PFUリコーに売却、富士通、800億円規模、4500人の雇用継続見通し

(PFUリコーに売却、富士通、800億円規模、4500人の雇

用継続見通し)

富士通が、家庭用

富士通が、家庭用スキャナーを手掛ける完全子会社PFU(かほく



内部リンク

市)をリコーに売却する方針を固めたことが25日分かった。売

 
スキャナーを

却額は800億円規模とみられる。PFUグループの約4500人
完全子会社PFU

外部リンク

の雇用は継続される見通し。関係者によると、リコーが買収を打

 

診し、世界トップシェアのPFUの技術力を事業に生かす。

 

富士通は保有株式の8割を手放す。2割は残し、引き続き協力関

係を保つ。

 

PFUは1960年にウノケ電子工業として創立した。同社による

と、スキャナーのシェア(1月時点)は国内70%で、世界でも

トップシェアを誇る。2月時点の世界累計販売台数は約1400

万台に上る。

 

かほく市と横浜市の2本社体制で、スキャナーのほか、組み込み

ソフトや保守・サービスなどの事業を展開。石川県内では約12

00人が働いている。PFUの広報担当者は「株主である富士通が

決定するものであり、コメントすることはできない」と述べた。

 

関係者によると、富士通は携帯電話や個人向けのパソコンなどハ

ード事業を切り離しており、スキャナーを扱う同社もその一環と

みられる。

 
「富士通の広報担当」

富士通の広報担当者は、現時点で決定した事実はないとした上で
現時点で、戻る1

「経営資源の集中や事業の可能性の見直しをさまざまな形で模索

している」と話した。

 

リコーの広報担当者は「今後公開する情報があれば速やかに発表

する」と述べるにとどめた。同社は事務機メーカーからデジタル

サービス分野への変革を掲げており、PFUの買収によってサービ

スの拡充を図るとみられる。

 

PFUが立地するかほく市では昨年3月、デジタル技術を活用して

住みよいまちづくりを目指す連携協定を同社と結んでいる。PFU

売却の情報について、油野和一郎市長は「PFUからは何も聞いて

いない。事実かどうかも分からず、今の段階ではコメントのしよ

うがない」と話した。

 

 

(PFU、リコー傘下に「技術力を高評価」)

PFU(かほく市)がリコー傘下に入る見通しとなった背景には、

両社製品の世界販売を強化する狙いがあるとみられる。PFUは

海外代理店を通じてスキャナーを販売する一方、リコーは直販

で事務機を取り扱っており、双方の販売ルートで互いの製品を

売り込むことができ、相乗効果が見込まれる。

 

関係者によると、リコー側がPFUの技術力を評価し、1年ほど

前から水面下で富士通側と交渉が進んでいた。

 

リコーは現在、スキャナーに特化した機器を扱っておらず、世

界トップシェアを誇るPFUを買収することで製品の幅が広がり、

競争力が高まるメリットがあるという。

 
「スキャナー市場は」

スキャナー市場はペーパーレスやテレワークの普及で拡大し、PF
ペーパーレス、戻る2

Uの業績も1300億円台の売上高を継続するなど安定している。

 

今回は子会社も含めてグループ全体が買収の対象となっており、P

FUの元役員は「ものづくりの技術力をより高く評価してくれるの

であれば、むしろ、歓迎すべきでないか」と受け止めた。

 

(社員困惑「寝耳に水」)

「寝耳に水だ」「会社から何も聞いていない」。富士通が完全子会

社のPFUを手放すとの一報が流れた25日、最大手のスキャナーメ

ーカーの社員からは驚きと困惑の声が広がった。ハード事業の切り

離しを進める富士通と、デジタルサービス企業への転換を図るリコ

ーの間で展開した大型の事業再編。PFU内部では「利害は一致して

いる。悪い話ではない」と冷静に受け止める向きも見られた。

 

「みんな、『えっ』ってなった。全く知らなかった」と、PFUに

務める女性は驚いた様子で話す。突如持ち上がった自らの勤務先の

売却情報は、社員のチャットでも懸け巡ったという。

 

この女性社員は「本当に売却されるのか。明日、会社から何か説明

があるのかな」と今後の成り行きに不安そうな表情を浮かべた。

 

