安原のど根性6、特色を次代に託す音頭、児童の運動会種目に、盆踊りを楽しむ住民

(安原のど根性6、特色を次代に託す音頭、児童の運動会種目に、

盆踊りを楽しむ住民)

取材で安原地区を歩き

取材で安原地区を歩き回るうち、加賀野菜、みどり団地、安原工業



内部リンク

団地と、この地区が持ついろいろな顔が見えてきた。これらの特色

回るうち、加賀野菜、

をまとめたのが「安原音頭」だ。
みどり団地、安原工業

 

「加賀の國の海沿いに安原名産 加賀野菜」の歌い出しで5番まで

外部リンク

ある。新入社員だった4年前の8月、盆踊り大会でこの音頭の踊り

 

を見た。コロナ前の盆踊りは活気があった。

 

(誕生は8年前)

実は、安原音頭が誕生したのは割と最近だ。2014年の盆踊りで

お披露目された。かつては各町に踊りがあったが、演奏者不足など

から廃れたという。安原村が金沢市に編入して60周年の節目だっ

た14年、「地区全体を代表する音頭で盆踊り大会をしたい」との

声が住民から上がり、町会連合会を中心とする有志が自分たちで一

から練った。

「歌詞は上安原町の自営業」

歌詞は上安原町の自営業横山浩仁さん(60)が担当した。作詞未
横山浩仁さん(60)が担当した、戻る1

経験ながら、近所の子どもにも意見を聞き、今の地区の様子を分か

りやすい言葉で表現した。曲はフォークグループ「でえげっさあ」

が作った。昔の音頭には振り付けが異なる「男踊り」と「女踊り」

があった。それでは「子どもたちには難しい」として地元民謡会の

女性たちが新たな振り付けを考えた。

 

児童生徒に親しんでほしいと、翌年から安原小の運動会の種目に全

校児童による音頭が加わり、住民が事前に学校に通って手ほどきし

た。さらに盆踊り大会当日は、緑中吹奏楽部が、安原小の屋外ステ

ージで音頭を生演奏している。

 

(コロナ下で中断)

しかし、この3年間、運動会で音頭は踊られていない。今年8月、

地区の盆踊り大会も直前まで準備を進めていたが、コロナの感染

状況をみて中止となった。

「今の児童は安原音頭を」

今の児童は安原音頭をどう思っているのだろう。6年生に聞くと
どう思っているのだろう、戻る2

「歌詞にいろんな加賀野菜が入っているのが好き」、「方言がい

っぱい入っていて楽しい」と矢継ぎ早にお気に入りのポイントを

教えてくれた。

 

 

 

 

 

 

英 翔和君(12)は「運動会で音頭がなくなったのは寂しい。ど

うにかして受け継ぎたい」と語り、酒井遊心君(11)は「何かの

機会にまたみんなで踊りたい」と言う。そして、みんなで振り付け

の一部を見せてくれた。

 

14年の盆踊り大会を運営した農家太平幸久さん(65)=打木町

=は「青年団をやっていた時に打木じょんがらをみんなで踊っとっ

た」と地元の盆踊りの記憶を教えてくれた。茅ぶき屋根を替える情

景を描いた歌で「茅じゃと そらもう一つ」と一節をそらんじる。

地域の盆踊りは思い出の景色とひもづいているのだろう。

 

取材後、横山さんが最初に考えた歌詞と完成形の歌詞を見比べて

気付いたことがあった。最後の5番の一節が「みんな地域で一つ

になれるよ」から「大人になっても さー 一緒に踊ろう」に変

わっていたのだ。横山さんは「大人になってもふるさとを懐かし

み、帰ってきた時に楽しく踊ってほしい、との思いを込めた」と

振り返ってくれた。

「安原小の児童からは」

安原小の児童からは「町は変わっていくかもしれないけど、10
町は変わっていくかも、戻る3

0年先まで音頭が残っていたらいい」、「いつか教える側に回り

たい」との声も聞いた。大人が安原音頭に託した思いは、子ども

たちへ確かに伝わっていた。安原のど根性6、特色を次代に託す

音頭、児童の運動会種目に、盆踊りを楽しむ住民。若い頃はよく

盆踊りを踊りました。他の町に盆踊りがあるとそこまで踊りに行

きました。とても楽しかった思い出があります。今、思うと若い

というだけで何かの価値があるような気がします。本当に懐かし

い思い出です。

 

 

 

 

 

 

 

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