人類進化研究にノーベル賞、沖縄科技大在籍、ペーボ教授、困難なDNA解析に成功

(人類進化研究にノーベル賞、沖縄科技大在籍、ペーボ教授、困難

なDNA解析に成功)

スウェーデンの

スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2022年のノーベル



内部リンク

医学生理学賞を、DNA解析に基づく人類の進化の研究で成果を上

カロリンスカ研究所は

げたドイツ・マックスプランク進化人類学研究所のスバンテ・ペー
3日2022年のノーベル

外部リンク

ボ教授(67)に授与すると発表した。ペーボ氏はスウェーデン出

 

身で、沖縄科学技術大学院大の客員教授も務めている。

 

授賞理由は「絶滅した人類のゲノム(全遺伝情報)と進化に関する

発見」。

 

ペーボ氏は、約4万年前に絶滅したネアンデルタール人の骨片のゲ

ノム解析を行い2010年、ゲノム配列を発表。欧州やアジアに住

む現代人のゲノムの1~4%がネアンデルタール人に由来し、ネア

ンデルタール人が現生人類と交雑していた証拠を示した。

 

シベリアの洞窟から出土した骨片由来のDNAからもゲノムの解読に

成功。それまで知られていなかった絶滅した人類のものと確認し

「デニソワ人」と名付けた。世界各地の現代人と比較した結果、メ

ラネシアや東南アジアの集団でゲノムの最大6%がデニソワ人由来

だったことが分かった。

「ペーボ氏は研究の初期に」

ペーボ氏は研究の初期に、DNAを増幅させて調べるPCR法を使って
DNAを増幅させて調べる、戻る1

試料を分析。その後、大量のDNAを調べることができる「次世代シ

ークエンサー」を利用して、ネアンデルタール人のゲノム配列を決

定した。ペーボ氏の父親も1982年にノーベル医学生理学賞を受

賞している。

 

授賞式は12月10日にスウェーデンで開かれる。新型コロナウイ

ルスの影響で出席が見送られた20年と21年の受賞者も招き、3

年ぶりに対面形式で行われる。賞金1千万クローナ(約1億3千万

円)が贈られる。21年の物理学賞に選ばれた真鍋淑郎・米プリン

ストン大上席研究員(91)も招待されているが、真鍋氏は今年9

月、体調不良を理由に欠席すると記者団に語った。

 

(困難なDNA解析に成功・人類学に新たな光)

ペーボ教授は、困難と考えられていた数万年前の古い人類のDNA

解析に成功した。「人類はどこから来たのか」という人類学の問い

に新しい角度から光を当てた。

 

ペーボ氏は、1980年代から人の骨などに残るDNAの解析を始

めた。2000年代には大量のDNA配列を調べられる装置を利用

し、4万年ほど前に絶滅したネアンデルタール人の骨片由来DNA

を調べた。その結果、現生人類のゲノム配列の1~4%程度はネア

ンデルタール人に由来していることが分かり、現生人類の祖先と混

血していたことを突き止めた。

「このことから約7万年前に」

このことから、約7万年前にアフリカを出た現生人類がネアンデル
アフリカを出た現生人類、戻る2

タール人と出会った後に世界中に拡散したと考えられるようになっ

た。

 

またロシアのデニソワ洞窟から出土した骨片のDNAを調べ、未知の

人類であることを発見。「デニソワ人」と命名した。

 

これらの業績は、絶滅した人類遺伝子が、現生人類に生理学的に影

響を与えていることも明らかにした。例えば、デニソワ人由来のE

PAS1という遺伝子は標高の高い場所での生存に有利に働く。他

にもネアンデルタール人由来の遺伝子はわれわれの感染症に対する

免疫にも影響を与えている。

 

最近ペーボ氏は、ネアンデルタール人から受け継いだ遺伝情報が、

新型コロナウイルス感染症の重症化を抑える効果があると指摘し

ている。

「親交のある長谷川政美」

親交のある長谷川政美統計数理研究所名誉教授は「彼の研究によ
統計数理研究所名誉教授、戻る3

り、現代人をゴリラなど遠い親戚としか比較できなかったのが、

ネアンデルタール人のような近い親戚と比較できるようになった。

自分自身を遺伝的に理解するための手がかりを与えてくれた」と

業績をたたえた。人類進化研究にノーベル賞、沖縄科技大在籍ペ

ーボ教授、困難なDNA解析に成功。ペーボ教授はネアンデルター

ル人の4万年前の骨片からDNA解析に成功し、DNA配列の解読に

成功した。またロシアのデニソワ人の7万年前のDNA解析にも成

功した。デニソワ人は未知の人類であることも分かった。ペーボ

氏は、1980年代から人の骨などに残るDNAの解析を始めた。

40年以上の研究の経験からノーベル賞に認められたのだと思い

ます。それにしても素晴らしい研究成果を上げました。

 