男性社員も「ニュースを知って動揺した」と振り返る。富士通が携

帯電話やパソコン事業を売却してきた経緯もあり、同じようにハー

ド機器を扱うPFUの先行きが気になることはあったという。

 

ただ、「冷静に考えると悪いニュースではない」とも話す。「リコ

ーは文書のデータ管理が得意なところ。複合機を中心に、多機能的

に展開できるのではないか」と前向きにとらえ、「生き残りをかけ

て、紙を扱う事業の中で、一緒に力をつけていくのはありかもしれ

ない」とした。

 
「PFUと取引がある」

PFUと取引がある富山県内の企業関係者はスキャナーのトップシェ
富山県内、戻る3

ア企業であることを挙げ「超優良企業であり、親会社がリコーにな

ってもPFUの事業が縮小されることはないのではないか」と指摘し

た。PFUリコーに売却、富士通、800億円規模、4500人の雇

用継続見通し。PFUが親会社が富士通からリコーに変わったとして

も、スキャナーで世界のトップシェアを誇るPFUには大きな影響は

ないように思います。業績もいいし技術力も高いし不安材料はない

ような気がします。

 

 

 

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知床観光船遭難、社長「私が出航決めた」判断ミス謝罪、土下座、無線アンテナ破損も把握

(知床観光船遭難、社長「私が出航決めた」判断ミス謝罪、土下座、

無線アンテナ破損も把握)

北海道・知床半島

北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船KAZU1(カ



内部リンク

ズワン)19トンが11人が死亡、15人が行方不明になった事故

知床遊覧船

で、運行会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長(58)が
桂田精一社長

27日、同町のホテルで記者会見し、荒天となることが見込まれる

外部リンク

中、海が荒れれば船長の判断で引き返すとの条件付きで出航を「私

 

が決めた」と明らかにした。経緯を説明した上で「今となれば、判

断は間違っていた」と謝罪した。

 

23日の発生から5日目で、初めて公式の場で取材に応じた。冒頭

で「この度はお騒がせして大変申し訳ございませんでした」などと

述べ、約2時間半に及ぶ会見で計3回土下座した。

 

桂田氏は会社の無線アンテナが破損していたことも公表した。23

日に報告を受けたが、携帯電話や他の運行会社の無線とやりとりが

可能だったため、出航は取りやめなかったとした。

 

桂田氏は、23日午前8時ごろに豊田徳幸船長(54)と打ち合わ

せし「午後の天気が荒れる可能性があるが、午前10時の出航は可

能」との報告を受けたと説明。波浪注意報が出ているのを把握し、

自ら海を見て平穏な波だと判断したと明らかにした。

 

カズワンは昨年5月と6月に2度事故を起こし、その後修理にだし

たが、今年4月21日の海上保安庁の安全点検で船体に亀裂は指摘

されなかったと主張した。

 

一方、海保関係者は、事故2日前の21日午後、定期的な安全点検

で、衛星利用測位システム(GPS)を利用して船の位置情報や水深を

モニターに表示する「GPSプロッター」と呼ばれる機器がカズワン

から取り外されていたと明らかにした。船長は「整備のため取り外

している」と説明。搭載に法的義務はないが、海保は安全のため運

航開始までに搭載するするよう求めたという。桂田氏は会見でこの

点について、事故当日は搭載されていたと説明した。

「会見に先立ち」

会見に先立ち、桂田氏は同じホテルで乗客の家族ら約60人に対し
桂田氏は、戻る1

、出航した判断や安全対策などを非公開で説明した。町へ駆け付け

た一部の家族にこれまで2度謝罪したが、詳細な説明を求める声が

出ていた。

 

 

 

北海道・知床半島沖で行方不明となった観光船「KAZU1(カズワン)

を運航していた「知床遊覧船」の利益優先体質が悲劇を招く一因とな

ったとの見方が浮上している。同社の桂田精一社長は27日の会見で

「収益は常に考えているが無理に出航させたことはない」と否定。

「船長から出航可能と報告があった。引き返すのは船長の判断だ」と

責任を転嫁するような姿勢も見られた。

 

(削減)

