(山田氏出馬会見、知事選自民党県連に推薦願提出一本化調整が難
航、山田氏、翻意せず)
任期満了に伴う来年春の石川県知事選に立候補の意向を示している自
民党の山田修路参院議員(67)県選挙区、2期が3日、自民党県連
に推薦願を提出することが分かった。同日夕には金沢市内のホテルで
石川県知事選
会見を開き、正式に出馬を表明する。知事選には既に自民党の馳浩元
立候補の意向
文部科学相(60)が立候補を決めており、保守分裂選挙の可能性が
高まっている。
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知事選を巡っては、馳氏が7月に出馬の意向を明らかにし、現職谷本
正憲知事(76)7期は先月17日に今任期限りでの退任を正式表明
した。自民党県連には馳氏も推薦願を提出しており、県連は山田氏ら
の動向を見極めた上で対応を協議する方針を決めている。
外部リンク
山田氏は谷本知事の引退後、能登の市町議や県内の1次産業関係者な
どから知事選への出馬要請を受け、先月26日に北國新聞社の取材に
対し「石川県の責任者として、県の発展のために仕事をしたい」と立
候補の意向を明らかにした。一方、自民党幹部や同党の県関係国会議
員からは馳氏との分裂選挙を回避するため、参院議員にとどまるよう
求める意見が相次いでいた。
「山田氏は2日」
山田氏は2日、北國新聞社の取材に対し(出馬の)決意は変わらない」
北國新聞社、戻る1
と述べた。会見では、出馬を決断した理由や国会議員の辞職時期、知
事として進めたい施策などを説明するとみられる。
来春の知事選には山野之義金沢市長(59)3期も出馬の意欲を示し
ている。
馳浩元文部科学相が出馬表明し、山田修路参院議員も立候補の意向
を固めた来春の知事選を巡り、自民の一本化調整が難航している。
県関係国会議員6氏が2日、都内で開いた会合では山田氏に翻意を
促す声が相次いだものの、議論は平行線に終わった。岡田直樹党県
連会長は馳氏を交えて再協議し、分裂選を回避したいと強調したが
、党関係者には「調整は容易ではない」との見方が広がる。
「都内のホテル」
(知事選 2022)
都内のホテルで開かれた会合は非公開で、約1時間にわたって意見
会合は、戻る2
交換した。出席者によると、山田氏は県内に知事選出馬への期待の
声があるとし、「(立候補する)気持ちは変わっていない」と訴え
た。
同じ自民党の清和政策研究会(現安部派)に所属した馳、山田両氏
が争う展開となれば、自民党県連内には来年夏の参院選に影響が出
るとの懸念がある。会合では安部派の佐々木紀衆院議員、岡田参院
国対委員長を中心に「県を二分する選挙は避けるべきだ」「官僚出
身の知見、経験を国政で生かしてほしい」と翻意をもとめたが、山
田氏は応じなかったという。
終了後、報道陣の取材に岡田氏は「粘り強く話し合い、分裂回避へ
ぎりぎりの努力をしたい」と説明。山田氏が辞職すれば参院補選に
なることから「自民党公認で議席を得ている以上、辞めることは簡
単ではない。党内の理解と納得が得られるかが重要だ」と、強くく
ぎを刺した。
「各氏は来週」
各氏は来週、馳氏を加えて再度協議し、意向を確認した上で調整す
馳氏を、戻る3
る方針で一致した。山田氏は取材に「自ら降りるつもりはないが、
候補の一本化には努力したい」と述べ、一方の馳氏も「声掛けがあ
れば加わりたい」と話す。ただ、国会議員の一人は「石川県のため
に分裂を回避したいが、難しい状況になってきたかもしれない」と
漏らした。山田氏出馬会見、知事選自民党県連に推薦願提出一本化
調整が難航、山田氏、翻意せず。
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