 

 

 

 

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3年ぶり小松基地で航空祭、迫力飛行3万人満喫、ブルーインパルスに歓声

(3年ぶり小松基地で航空祭、迫力飛行3万人満喫、ブルーインパ

ルスに歓声)

3年ぶりの飛行ショーを

3年ぶりの飛行ショーを待ちわびた大勢のファンが、小松に詰め掛



内部リンク

けた。19日、航空自衛隊小松基地で行われた航空祭には3万人

待ちわびた大勢の

(主催者発表)が訪れ、ブルーインパルスや飛行教導群の迫力のフ
ファンが小松に詰め

外部リンク

ライトを楽しんだ。1月に同基地のF15戦闘機墜落事故で亡くな

 

った群司令の田中公司さん=当時(52)=はブルーインパルスの

元隊長。パイロットらは事故後初となる航空祭の開催に感謝しなが

ら、小松の空を駆けた。

 

(ブルーインパルスに歓声)

空自松島基地(宮城県東松島市)所属のアクロバット飛行チーム

「ブルーインパルス」は、6機で隊形を維持しながら華麗に飛行し

た。時速800キロで急上昇したり、スモークで花や星、ハートマ

ークを描いたりした。台風14号接近による風の影響で一部、機体

に負荷の少ない演目に変更し、隊員は着陸後、観衆に手を振って応

えた。

「ブルーインパルス」

ブルーインパルス隊長の名久井朋之さん(40)は元隊長の田中さ
隊長の名久井朋之さん、戻る1

んに思いをはせ「悲しい事故だと思う。それを乗り越えて航空祭が

開催され、たくさんの人が来てくれて良かった」と振り返った。新

型コロナの影響で飛行の機会に恵まれず「お客さんの前で飛べるこ

と自体に幸せを感じる」としみじみ語った。

 

長年親交があった田中さんを「ジョー」と呼んでいた小松基地友好

団体「ハイフライト友の会」の上出雅彦会長(70)も訪れた。上

出さんは「いつまでもジョーのことを引きずっていられない。今日

は純粋に航空祭を楽しんだ」と話した。基地で開かれた懇談会で、

馳浩知事が事故で亡くなった田中さん、植田竜生さん=当時(3

3)=のパイロット2人を悼む言葉を述べたことに「ありがたい」

と感謝した。

 

 

今回初めて設けられた有料観覧席で見届けた公務員大塚隆一さん(

52)=千葉県九十九里町=は事故について「亡くなった方や家族、

ファンにとって、とても残念なこと。教訓を生かして事故のないよ

うに努力していると思う」と話した。有料観覧席は75席設けられ

た。

「航空祭では小松基地の」

航空祭では、小松基地の第303、306飛行隊も編隊飛行を披露
第303、306飛行隊、戻る2

し、映画「トップガンマーヴェリック」とコラボした特別塗装のF

15が関心を集めた。小松救難隊も参加した。

 

新型コロナ対策で入場は事前申し込みで当選した人に限定した。基

地周辺ではファンが車を止め、展示飛行を楽しむ姿も見られた。基

地とIR小松駅を結ぶシャトルバスは長い列ができ、小松駅では乗客

の安全確保のため、上下線の普通列車で一部、入場制限を行った。

「小松基地の担当者は」

小松基地の担当者は「入場制限を行い、来場者は普段より少なくな
入場制限を行い来場者は、戻る3

ったが、無事に開催できて何よりです」と話した。3年ぶり小松基

地で航空祭、迫力飛行3万人満喫、ブルーインパルスに歓声。ブル

ーインパルスのアクロバット飛行は、常に危険が伴うので一瞬も気

が抜けない。6機で隊形を維持しながら華麗に飛行する姿は見事と

いうしかない。凄い時間の練習を繰り返して初めて成せる技術だと

思われます。時には恐怖を感じることもあるでしょう。全てを克服

して成せる技術です。6機のチームワークが完璧でないと事故につ

ながります。このような困難な飛行をするので、観客は感動するの

だと思います。

 