事故のあった23日は、午後から荒れる予報で、多くの漁師は船をだ

さなかった。周囲は天候悪化の懸念をカズワンの豊田徳幸船長(54)

に伝えており、漁師の一人は「カズワンが走れる状況ではなかった」

と振り返る。

 

同社は6年前に経営権が桂田社長に移って以降、経験豊富な船長や従

業員を次々解雇。7人いた従業員が最近は数人にまで減っていたと証

言する人もいる。負担が集中し「かなり参っていた」(地元観光業者)

という豊田船長と、曽山聖甲板員(27)を助けるため、周囲がボラ

ンティアで手伝うほどだった。

 

桂田社長は知床で複数のホテルや旅館を経営し、除雪などを従業員に

手伝わせていたといい「みんな嫌気が差していた」(元従業員)とい

う。

 

同業他社の男性船長(63)は「ベテランを切り、賃金が安い新人を

入れることでコストを削減していた。『ベテランは残すべきだ』との

意見も聞き入れなかった」と打ち明ける。曽山甲板員は事故のあった

23日が初めての客を乗せる船上勤務だった。

 

(素人)

同社は他社に先駆けツアーを開始しており、大型連休前に集客を狙っ

た可能性がある。ただこの時期は風や波が強く、出港判断や操船には

豊富な経験が求められる。

「豊田船長は水陸両用」

豊田船長は水陸両用車の運転手だったという。知人の男性漁師は「湖
運転手、戻る2

のようなところで働いていたと聞いたが、ここでは素人みたいなものだ」

と指摘。豊田船長は昨年6月に座礁事故を起こし、書類送検されていた。

 

「午後からしけるぞ」「気を付けろ」。事故当日、周囲から忠告を受け

ていた豊田船長。同社の元甲板員の男性(61)は「社長は海や船のこ

とが分からない。悪天候でも売り上げのために『船を出せ』と指示し

『他の船が出ているのに、なぜうちは出さない』とこぼしていた』と証

言する。豊田船長は「行けと言われるから行くんだ』と漏らすこともあ

ったという。

 

この点について桂田社長は「記憶にない」と会見で答えた。

 

(不備)

乗客乗員26人のうち、15人は行方不明のまま。他の観光船や漁船

も協力して捜索に当たっているが、悪天候に阻まれている。漂流して

いる場合、海流で移動するため、日を追って捜索範囲を広げなければ

ならず発見は難しくなる。

 

刑事責任を問うための捜査も今後本格化するが、最大の物証であるカ

ズワンの所在は分かっていない。海保関係者は「遭難の原因に加え、

会社の安全管理も焦点になる』と語る。

 

同社事務所の無線用アンテナは壊れ、衛星携帯電話も故障し、修理中

だったため緊急連絡体制にも不備があった。

「徐々に明らかに」

徐々に明らかになるずさんな管理と安全軽視の実態。観光船関係者は
ずさんな、戻る3

吐き捨てるように言った。「今回の事故は利益ばかり追求した結果だ」

知床観光船遭難、社長「私が出航決めた」判断ミス謝罪、土下座、無

線アンテナ破損も把握。今回の知床遊覧船のカズワンの事故は起こる

べくして起こったような気がして、なりません。社長の利益優先の考

え方が安全管理がずさんになり、ベテランを解雇し人手不足のままで

運航した責任は重いと思います。多くの命を奪いカズワンは海底に沈

没した。船内には人がいると思われますが、カズワンの引き上げ作業

は困難だと思いますがやらなければなりません。引き上げないと事故

は解決できません。亡くなられた方と原因究明のために。亡くなられ

た方は本当におきのどくです。2度とこの様な事故は起こしてはなり

ません。

 

 

 

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がん性腹膜炎に新治療、23年度めどに臨床試験、金沢医科大・安本教授

(がん性腹膜炎に新治療、23年度めどに臨床試験、金沢医科大・

安本教授)

金沢医科大腫瘍

金沢医科大腫瘍内科学講座の安本和生教授の研究グループは、スキ



内部リンク

ルス胃がんなど、がん性腹膜炎を引き起こして腹水を蓄積する胃が

内科学講座の

んの新規治療法を発見した。二つのタンパク質因子の働きを阻害す
安本和生教授の

 

