岸田首相と尹大統領会談、日韓雪解け、急接近、政治決着急いだ面も

(岸田首相と尹大統領会談、日韓雪解け、急接近、政治決着急いだ

面も)

日韓首脳が会談し、

日韓首脳が会談し、冷え切った両国関係の雪解けにかじを切った。



内部リンク

横たわる元徴用工訴訟問題で解決策に合意した日韓の急接近。背景

冷え切った両国関係の

には、安全保障を脅かす世界情勢と、日韓それぞれの同盟国・米国
雪解けにかじを切った。

外部リンク

の存在がある。ただ元徴用工問題の政治決着を急いだ面は歪めず、

 

日韓双方とも歴史問題の再燃リスクをはらむ。

 

「桜が開花し本格的な春を迎えたこの日、日韓の新たな章を共に開

く機会が訪れ、大変うれしい」

 

16日夕、首相官邸。岸田文雄首相は冒頭、韓国の尹錫悦大統領に

自ら握手を求め、柔和な顔を見せた。尹氏も「韓日が新しく出発す

る」と応じ、冬を脱した「新たなスタート」をそろって強調。初め

て対面会談した昨年6月の日米韓首脳会談の硬い表情とは対照的だ。

「シナリオがあった。元徴用工問題を」

シナリオがあった。元徴用工問題を巡る日韓の外交当局間協議は、
巡る日韓の外交当局間協議は、戻る1

安保や経済の課題も同時に進展させる「パッケージ」を練る。まず

韓国政府が元徴用工問題の解決策を6日に公表し、日本が速やかに

「評価」を表明。3日後に韓国尹氏訪日を発表ー。実は6日時点で、

尹氏が日本泊まるホテルは既に確保済みだった。外交筋は「対立脱

却のため一気に局面を変える」と狙いを語る。

 

首相は2015年、外相として慰安婦合意にこぎ着け、後に事実上

ほごにされた苦い経験から「韓国をあまり信用していなかった」

(周辺)。今回はプロセスを慎重に見極めて決断した。尹氏が昨年

11月、麻生太郎自民党副総裁に伝えた「昔、銀座で食べたオムラ

イス」を、16日の夕食会2次会として用意。歓迎の意を目いっぱ

い表した。

(米も対立解消期待)

日韓を取り巻く国際環境も関係改善を促した。

 

韓国は1人当たりの国内総生産(GDP)などの経済指標が日本に

迫り、Kポップや映画など大衆文化が世界的に高い評価を受ける。

韓国側には、植民地支配の歴史を乗り越え、対等な日韓関係を築き

たいとの思いが強い。韓国政府は関係正常化について「高まった国

力に釣り合った大局的な判断だ」と胸を張る。

 

 

安保環境の急速な悪化から「米国も日韓対立の早期解消を期待して

いた」(外務省幹部)

「北朝鮮は16日朝、また大陸間」

北朝鮮は16日朝、また大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発車し
弾道ミサイル(ICBM)を発車、戻る2

た。米本土を射程に収めるとされる。繰り返される威嚇に対抗する

には、日米韓がミサイル発射情報を即座に共有し、対抗する関係構

築が欠かせない。

 

バイデン米政権は、中国を中長期的な競争相手と位置付け、同盟国

との連携強化を図る。中国が台湾に武力侵攻する可能性も取り沙汰

され、岸田政権幹部は「日韓正常化を一番喜んでいるのは米国だ」

と苦笑した。

 

元徴用工問題の不安要素が解消されたわけではない。日本企業の賠

償金を韓国の財団が肩代わりする解決策に、韓国内では「被害者と

歴史を犠牲にした」(市民団体)と批判が上がる。訴訟の一部原告

は解決策受け入れを拒否した。韓国世論調査会社によると、59%

が解決策に反対し、厳しい雰囲気をうかがわせる。

 

一方の日本側。首相や林芳正外相は6日、植民地支配への痛切な反

省と心からのおわびを明記した日韓共同宣言などを「全体として引

き継いでいる」と表明したものの「おわび」とは口にしていない。

「外交的完勝だ」と喜ぶ自民党の保守系議員の意識に、謝罪を求め

てきた元徴用工に向ける視線はない。歴史問題を巡る日韓の溝は深

い。

「尹氏は16日の共同記者会見で」

韓国財団は日本の被告企業から賠償相当額を取り立てる「求償権」

を得る。尹氏は16日の共同記者会見で「行使は想定していない」
行使は想定していない、戻る3

と説明したが、時効は10年。後の政権の判断までは保証できな

い。日本政府関係者は「合意が守られるには日韓双方が努力する

しかない」と口元を引き締めた。岸田首相と尹大統領会談、日韓

雪解け、急接近、政治決着急いだ面も。日本と韓国は仲が良さそ

うだがそんなことはない。徴用工問題はずっと前に日本が賠償金

を払って解決済の問題である。韓国はずる賢くて中々、約束を守

ろうとしない面がある。約束は守るべきである。

 

 

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