 

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太郎と巡る谷口建築、世界へ飛躍の足がかり、金沢市立玉川図書館

(太郎と巡る谷口建築、世界へ飛躍の足がかり、金沢市立玉川図書館)

東京・銀座6丁目商業施設「GINZA SIX」の設計を練って

東京・銀座6丁目

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いた谷口吉生氏はふと、建設予定地の前で小さな石碑に目をとめた。

商業施設「GINZA SIX」

赤い石に「商法講習所」「一橋大学発祥の地」とあり、側面には設
の設計を練って

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計者として父吉郎氏の名が刻まれていた。

 

吉郎氏が国内第1号の文学碑とされる徳田秋声文学碑など数多くの

記念碑を残したことは知っていたが、まさか銀座で目にするとは。

自身が手掛ける銀座最大の建築の前で、銀座最小の「建築」を見て

心底驚いたと後につづっている。同時に父親に見守られているよう

な安心感を得たかもしれない。

 

吉郎氏と吉生氏の作品が時代を超えて競演したり、吉郎氏の意匠を

吉生氏が再現したりする例は、東京国立博物館や金沢建築館でも見

られた。ただ、2人の共作となると、吉生氏が亡くなる前年の末に

完成した金沢市立玉川図書館が唯一である。

「1979年春に開館」

(歴史的建造物を保存)

1979年春に開館した玉川図書館が目指したのは、歴史的な建造
した玉川図書館が目指した、戻る1

物を活用した現在の近世資料館と、最新の機能を付加した現代的な

図書館が並び立つ複合施設だった。

 

 

総合監修を務めた吉郎氏は、1913年に建てられた旧日本専売公

社金沢たばこ工場の赤レンガ造りの外観をそのまま残すことにし、

内部にコンクリートの構造物を設置することなどに苦心した。金沢

市の伝統環境保全条例の制定につながる提言や、明治期の建築を保

存する「明治村」の創設などに奔走した吉郎氏にとって、とりわけ

使命感に燃える仕事だったろう。

 

一方、吉生氏は、暗く堅苦しかったという図書館のイメージ払拭に

専心した。本棚が並ぶホールを広いガラス窓で覆い、開放的な空間

とした。中庭と隣接する玉川公園が一体になったようで、あたかも

穏やかな日の光を浴びながら屋外で読書しているような感覚にさせ

られる。外観は年を経ても錆が風合いを醸す鋼材を使った壁や、指

輪をかたどったような玄関の意匠など、今も斬新さは薄れない。

「吉生氏は当時自ら設計事務所」

(父の故郷が背中押す)

吉生氏は当時、自ら設計事務所を開設して間もなかった。「父の故
開設して間もなかった、戻る2

郷の金沢が子の背中を押し、世界へ送り出した」。東北大大学院の

五十嵐太郎教授は、吉生氏が後に多くの美術館など公共建築を手掛

けるようになった足がかりが玉川図書館だったとみる。

「谷口親子ゆかりの地に」

谷口親子ゆかりの地に住む者として、誇らしい気分になる。せんえ
住む者として誇らしい気分、戻る3

つだが、この先も見る人、使う人を温かく包み込む作品を生み出し

てほしいと願いながら、さらなる谷口建築を追いかけたい。太郎と

巡る谷口建築、世界へ飛躍の足がかり、金沢市立玉川図書館。谷口

建築にはいつも驚かされます。吉郎氏と吉生氏の親子はどちらも、

ずば抜けて頭が良くてしかも才能も素晴らしいものを持っていると

思われます。その上、2人とも緻密な計算ができます。特に吉生氏

はハーバード大学へ留学して勉強してきています。2人とも世界に

通用する建築家だったのでしょうね。この事務所からは他にも多く

の有名な建築家を輩出してきています。

 

 

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県産と同じDNA、「韓国のルビーロマン」国鑑定、苗木流出か、県、第三国の商標登録進める

(県産と同じDNA、「韓国のルビーロマン」国鑑定、苗木流出か、

県、第三国の商標登録進める)

石川県が開発した

石川県が開発した高級ブドウ「ルビーロマン」と称するブドウが韓



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国で流通している問題で、国のDNA鑑定の結果、県産と同じ遺伝子