ることで、がん細胞の活性化を防ぎ、腹水を抑制する。動物実験で

外部リンク

は既に効果が認められており、準備期間を経て、2023年度をめ

 

どに臨床試験の開始を目指す。

 

(北國がん基金助成)

がん性腹膜炎は、胃内部のがんが胃の表面を覆う腹膜に転移すると

発症する。腹部に体液が異常に蓄積され、食欲不振や呼吸困難など

の症状が現れる。現在は効果的な治療法がないため生存率は低く、

余命は数カ月~1年程度とされる。

 

胃がん全体の5~10%を占めるスキルス胃がんは、しこりを作ら

ずに胃粘膜の下で広がるため、多くの場合、発見時には腹膜に転移

しており、がん性腹膜炎に進行しやすい。

「がん性腹膜炎の」

がん性腹膜炎の研究で安本教授は、がん細胞を取り巻く「間質細胞」
研究で、戻る1

に着目。間質細胞から産出される「HGF」と呼ばれるタンパク質因

子ががん細胞に結び付くとがん細胞が増殖することと、間質細胞と

がん細胞から出る「VEGF」と呼ばれるタンパク質因子が患部にで

きやすい「新生血管」と結び付くと大量の腹水が発生すること、の

二つを突き止めた。

 

 

 

(がん細胞活性化防いで腹水抑制)

マウスを使った動物実験では、HGFとがん細胞、VEGFと新生

血管の結合を阻む薬を投与したところ、がん細胞の増殖と腹水が抑

えられ、薬を投与しないマウスと比べて生存期間が2~3倍に延び

ることが明らかになった。安本教授は今後、臨床試験を通じ、人へ

投薬した際の有効性や安全性を確認する。

「金沢医科大に」

(胃がん死亡、6割発症)

金沢医科大によると、年間の胃がん死亡者数は全国で約4万3千人
よると、戻る2

に上り、うち6割ががん性腹膜炎を発症する。安本教授の発見によ

って、がん患者の生存期間の延長に加え、QOL(生活の質)の向上

が期待できるという。

「今回の研究は」

今回の研究は2016年に北國がん基金の助成対象に選ばれており、
2016年、戻る3

5年越しに研究が結実した。安本教授は「つらい思いをしている、

多くの胃がん患者のために早く治療法を確立させたい」と話してい

る。がん性腹膜炎に新治療、23年度めどに臨床試験、金沢医科大

・安本教授。胃がんは早期発見出来れば9割の人が治ると言われて

います。そうなると健康診断が重要になってきます。健康診断でい

ろんながんが早期発見されています。すぐに手術をすれば助かる病

気になりました。最近は2人に1人が、がんになると言われていま

す。尿1滴で胃がんの検査ができる方法もあるそうです。最近は検

査が大事な時代になってきたように思います。体に異変を感じたら

病院で検査を受けましょう。

 

 

 

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人道回廊初の退避、ウクライナ東部激戦地、停戦合意できずロシア攻撃継続

(人道回廊初の退避、ウクライナ東部激戦地、停戦合意できずロシ

ア攻撃継続)

ウクライナ当局

ウクライナ当局は8日、激戦地の東部スムイからの「人道回廊」を



内部リンク

設け、市民や外国人学生が退避を始めたと発表した。周辺で戦闘を

 

一時停止し、国際赤十字の仲介で食料や医薬品など人道支援物資を

外部リンク

搬入する計画。ロシアとの合意に基づく市民退避は初めて。

激戦地の東部

(停戦合意できず ロシア攻撃継続)
スムイからの

全面停戦については、両国が7日行った3回目の交渉で合意に至ら

ず、ロシアの攻撃が継続。犠牲が拡大した。国連難民高等弁務官事

務所(UNHCR)は8日、ウクライナから周辺国への避難民が200

万人に達したと発表した。ウクライナ西部リビウの駅では、ポーラ

ンド行きの列車を待つ人たちが列をつくった。

ウクライナ当局によると、ロシア軍は7日、スムイの住宅地を空爆

し、子ども2人を含む21人が死亡した。米国防総省高官は7日、

ロシア軍が国境に集結させた戦力のほぼ100%を投入したとの分

析を示した。ロシア軍がミサイル625発以上を発射し、都市部の

民間地域へのミサイル攻撃などが増加していると指摘した。

 

