（１０月３１日の衆院選敗北で枝野幸男立憲民主党代表が引責辞任
表明をした）
（福山幹事長も辞意）
立憲民主党の枝野幸男代表は２日の執行役員会で、敗北した衆院選
内部リンク
の責任を取り、辞任する意向を表明した。大変残念な結果となった
。ひとえに私の力不足で、心からおわび申しあげる。と陳謝した。
枝野幸男代表は
１０日にも招集される特別国会の閉会日に辞任する意向。党員らも
執行役員会で
投票に参加する代表選を１２月までに実施し、執行部を刷新する。
小川純也元政務官が立候補に意欲を示している。
外部リンク
岸田政権と争った衆院選の投開票日直後に野党第１党の代表辞任が
固まった。野党側は早急に態勢の立て直しを迫られる。共産党との
野党共闘の在り方が焦点となる。
枝野氏は執行役員会で、新しい代表の下、参院選、次の政権選択選
挙に向かっていかなければならない。と述べた。福山哲郎幹事長は
、新代表が決まった時点で私も辞任する。と記者団に語った。枝野
氏が打ち出した共産などとの共闘路線について、どうするかは新執
行部の判断だ。と説明し、新代表の方針によっては見直しの可能性
があるとの認識を示した。
「党の規定では」
党の規定では、任期途中で代表が辞任した場合、辞任の日から６０
任期途中、戻る１
日以内に代表選を実施する。福山氏はTBSラジオ番組で、こうした
規定に触れ、１２月までに代表を決めて来年の通常国会から新体制
でスタートしたい。と話した。
衆院選で敗北立憲民主党の枝野幸男代表が辞任表明に追い込まれた
。限界や課題が露呈した共産党などとの共闘を巡り党内で不満が高
まる中、孤立した決断。来年夏の参院選で、選挙の顔、として党の
先頭に立てるのかという疑問の声に抗しきれなかった。一気に混迷
を深めた野党第１党。次のリーダーの下で早期再建を目指すが、難
路が待ち受ける。
（枝野氏が立民代表辞意）
共産との連携に批判
１人で考えて１人で決断した。２日午後の立民執行委員会。枝野氏
はトップの座を退く理由を淡々と語った。いい戦いだったとの思い
もあるが、政治と選挙は結果だ。とも強調した。
関係者によると、枝野氏の脳裏に辞任の文字がよぎり始めたのは、
１０月２８日ごろ。伸びていない。街頭演説での手応えを踏まえた
判断だった。
「投開票日の」
投開票日の１０月３１日。衆院の勢力図は枝野氏が懸念した通りと
１０月、戻る２
なった。党内の反対意見を押し切って進めた野党候補一本化の効果
はいまひとつなのは明白だった。
反発は枝野氏の耳にいや応なく届く。共産との連携は支援組織であ
る連合の批判を招き、逆に票を減らし、勝てる選挙区を落とした。
との非難が止まらない。共産も議席減だったとして、野党共闘でな
く、野党共倒だ。との皮肉も出た。
福山哲郎幹事長は、私が身を引く。と枝野氏に伝達。体制存続へ防
波堤となるというわけだ。枝野氏は、気持ちは受け止めるが、様子
を見よう。と口にしただけ。包囲網が狭まる中、議員会館の自室に
こもった。福山氏との協議などを経て最終決断を下したのは、執行
役員会が開かれた２日の午前とみられる。
「だが出席者は」
だが出席者は枝野氏辞任でおさまらなかった。ある幹部は、何が敗
枝野氏、戻る３
因か分析すべきだ。と怒気を込め迫った。別のメンバーは枝野氏は
、そうだよね。と応じたのみ。力ない言葉に味方する議員が少なく
なったんだなと思った。と振り返った。衆院選の敗北で枝野幸雄立
憲民主党代表は引責辞任表明をした。
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