（村上５６号、王抜き日本選手最多、三冠王も最年少２２歳、やっ
と出た）
プロ野球ヤクルトの村上宗隆内野手（２２）が３日、東京都新宿区
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の神宮球場で行われたレギュラーシーズンの今期最終戦で５６号本
塁打を放ち、１９６４年の王貞治（巨人）の５５本を抜いて日本選
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手のシーズン最多記録を更新した。本塁打王に加えて打率３割１分
８厘で首位打者、１３４打点で打点王と打撃主要３部門のタイトル
を独占する三冠王にも輝いた。
が３日、東京都新宿区
本塁打は王の記録に並んだ９月１３日以来で、２０１３年にバレン
ティン（ヤクルト）がつくった６０本の最多記録に次いで歴代単独
２位となった。三冠王は０４年の松中信彦（ダイエー＝現ソフトバ
ンク）以来１８年ぶり８人目（通算１２度目）で令和初。セ・リー
グでは１９８６年のバース（阪神）以来。２２歳での達成は８２年
の落合博満（ロッテ）の２８歳を上回る最年少記録。
セは３日で全日程が終了。村上は本塁打、打点で後続に大差をつけ、
打率は最終盤にもつれた中日の大島洋平外野手との争いを４厘差で
制した。本塁打王は２年連続２度目で、打点王と首位打者は初めて。
「２００１年のにローズ（近鉄）」
年間本塁打は王が５８年前、当時のプロ野球記録として５５号に到
達。２００１年にローズ（近鉄）、０２年にカブレラ（西武）が並
０２年にカブレラ（西武）が、戻る１
んだが、１３年のバレンティンまで誰も超えることができなかった。
（やっと出た）
村上宗隆内野手 （三冠王は）まだ実感は湧かない。達成できた
のはすごくうれしく思う。 （５６号は）手応えはばっちり。やっ
と出たなとほっとした。偉大な方の記録を破ることができて、本当
にすごくうれしい。
（よりたくさん打って）
ソフトバンク・王貞治球団会長 常にチャレンジして、今のような
成績になっても全然、慢心してというところも見えない。応用力も
どんどん身に付いてきている。村上君にはこれからもより大きなホ
ームランを、よりたくさん打つということにチャレンジしてほしい。
「村上は無安打無得点試合」
（力と技高次元で融合）
村上は無安打無得点試合が続出した「投高打低」のシーズンで一人
続出した「投高打低」の、戻る２
だけ規格外の成績を残した。特に本塁打と打点は他の強打者に圧倒
的な差をつけ、村上様と称賛された。パワーと柔軟性を併せ持つ打
撃フォームが偉業を生んだ。
野球選手の動作解析の専門家で技術論に精通する筑波大体育系の川
村卓准教授は「剛と柔を兼ね備えている。打ち方の幅が広い」とう
なる。抜群のスイングスピードにより力でスタンドに運ぶことがあ
れば、うまくバットに球を乗せて放り込むこともある。この対応力
を生んでいるのが、重心を落とし、スタンスを大きく広げた打撃フ
ォームだ。
打ちに行く際の体重移動を抑え、目線のぶれが少ない。川村准教授
によると、普通の選手は２０センチほどは頭が前方に流れるという
が、村上は１０～１５センチしか動かない。球速のアップに多彩な
変化球と投手の技術が進歩している中でも、しっかりと球を見極め
て仕留められている要因の一つだという。
「ただ、この打撃フォームは」
ただ、この打撃フォームは、腰が回りにくいという難点があるため、
腰が回りにくいという、戻る３
太ももや内転筋など強靭な下半身の筋力に加え、股関節などの柔ら
かさが必要となる。
村上は先輩の青木宣親外野手から柔軟性の必要性を説かれ、ヨガを
取り入れた可動域を広げるストレッチを熱心に続けた。
「元は柔らかくない」という体は、試合前の準備運動で１８０度開
脚やブリッジでファンから驚きの声が上がるほどになった。柔軟な
体と技術、持って生まれたパワーがプロ５年目に高次元で融合し、
偉業を達成した。村上５６号、王抜き日本選手最多、三冠王も最
年少２２歳、やっと出た。村上のパワーは確かに凄いものがある。
ただ、パワーがあれば本塁打が打てるというものでもない。相手
の投手がいるのでボールの質が一人ずつ全部違っている。それら
に全部対応しなければならない。前述したように村上は努力の人
である。努力は人を裏切らない。彼は納得できるまで練習する人
でもある。練習で出来ないことは試合でも出来ない。村上はそれ
をよく理解しているのでしょうね。だから懸命に練習をするので
しょうね。
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