ロシア国防省は8日、スムイのほか、首都キエフやキエフ北方のチ

ェルニヒウ、東部ハリコフ、南東部マリウポリの5カ所からの人道

回廊を開設したと一方的に発表した。ただ、退避先の大半はロシア

やベラルーシとしており、ウクライナ側は反発。ベレシチューク副

首相は、ロシア側と合意できたのはスムイからウクライナ側への人

道回廊のみだと説明した。

 

ウクライナ当局が公表した動画によると、人々が大量の荷物と共に

バスで出発。約150キロ南方のポルタワへ向かった。ロシア国防

省は8日、インド人を中心に723人が避難したとしている。

 

ロシア側は7日の停戦交渉で合意文書案を提示し、ウクライナ側が

協議のため持ち帰ったと説明。「暫定合意署名を期待していた」と

失望感を表した。次回交渉はごく近日中に行われるとした。

ロシアメディアによると、ウクライナ東部の親ロシア派「ドネツク

人民共和国」の軍事部門報道官は7日、ドネツク州境界線までを支

配下に置いたと表明。ロシア軍の支援を受けた親ロ派部隊が州全域

を手中に収める可能性が出ている。

 

 

 

 

 

「ウクライナ侵攻で」

ロシアのウクライナ侵攻で、住宅や学校への攻撃が繰り返され、民
ロシアの、戻る1

間人の犠牲が急増している。ロシアが地上部隊の進軍の遅れにいら

立ち、長距離砲やミサイルによる攻撃を強めたことが一因だ。英政

府は「無差別攻撃」(ジョンソン首相)と非難、戦意喪失が狙いと

みる。8日に一部の激戦地で市民退避が始まったが、6日には避難

中の市民が命を奪われる悲劇が起きた。何の罪もない非武装の市民

を殺すな。急務なのは、戦場に残された民間人の保護だ。

 

(見境なし)

すさまじい爆音と共に迫撃砲が道路に着弾、粉じんが覆った。視界

が開けると、路上に横たわった女性や子ども2人らの姿が。ウクラ

イナ兵が大声を上げ駆け付けたが、家族は息を引き取っていた。傍

らにはかばんが散らばり、緑のケースから子犬の鳴き声が響いた。

 

米誌ニューヨーク・タイムズの記者らは6日朝、首都キエフと近郊

イルピンの境界付近でロシア軍の攻撃で民間人が殺害された現場を

取材。動画では、ロシア軍が兵士と民間人を見境なく攻撃している

ように見える。

 

当時、大勢の市民が戦火を逃れるため、爆破された橋の残骸をつた

って川を渡り、キエフ中心部へ向かっていた。そこへロシア軍が嵐

のような砲撃を加えた。ウクライナ兵は数えるほどで、戦闘に加わ

っていなかった。ある兵士は憤りをあらわにした。「この人たちは

民間人だ」

「7日の国連発表」

(死者2000人超)
よると、戻る2

7日の国連発表によると民間人死者は子ども27人を含む406人

、けが人は801人。ウクライナ当局は2千人超が死亡したと発表

した。正確な人数は不明だが、国連関係者はウクライナ発表には妥

当性があるとみる。

東部ハリコフでは住宅街にミサイルが直撃、ウクライナ当局による

と、少なくとも10人が死亡した。非政府組織(NGO)「ウクライナ

危機メディアセンター」によると、キエフ近郊では3日、約100人

が砲撃で崩れた住宅の下敷きになった。北部チェルニヒウでも住宅が

空爆され、住民ら47人が亡くなった。

 

ウクライナ当局によると、ロシア軍は211の学校、34の病院を損

傷させたり破壊したりした。

 

ロシアはウクライナが市民を「人間の盾」にしていると主張するが、

英国防省は、ロシア軍が都市部で「人口密集地を標的にしている」と

して「ウクライナ側の士気をくじくための作戦とみられる」と分析し

た。

 

「ロシア軍は成果を得られずいら立っている。地上部隊が都市の中心

部に入れずにミサイルや長距離砲による攻撃に依存し、民間人の犠牲

者が増えている」

 

