(パラリンピックで優勝した国枝が全米オープンの車椅子テニスで
も優勝して金メダル獲得)
パラリンピックで優勝した国枝が全米オープンの車椅子テニスでも
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車椅子の部の男子シングルス決勝は東京パラリンピック金メダルで
男子シングルス
第1シードの国枝慎吾(37-ユニクロ)が第2シードのヒューエ
ット(23ー英国)を6ー1、6ー4で下し、2年連続8度目の優
パラリンピック
勝を果たした。
車椅子の部
客席に向け、何度も両手を広げた。4日に東京パラリンピックで金
メダルを獲得して「一生分」の涙を流した約1週間後でした。ニュ
ーヨークで手にした8度目優勝に、国枝は「信じられない大会が2
つ続いた。パラの勢いに乗って戦えた」と笑顔をはじけさせた。
「コートに入る」
「コートに入る30分前までは目をつぶれば寝てしまうくらい回復
30分前、戻る1
できていなかった」と疲労はピークに達していたが、金メダリスト
の意地が体を突き動かした。「コートに立った瞬間、あと1試合戦
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えると思った」。3連敗中だったヒューエットに対し、試合開始か
ら1ポイントも失わずに3ゲームを連取しました。第1セットを奪
うと、第2セットも勝負どころで踏ん張り、連覇を成し遂げた。
「主戦場とする」
主戦場とする4大大会は今年、ここまで未勝利だった。「1年に4
ここまで、戻る2
回あるタイトルを獲るためにテニスをしている。パラリンピックが
終わればその日常が続くし、そこはぶれない」とプロアスリートの
自負で、今年最後の栄冠をもぎとった。
完全燃焼し、夢のような夏が終わった。「2週間くらいは何もした
くない。日本に帰って、この幸せを味わいたい」。国枝にやっと、
金メダルと4大大会制覇の余韻に浸る時間が訪れる。
「北京大会で」
国枝は5年前の北京大会で非常に悔しい、思いをしていました。
5年前の、戻る3
それから5年間、血のにじむような練習と努力をしたのです。スト
ロークの改造はグリップも変更することから、始めました。今まで
よりも厚めのグリップにしたのです。強いボールが打てるし、逆に
守備の時は手への衝撃が小さくなるはずです。色んな事を細かく分
析して自分で試してみていいものを採用するのでした。体も頭も使
うのでした。こだわったのはバックハンドのストロークは、思い切
って振り抜けるようにすることでした。それが完成してパラリンピ
ックと全米オープンの優勝に大きく貢献したはずです。我々が見て
も打球は鋭くて切れが良くなりました。でもここまでたどり着くに
は5年間の月日と国枝自身の決意と、練習と努力に明け暮れた貴重
な時間があったはずです。37歳になって王者に返り咲くというこ
とは並みの人間には出来ることではありません。国枝氏の強い決意
とバックハンドのストロークへのこだわりが、あったからこそ完成
した貴重な体験なのでしょうね。素晴らしい練習と努力でした。
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