(団体・2年連続金沢学院大附2位、鳥取城北3連覇、篠侑(金沢
学院大附3年)個人V)
第106回高校相撲金沢大会は22日、金沢市の石川県卯辰山相撲
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場で全国の62校が出場して行われ、団体で地元石川の金沢学院大
附が2年連続の準優勝となった。優勝は鳥取城北で大会3連覇を果
優勝は鳥取城北で
たした。個人は金沢学院大附の篠侑磨(3年)が制した。石川勢の
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個人制覇は第99回大会の城山聖羅(金市工)以来7年ぶりで、北
信越最優秀校賞は金沢学院大附、北信越最優秀選手賞は篠侑が選ば
れた。
(「勝っておごらず」信念貫く)
渾身の押し出しが決まると、新緑揺れる卯辰を歓喜が包んだ。22
日、1915(大正4)年から106回を数える高校相撲金沢大会
で、金沢学院大附高の篠侑磨選手(3年)が個人戦を制した。準優
勝した団体戦を含め、自身は無双の13戦全勝。3年ぶりに戻った
有観客のにぎわいを背に「稽古の成果を出せた。大勢の前で優勝で
きてうれしいです」と静かに喜びをかみしめた。
「勝っておごらず」
(金沢学院大附3人目V・初の全国タイトル「うれしい」)
勝っておごらず。その信念を貫き、全国大会の初タイトルを手にし
その信念を、戻る1
た。迎えた決勝。大きく息を吐いて土俵に上がると、いつも通り深
々と礼をした。「優勝を意識せず、自分の相撲を取るだけ」。立ち
合い鋭く、ついても離れても冷静に動きを見て、相手が態勢を崩し
た隙を逃さず一気の押しで勝利。篠選手は大きな拍手を浴びてもガ
ッツポーズはせず、土俵を降りて一礼した。
金沢学院大附高としては、2008年の遠藤聖大選手(幕内・遠藤)
、13年の黒川宏次朗選手に続く個人王者となった。
篠選手は新潟市出身で、元々は剣道少年だった。相撲は小学3年か
ら始め、しばらくは「二刀流」だったが、「相撲の方が面白い。も
っと強くなりたい」と思い、石川県に「相撲留学」した地元の先輩
の影響もあって、強豪・金沢市犀生中に進んだ。
「故郷を離れた時」
故郷を離れた時から憧れていた金沢学院大附高に入学し、「練習の
憧れていた、戻る2
虫」と呼ばれる真面目さで強くなった。根っからの相撲好き。新潟
のちゃんこ店でもらった元横綱稀勢の里(二所ノ関親方)の使用済
みテーピングをお守りとして肌身離さない。17年に元横綱白鵬
(間垣親方)を破って初優勝した際に巻いていたものらしく、この
日もまわしに潜ませ、土俵に上がった。
昨年10月の第105回大会では、個人で準優勝した大森康弘選手
(金沢学院大相撲部1年)ら先輩に支えられたが、今大会は自らが
チ-ムを引っ張った。先鋒を務めた森田陽彦選手(3年)は「本当
に頼りになる」、兄の後を追って新潟から来た弟の宗磨選手(1年)
は「憧れの存在であり、超えなくてはいけない壁。多くのことを学
びたい」と頼りにしている。徳田哲雄監督は「主将の意地を見せて
くれた。日ごろから勝敗に一喜一憂しないよう教えている。立派な
態度だった」とうなずいた。
「応援に駆け付けた」
応援に駆け付けた父京之さん(49)は「中学で金沢に送り出して
父京之さん、戻る3
正解だった。素晴らしい仲間に恵まれた」と目を細める。篠選手は
「これを弾みに全国高校総体では団体、個人でも優勝したい」と力
強く語った。団体2年連続金沢学院大附2位、鳥取城北3連覇、篠
侑(金沢学院大附3年)個人V。団体戦は1勝2敗で惜しい勝負だ
った。先鋒と中堅がもっと思い切った相撲を取るべきだったと思い
ます。大将の篠侑磨選手はさすがに強いです。思い切った相撲を取
ります。13戦全勝で個人戦も優勝しました。将来が楽しみな選手
です。大学か大相撲へ進んで活躍してほしいと思います。彼ならや
れると思います。
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