米国防総省のカービー報道官は7日、ロシア軍がウクライナ軍の反撃

で、都市部制圧に手間取っていると説明。進軍の遅れを挽回するかの

ように、ハリコフや南東部マリウポリにミサイルや砲撃を浴びせかけ

ている。

カービー氏は民間地域への攻撃について「標的を外したのか、意図的

なのかは分からない」と指摘。その上でミサイル攻撃や砲撃を多用す

れば「民間人が犠牲になるリスクが高まるのは当然だ」と強調した。

「1990年代の」

専門家は、1990年代のチェチェン紛争や2010年代のシリア反
専門家は、戻る3

体制派掃討でロシアが実行した都市部への激しい空爆や砲撃の再来を

懸念している。地上部隊進軍の障害の徹底排除に乗り出すとの見方だ

。人道回廊初の退避、ウクライナ東部激戦地、停戦合意できずロシア

攻撃継続。初めて人道回廊が実行できて民間人がポーランドへ脱出で

きたのは奇跡的である。なぜならロシアは約束を守らないことが多い

からである。原発を攻撃したり病院や学校や幼稚園を攻撃するのであ

る。これらは国際法で攻勢してはいけない場所に当たる。戦争が終わ

ってもロシアは国際的に孤立することでしょう。また世界中の経済制

裁で苦しむことになるのは明らかです。ロシアがウクライナ侵攻を独

断で行ったのですから仕方がないと思います。どこの国も支援はしな

いでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

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ロシア旗艦モスクワ沈没、民間人死者2万3000人に、ロシア軍威信失墜

(ロシア旗艦モスクワ沈没、民間人死者2万3000人に、ロシア

軍威信失墜)

ロシア国防省は

ロシア国防省は14日、黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦モスクワが



内部リンク

沈没したと明らかにした。ウクライナ軍は昨年導入した国産の巡航

14日、黒海艦隊

ミサイル「ネプチューン」で攻撃したと発表していた。米国防総省
旗艦のミサイル

によると、同艦は南部オデッサ沖110キロで爆発。ロシアには大

外部リンク

打撃で、作戦に影響しそうだ。一方、民間人の深刻な犠牲は南東部

 

マリウポリ、キーウ(キエフ)州など北部に加え、東部の一部でも

判明。ウクライナ側の発表を集計すると全国の死者は推定2万3千

人を超えた。ロシア国防省は首都キーウ郊外のミサイル工場を15

日に巡航ミサイルで攻撃したと発表した。ウクライナがロシア領内

への越境攻撃を続ければ、報復措置としてキーウ攻撃を拡大すると

警告した。キーウ周辺ではロシア軍が3月29日に北部で軍事作戦

を大幅縮小すると表明して以来、目立った攻撃がやんでいた。

 

民間人の犠牲が突出して多いのはマリオプリで、市長は2万1千人

と推定。キーウ州は1222人、チェルニヒウ市は軍人を含め約7

00人とされる。東部ハリコフ州の知事は14日、民間人503人

の死亡を発表。北東部スムイ州の知事は13日時点で100人以上

が死亡したと述べ、「遺体は手を縛られていたり、拷問の形跡があ

ったり、頭を撃たれたりしていた」と説明した。

 

ロシア軍撤退地域で多数の民間人の犠牲が判明する一方、東部のド

ネツク州、ルガンスク州、南部ヘルソン州など同軍制圧地域では実

態がよく分からず、全土の死者数はさらに多いとみられる。

 

ウクライナ当局は、ハリコフ州で避難民を乗せたバスが14日にロ

シア軍の攻撃を受け、7人が死亡したと発表した。

 

ロシア側によると、ロシア西部ブリャンスク州の集落を14日、ウ

クライナ軍のヘリコプターが越境し空爆、8人が負傷した。ロシア

国防省は15日、このヘリをミサイルにより破壊したと発表した。

 

 

「ロシア黒海艦隊の」

ロシア黒海艦隊の旗艦で、首都の名を冠したミサイル巡洋艦モスク
首都の名を、戻る1

ワが沈没した。ウクライナは自国製のミサイルで撃沈したと主張し

、主要艦隊を指揮する中核を失ったロシア軍の威信は失墜。首都キ

ーウ(キエフ)攻略に失敗したロシアの苦戦の象徴となった。ウク

ライナ東部での大規模攻勢を控えるロシアにとって、旗艦沈没は作

戦遂行の支障になりそうだ。

 

