線路の先自転車で駆ける、石川線鶴来駅(白山市)、ジオパークの名所巡り。

サイクリングのシーズンになると、北陸鉄道石川線の電車内で自転

サイクリングのシーズンに

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車をよく目にする。愛好者が持ち込むもので、鶴来駅で降りると、

「なると、北陸鉄道」

自転車にまたがりさっそうと駆けていく姿も。鶴来駅は白山麓のサ

「石川線の電車内で」

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イクリングの拠点でもある。

 

 

「自転車を楽しむ人は皆さん元気で、駅に活気が出ますよ」。北鉄

の担当者はこう話し、近年のサイクル熱の高まりを感じている。

 

北鉄が冬期を除いて実施しているこの「サイクルトレイン」はもと

もと、通勤通学客のため24年前に始まった。駅から自宅や職場が

遠い生徒や一般客が駅を降りた後、持参した自転車に乗ることで通

勤通学時間の短縮を図ってもらう狙いだ。

(電車に「愛車」積み)

それが次第に、白山麓でサイクリングを楽しむ人たちが「愛車」を

電車に積み込むようになり、観光への活用に目が向けられた。

「鶴来街道を挟んで鶴来駅の」

鶴来街道を挟んで鶴来駅の目の前にある白山市観光連盟は2015
目の前にある白山市観光連盟は、戻る1

年度から、自転車の貸し出し事業を始めた。当初は10台だったが、

好評を受けて徐々に増やし、現在は電動自転車やスポーツ用クロス

バイクを含む26台をそろえる。初年度に523台だった利用台数

は22年度、2520台に拡大した。

 

サイクル人口急増の背景には、鶴来駅の周辺に白山手取川ジオパー

クのスポットが点在していることがある。

 

鶴来駅に近い旧加賀一の宮駅から道の駅瀬女まで、手取川沿いに延

びる19・6キロの「手取キャニオンロード」には手取峡谷や綿ケ

滝など見どころが多い。この自転車道は、かつて石川線とつながっ

ていた金名線の廃線跡に造られたものだ。

 

「自然や街並みだけでなく、住民との交流が楽しかった」「駅の近

くに見どころがまとまっていて回りやすい」。鶴来駅からジオスポ

ット巡りを満喫した愛好者から喜ぶ声が聞かれる。

「昨年5月、手取川ジオが」

昨年5月、手取川ジオが国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界
「国連教育科学文化機関(ユネスコ)の、戻る2

ジオパークに認定され、サイクル観光の機運はさらに高まっている。

市観光連盟は、利用が増えているインバウンドの誘客にも力を入れ

る。

(駅にレンタサイクル店)

今年4月、鶴来駅内に新たにレンタサイクル店が開業する。北鉄が、

使われなくなったバス営業所をイベント企画事業のKuroco・(クロ

コ、白山市)に提供し、同社が電動アシスト付きを含む16台の自

転車を用意する。

 

「最初は自転車に全く興味がなかった」と言うクロコの高田竜也社

長(54)は、19年に愛好者でつくる白山ジオライド推進協議会

に入り、実際に乗ってみると印象ががらりと変わった。

 

今は「風を感じて白山麓の美しい風景を堪能できるのは最高」と魅

力にはまっている。新店ではガイド付きのコースとして、手取峡谷

の橋や白山信仰の寺社を巡る4案を検討し、「電動アシストに乗れ

ば初心者でも楽しめる。電車と自転車で鶴来の旅情を楽しんでほし

い」と期待する。

「3月にサイクルトレインが始まり」

3月にサイクルトレインが始まり、白山麓に春が訪れると、豊かな
白山麓に春が訪れると、戻る3

自然の中で愛好者が銀輪を連ねるのだろう。石川線の終点・鶴来駅

の先には、自転車を生かした楽しみが広がっている。線路の先自転

車で駆ける、石川線鶴来駅(白山市)、ジオパークの名所巡り。こ

こを自転車で自然を感じながら走れば気持ちいいのは最高だろう。

最近は電動アシスト自転車が増えているように思います。初心者で

も楽に回れると思います。自転車を多いに楽しみましょう。

 

 

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