く(巌門癒やしウオーク、女性2人がタッグ、スティックで負担軽く、
文化もガイド)
新型コロナウイルスの感染拡大で志賀町でも観光客の入り込みは大
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きく減った。松本清張の小説「ゼロの焦点」で景勝地の巌門やヤセ
の断崖が舞台となり、それをきっかけとした能登ブームは遠い昔。
観光客の入り込みは
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昨年町を訪れた人は54万人で、コロナ前の2019年と比べると
半減した。政府の観光促進事業「全国旅行支援」が始まり、各地で
期待が高まる中、町内でも反転攻勢へもてなしの態勢が整ってきて
いる。
(スティックで負担軽く、暮らしや文化もガイド)
観光名所として名高い富来牛下の巌門で11月から、町在住の女性
2人がタッグを組み、スティックウオーキングと観光ガイドを組み
合わせた「恋する巌門癒やしのウオーク」を試験的に始める。新た
な魅力づくりへの合言葉は「巌門にもう一度、光を」。健康増進と
巌門のにぎわい創出へ一歩を踏み出す。
「ウオークの中心となるのは」
ウオークの中心となるのは木谷由己さん(44)で、夫の茂之さん
木谷由己さん(44)で、戻る1
(54)は「能登金剛遊覧船」を経営している。由己さんは旅の駅
「巌門」で案内役を務め、茂之さんとともに20年以上、奇岩の自
然美を間近に見てきた。
「巌門には癒やしを求めて来ている人が多い。もっとできることは
ないか」と感じたという由己さん。起伏の激しい場所が多い中、高
齢者や女性からは「隅々まで歩き、もっと巌門を詳しく知りたい」
との声を聞いた。膝や腰の負担が減り、運動効果が高いとされるス
ティックウオーキングを核としたガイドを観光商品として始めるこ
とにした。
由己さんの意向に賛同し、町居の古民家で里山の魅力発信を進める
梢正美さん(52)が計画や運営に協力、スティックウオーキング
に詳しく七尾市でフィットネスクラブを経営する小梶崇さん(42)
がアドバイザー役を務める。
「爽やかな風を浴びながら」
爽やかな風を浴びながら心身をリフレッシュしてもらうとともに、
心身をリフレッシュして、戻る2
参加者には名所の見どころだけでなく、巌門でも見られる岩ノリの
採取場所「のりじま」や季節ごとの魚の話など、地元の暮らしや文
化についても紹介する。
6日の体験会には8人がスティックを持って参加し、開郁代さん(6
3)=福浦港=は「歩きやすく、もっとやってみたい」、稲岡晴美さ
ん(45)=舘開=は「全身を使うので、ほかほかする感じがして気
持ち良かった」と話した。「恋する巌門癒やしのウオーク」は11月
から試験的に始め、予約が必要となる。本格開始は来年4月から。由
己さんは「参加した人の心が少しでも軽くなって、多くの笑顔を見ら
れたらうれしい」と意欲を語った。
(コロナで観光客激減・能登ブーム当時は60万人)
能登金剛を代表する景勝地の巌門は能登半島国定公園にあり、日本海
に面した断崖と奇岩が並ぶ。鎌倉時代、源義経が兄頼朝の追っ手から
身を隠したとの言い伝えもある。浸食によって穴が空いた洞窟は幅約
6メートル、高さ約15メートル、奥行き約60メートルとされる。
敷地内に松本清張の「ゼロの焦点」の舞台になったことをきっかけに
設置された歌碑が建つ。
1975(昭和50)年には年間60万人が訪れたが、能登の観光ブ
ームが過ぎると、訪れる人の数は徐々に落ち込んだ。町によると、新
幹線が開業した2015年は約16万3千人で、コロナ前の19年は
約9万人、21年は約2万3千人にとどまった。
「巌門近くにあるレストハウス」
巌門近くにあるレストハウス「能登金剛センター」は、新型コロナの
能登金剛センターは、戻る3
影響で来店者数が激減し、21年1月に閉店。売店が土産物や特産品
を並べ、海上から旧福浦灯台などの眺望が楽しめる遊覧船が運行され
ているが、苦境が続いている。巌門癒やしウオーク、女性2人がタッ
グ、スティックで負担軽く、文化もガイド。高専時代に仲間たちと巌
門へ行って遊びました。すごい場所で驚きました。断崖やほら穴は自
然が造った芸術だと思いました。自然の力は凄いですね。下まで降り
ると遊覧船が走っていました。観光客もたくさん乗っていました。上
に戻って少し休みました。この頃は観光客も結構たくさんいましたね。
ヤセの断崖なども見てきました。
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