「対艦ミサイル『ネプチューン』2発が敵艦を直撃した。被害は大

きくロシア側は艦船の喪失を認めざるを得なかった」

 

ネプチューンを開発したウクライナ研究機関は14日、「撃沈」を

誇った。ウクライナ大統領府長官顧問は「第2次大戦後、最大のロ

シアの敗北だ」と強調。ネプチューンは昨年3月に配備されたばか

りだったという。

 

ロシア側は攻撃されたとは認めていないが、艦上で火災が起き積載

弾薬が爆発して自力で航行できなくなり、えい航中に悪天候で海が

荒れて沈没したと主張している。

 

モスクワは火災時、ウクライナ南部の港湾都市オデッサ沖約110

キロにいた。米国防総省のカービー報道官は米テレビに、沈没原因

は確認できないとする一方、射程300キロ弱とされるネプチュー

ンの攻撃は十分可能と指摘した。

 

欧米の機密情報を知る関係者も、ウクライナ側の主張は信頼できる

とみる。単なる失火が原因としても参戦中の大失態で、「ロシア軍

の無能力ぶり」の証左となる。

「モスクワはソ連」

(制海権行使の鍵)

モスクワはソ連時代の1980年代に就役した。クリミア半島のセ
時代の、戻る2

バストポリを拠点に、黒海につながる地中海方面に展開する黒海艦

隊を率いた。装備は最新鋭とは言えないが、レーダーと対空ミサイ

ルシステムを備え、シリア内戦への軍事介入にも参加した。

 

米ニュースサイト、アクシオスによると、モスクワは過去数十年間

で沈没した軍艦の中で最大級という。カービー氏は「黒海艦隊にと

って大打撃。制海権を行使する上で鍵となる部分であり、ロシア軍

の能力に影響するだろう」とみる。ロシア軍事専門家カーシン氏は

、ロシア軍への心理的影響が大きいと分析した。

 

(6隻前後退避か)

ロシア軍は東部に戦力を集中、オデッサに至る黒海沿岸一帯の制圧

を視野に作戦を進めている。

 

黒海艦隊はウクライナの軍事基地や燃料貯蔵施設、行政機関を狙っ

て巡航ミサイルで攻撃。モスクワの任務は、対空ミサイルで上空か

らの攻撃を警戒することだった。ロシアのシンクタンクのクラムニ

ク研究員は地元紙に「黒海艦隊は対空システムの戦闘準備が十分か

どうかの再検討を迫られる」と指摘した。

 

米国防総省高官によると、モスクワの火災後、周辺に展開していた

黒海艦隊6隻前後がウクライナ領に近接する黒海北部から離れた。

ネプチューンによる攻撃を警戒して退避した可能性がある。

 

艦隊の離脱で、地上部隊への支援に支障が出ることは避けられない

とみられる。黒海艦隊がオデッサに上陸作戦を仕掛けるとの観測も

あったが、モスクワ沈没で困難になったもようだ。

ウクライナでは

ウクライナでは、モスクワに向かって中指を突き立てる兵士が描か
モスクワ、戻る3

れた記念切手が注目を集める。黒海の島を警備する兵士が、モスク

ワからの投降要求に「くたばれ」と叫んだとのエピソードに基づく

。ゼレンスキー大統領も切手を手にした写真を公開、士気を高めよ

うとしている。ロシア旗艦モスクワ沈没、民間人死者2万3000

人に、ロシア軍威信失墜。2発のミサイルが命中しただけでこんな

に大きな軍艦が沈没するものだろうか。ミサイルは本当に恐いもの

なのだと言うことを認識させられます。それと火災が出たのも大き

な原因だと思います。ロシア軍もウクライナに向かって2000発

ほどのミサイル攻撃をしているはずです。大きな被害が出るのは当

然です。早く戦争を止めて欲しいと心から思います。被害が大きく

なるばかりです。

 

 

 