高級ブドウルビーロマン

型だったことが2日、県への取材で分かった。同一品種とみられ、
と称するブドウが

外部リンク

県内から苗木が流出した可能性が高い。県は韓国で品種や商標の登

 

録を行っていないため韓国内での販売を止める手立てはなく、ブラ

ンド価値を守るため、県は各国で商標登録を行い、韓国からの輸出

を防ぐ。

(県、第三国の商標登録進める)

韓国ではソウルの百貨店で昨年から「ルビーロマン」が販売されて

いる。新型コロナの行動制限がなくなったことから、県は今年8月

上旬に現地で4房を約6千~8千円で購入し、国立研究開発法人農

業・食品産業技術総合研究機構に依頼して遺伝子を調べた。

 

県によると、韓国の物は県産の出荷基準に比べて糖度が約3度低く、

粒の大きさが2割ほど小さかった。全体に着色ムラがあり、房の形

が整わないなど、県産の基準に達していない。

 

ブドウの栽培には苗木による接ぎ木が必要となる。ルビーロマンは

実を付けるまで約5年かかるため、苗木の流出は5年以上前とみら

れる。

「県は流出を防ぐため」

県は流出を防ぐため、生産者に苗木を提供する際、第三者に苗木を
生産者に苗木を提供、戻る1

譲渡しないことや、剪定した枝の粉砕・焼却を徹底することを求め

る契約書を生産者と交わしており、生産者側は譲渡や盗難の事実は

ないとしている。

 

 

 

 

 

 

県は韓国産が第三国に輸出され、県産の輸出に影響しないように、

海外での商標登録を進める。すでに台湾での登録は終え、米国や欧

州各国、シンガポール、香港など46カ国・地域で手続きを行って

いる。

 

県農林水産部の担当者は「大変残念で、事実を重く受け止める。苗

木の入手経路を調べていく」と話した。

「生産者でつくるルビーロマン」

(大田会長肩落とし「なんとも言えない」)

生産者でつくるルビーロマン研究会の大田昇会長=かほく市=は
研究会の大田昇会長、戻る2

「もはやどうしようもできず、なんとも言えない」と肩を落とした。

県産は厳しい出荷基準を設けており、近年輸出も増えているとして

「県産の良さをPRしていくしかない」と強調した。

 

(未登録の代償大きく)

韓国で「ルビーロマン」として流通していたブドウが石川県産と同

じ遺伝子型を持つことが明らかになったが、販売差し止めを訴える

法的根拠はなく、泣き寝入りするしかないのが現状だ。県は「海外

展開を想定していなかった」として当初、手続きが煩雑な海外での

商標、品種登録を進めてこなかった。その代償は大きい。

 

国内で開発されたブランド農産品が海外に無断流出し、栽培される

事例はルビーロマンに限った話しではない。例えば、高級ブドウ

「シャインマスカット」は中国への流出だけで年間100億円以上

の損失が発生しているとされる。政府も危機感を強めており、昨年

4月に育苗法を改正し、ルビーロマンなどブランド農産品の種や苗

を海外に持ち出すことを原則禁止した。

「県産の出荷基準を満たして」

県産の出荷基準を満たしていない韓国産の「ルビーロマン」の流通
いない韓国産のルビーロマン、戻る3

が広がれば、本家のブランド価値が低下する。今は同じケースが出

てこないよう、海外での登録手続きを急ぐほかない。県産と同じD

NA、「韓国のルビーロマン」国鑑定、苗木流出か、県第三国の商標

登録進める。新しいものを開発したら最低でも商標登録はすべきで

す。海外のみならず国内でも、同じものを作られたら非常に困りま

すからまずは商標登録は行いましょう。工業製品は特許出願がベス

トですから商標登録から特許出願に切り替えることができます。ケ

ースバイケースで使い分ければいいと思います。特許出願は高いで

すが商標登録は安いです。

 

 

 

 

 

 

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川北の島集落5、天下の「松下」が来た、伏流水も誘致の武器、進出企業は40社

(川北の島集落5、天下の「松下」が来た、伏流水も誘致の武器、

進出企業は40社)

1984(昭和59)年

1984(昭和59)年9月14日、北國新聞の1面トップに大き



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な特ダネが載った。「松下電器が川北町進出」。町制施行から4年、

