けては「東京の雰囲気でどうこうというより、
地に足を着けて取り組まないといけない」と述べ、候補者選考を着
実に進める考えを示した。
決戦投票で
決戦投票で県代表として投票に加わり、泉氏を支持した県幹事長の
県代表と、戻る3
一川政之県議は「偏った印象を払拭するため、党が幅広い意見を備
えていることを広めてほしい」と求めた。
「代わり映えしない」
一方、福村章自民党県連会長代行は「健全野党として頑張ってほし
い」とする一方、「誰になってもそう代わり映えしないのではない
か」と冷ややかに語った。立民新代表に泉氏、共産との共闘、修正
方針決戦投票で逢坂氏破るこれからが勝負。
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