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仏大統領選マクロン、ルペン氏再戦「反極右」「反現職」で激戦、24日決戦投票

(仏大統領選マクロン、ルペン氏再戦「反極右」「反現職」で激戦、

24日決戦投票)

フランス大統領選

フランス大統領選の第1回投票が10日行われ、即日開票された。



内部リンク

内務省の暫定最終結果によると、再選を狙う中道のマクロン大統領

第1回投票が

(44)が得票率約28%で首位、極右政党、国民連合(RN)の
10日行われ

外部リンク

ルペン氏(53)が約23%で2位となり、24日の決戦投票への

 

進出を決めた。両候補の対決は前回2017年に続き2度目となる。

 

両候補とも前回より得票率を伸ばし、現職が優位を確保した。しか

し極右評論家ゼムール氏の登場で極右勢力は拡大。戦後の第5共和

制で大統領を輩出した左右両派の伝統政党はかつてなく支持率を減

らし、マクロン氏が結集を図る反極右票の規模に不透明感も漂う。

 

マクロン、ルペン両氏の陣営は決戦投票に向け、他候補に投票した

有権者の支持獲得への取り組みを本格化。マクロン氏は、他の党派

との協力を念頭に「さまざまな信念を結集するため何か新たなもの

を作り出す用意がある」と演説した。一方、ルペン氏は「今日マク

ロン氏に投票しなかった全ての人々はこの連合に加わる資格がある」

と呼びかけた。

 

10日夜発表された決選を想定した世論調査の支持率はマクロン氏

が51~54%、ルペン氏が46~49%で僅差となっている。

「選挙戦はこれまで」

選挙戦はこれまで新型コロナウイルス流行やロシアのウクライナ侵
コロナ、戻る1

攻に国民の関心を奪われ、低調に推移。インフレを背景に家計の購

買力対策が重要争点となった。投票率は戦後の大統領選の最低記録

(約72%)は更新しなかったが、約74%にとどまった。

 

大統領選は12人が立候補。極左「不屈のフランス」のメランショ

ン氏が3位で得票率22%まで追い上げた。4位のゼムール氏は約

7%、5位の右派共和党のペクレス氏は約5%、左派社会党のイダ

ルゴ氏は10位で約2%だった。過半数を獲得した候補はおらず、

上位2人が決戦投票を争う。

 

RNの決戦進出は、前身の国民戦線(FN)時代から3度目となる。

 

 

マクロン、ルペン両氏は、欧州連合(EU)や北大西洋条約機構

(NATO)を巡る公約や、ウクライナへ侵攻したロシアへの対応

で対立している。NATOの統合軍事機構からの脱退を掲げるルペ

ン氏に対し、マクロン氏は欧州独自防衛の強化を訴える。

「親EUのマクロン氏」

親EUのマクロン氏は、1期目から持論とする欧州の「戦略的自立
1期目から、戻る2

性」の確保を公約に掲げる。不法移民対策として、EUの城外国境

の管理強化を盛り込んだ。

 

ルペン氏は前回2017年の大統領選で単一通貨ユーロ圏脱退や、

EUからの離脱を問う国民投票の実施を公約としたが、今回撤回し

た。ただEU法よりもフランスの国内法を優先するとの立場を明確

にしており、移民政策などでEUの共通原則に反する措置の導入を

辞さない構えだ。

 

フランスは1966年、対米自主路線を進めたドゴール元大統領

の決断でNATOの統合軍事機構から離脱した。サルコジ元政権下

の2009年に完全復帰。自国の主権を強調するルペン氏は、ド

ゴール氏に倣う考えを示している。

「ルペン氏は親ロシア」

ルペン氏は親ロシアの立場で、ウクライナ侵攻前はプーチン大統領
立場で、戻る3

を擁護していた。侵攻は非難したが、制裁を巡り、資源や原料の禁

輸はフランス国民に悪影響を及ぼすとして反対を主張している。仏

大統領選マクロン、ルペン氏再戦「反極右」「反現職」で激戦、2

4日決選投票。マクロン氏が中道で無難な気がします。ルペン氏は

ロシアよりで少し危険な気がします。国民は賢いですから今までの

実績から見ても、最適な人物を選ぶことでしょう。

 

 

 

 

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