 
9月14日、北國新聞の

最初の誘致企業は、「ナショナル」のブランド名有名な国内トップ
1面トップに大き

外部リンク

メーカーだった。農業が中心だった小さな町で町民が「天下の松下

 

が来るのか」と驚いたことは、想像に難くない。

 

当時の記事にはこうある。「県内の工場適地を極秘調査のうえ、全

国の手持ち用地とも比較検討した結果、川北町への進出に踏み切っ

た」。あれから38年、松下はどうなったのか。

 

(進出企業は40社)

川沿いの山田先出立つ白色の巨大な建物「ジャパンディスプレイ

(JDI)石川工場」。元は松下電器産業(現パナソニック)がテ

レビ受像機と部品を生産する工場が立っていた。

 
「周辺は幹線道路に近く」

周辺は幹線道路に近く、手取川の伏流水が豊富に使える。幾度もの
手取川の伏流水が、戻る1

氾濫にならされた土地は頑丈だ。塩害の心配もない。「島集落」の

地理条件は誘致の武器となった。「あの松下が進出」という事実が

川北の地に箔を付け、その後の進出企業は40社近くになった。

 

ハチバン(金沢市)は96年4月、手取川沿いの島集落である田子

島で「ハチバンフーズパーク」を開設した。「8番らーめん」の麺

やたれ、、餃子の生産拠点で、麵の年間生産量は874万玉に上る。

「手取川の軟水を使うと、程よい粘りと硬さがある麵に仕上がり、

たれもうま味を引き出せる」と谷内敏隆フーズセンター長が水質の

高さに胸を張る。手取川の恵みの水は、県民のソウルフードを支え

ているのだ。

 

(1丁目1番地)

町制施行以来、企業誘致を推進したのは西田耕豊元町長だった。8

3年4月の町長就任直後、西田氏は町幹部を集めて号令した。「町

が生き残るには企業誘致しかない。税収を増やすため工場用地造成

に取り組め」

 

 
「号令一下、町職員は布団を」

号令一下、町職員は布団を役場に運び入れ、泊まり込みで準備を進
役場に運び入れ、泊まり込みで、戻る2

めた。その熱意が最初に実を結んだのが松下だった。84年10月、

旧県庁で中西陽一元知事の立会いの下に松下側と立地協定書を調印

した西田氏の表情は、やる気に満ちていた。

 

西田氏の下で、町産業経済課長として誘致活動に奔走した元町収入

役の戸成博幸さん(82)は「当時の町の財政状況は決して良くな

かった。企業誘致に町の将来が懸かっていたからね。大変やったけ

ど、今ではいい思い出や」と懐かしむ。

 

西田町政で総務課長や副町長を務めた前哲雄町長も、その思いを引

き継ぎ「企業誘致は1丁目1番地の重要施策」と強調する。町が造

成した5工業団地のうち、空きがある東部地区工業団地の進出には

4社が名乗りを上げ、交渉が続く。

 
「先人が暴れ川と闘って」

先人が暴れ川と闘って生まれた「島集落」には事業所が集い、税収
生まれた島集落には、戻る3

を上げて町の住民サービス向上に結びついた。この地の川筋根性は

今、企業誘致への熱意となって現れている。川北の島集落5、天下

の「松下」が来た、伏流水も誘致の武器、進出企業は40社。川北

町は全国でも住み良いのベスト3に入っていると思います。松下以

来多くの企業が進出しています。税収は相当に入ると思われます。

中でも東レの工場は1番、大きいと思いますから税収も最高額でし

ょう。川北町は本当に素晴らしい町になりました。これも先人たち

の努力のたまものです。特に東レの工場が進出してからさらに発展

したのでしょうね。

 

 

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全数把握都道府県が判断、馳知事「見直すべきだが意見聞き方向性」届け出は高齢者らに限定

(全数把握都道府県が判断、馳知事「見直すべきだが意見聞き方向

性」届け出は高齢者らに限定)

政府は24日、新型

政府は24日、新型コロナウイルスの流行「第7波」で業務が逼迫



内部リンク

する医療機関や保険所の負担軽減のため、感染者の全数把握の方法

コロナウイルスの流行

を見直す方針を表明した。発生の届け出を都道府県の判断で高齢者
「第7波」で業務が逼迫

外部リンク

ら重症化リスクが高い人に限定できるようにする。感染者数と年代

 

別の内訳を毎日公表することを前提に、知事が厚生労働相に申請し

た場合に認める。石川県の馳浩知事は、医療関係者の意見を聞いて

見直すかどうか判断する考えを示した。

 

(届け出は高齢者らに限定)

手続きが順調なら25日から申請を受け付ける。全数把握の見直し

に関し、馳知事は金沢市内で報道陣に対し「遅きに失した。都道府

県に任せるというのはちょっと違うと思う。ガイドラインぐらいは

示すべきだ」と苦言を呈した。「私自身は見直しすべきという立場

だ」とした上で、「医療関係者の声を聞いて実効性のある調査をし、

近いうちに方向性を決める」と述べた。

 

岸田文雄首相はオンラインで記者団に、感染者の全数把握の全国的

な見直しや、療養期間の短縮も検討しているとした。関係者による

と、発症者の療養期間については現在の原則10日間から7日間に

短縮する案が政府内で浮上。専門家と協議して正式に決める。

「岸田氏は水際措置の緩和も」

岸田氏は水際措置の緩和も表明。9月7日から、ワクチン3回接種
9月7日から、ワクチン、戻る1

完了の証明があれば、入国時に求めてきた現地出国前72時間以内

の検査での陰性証明を免除する。現行2万人としている1日当たり

の入国者数の上限引き上げも検討する。

 

岸田氏は全国一律の全数把握の見直しなどコロナ対策の全体像につ

いてさらに検討し「感染状況の推移をしっかり見た上で、できるだ

け速やかに示す」と述べた。

 

政府方針では、発熱外来や保険所の業務が逼迫する地域では、発生

届を65歳以上や入院が必要な人、重症化リスクがあり投薬が必要

な人、妊婦に絞れるようにする。全ての感染者の治療費はこれまで

と同様に公費で負担する。

 

 

「業務負担軽くなれば」

政府が新型コロナウイルス感染者の全数把握を見直す方針を示した

24日、石川県内の医療関係者からは「第7波の収束が見えない中、

現場の疲労感は増している。業務の負担が少しでも軽くなってほし

い」と期待した。県は医療従事者の声を聞いて見直すかどうかを検

討するが、見直しても負担軽減につながるのか疑問視する意見も出

ている。

「県医師会の安田健二会長は」

県医師会の安田健二会長は「個人情報の入力作業が大幅に減るなら
個人情報の入力入力作業が、戻る2

意味は大きい」と話す。安田会長が診る発熱外来には1日当たり3

0~40人が訪れる。診療の合間を縫って、スタッフが政府の情報

共有システム「HERーSYS(ハーシス)に患者の情報を入力してい

くが、診療後に作業する日が多い。

 

安田会長は「7月下旬からこの状態が続いており、終わりが見えな

い。負担を減らすこと必要だ」と強調する。金沢市のはしもと医院

の橋本英樹院長は「患者が多い病院などはより作業時間が短縮され

るだろう」と期待した。

 

県新型コロナ専門家会議の谷内江昭宏座長(金大附属病院副病院長)

も見直しを評価した上で「行政が実態に合わせ、ケースバイケース

で運用方法を決めていくべきだ」とし、重症化リスクがある患者を

見落とさないよう、かかりつけ医との連携が重要になるとした。

「金沢市保健所の越田理恵所長」

金沢市保健所の越田理恵所長は「市内では全数把握を続けるのは厳
市内では全数把握を続ける、戻る3

しい状況にある。見直しされれば医療機関の負担はかなり軽減され

る」と述べた。全数把握都道府県が判断、馳知事「見直すべきだが

意見聞き方向性」届け出は高齢者らに限定。コロナが増えるか高止

まりしている現状を考えると全数把握は見直しをしないと医療従事

者が全員ダウンする可能性すらありえます。そうなったら医療崩壊

です。それは避けなければなりません。政治家の行動が遅すぎます。

本来ならば第7波が来る前に、全てを完璧に準備しておくべきだっ

たのです。今からできるのはすぐに全数把握を止めて必要最小限の

仕事に絞るべきです。医療従事者がダウンしないためにも。病院や

保健所が本来の仕事がスムーズにできるようにするためにも。他に

方法はありません。素人でもこれくらいは考えますよ。日本の政治

家は何を考えているのでしょうかね。だから日本の政治は世界から

3流だといわれるのです。速く若い世代の1流の政治家が10人ほ

ど出てほしいと期待しています。

 

 

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