（２年連続で最下位から終盤の１０連戦を負け無しで乗り越え、
ヤクルト６年ぶりに優勝）
プロ野球ヤクルトは２６日、横浜市の横浜スタジアムで行われた
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DeNA戦に５ー１で勝ちました。２位阪神が中日に敗れたため、６
年ぶり８度目のセ・リーグ優勝が決まりました。ヤクルトは前回に
横浜市の
続き、２年連続最下位からの優勝となりました。
横浜スタジアム
優勝マジックを、４として迎えた２位阪神との直接対決２連戦。
１９日の初戦に登板したのが２０歳の奥川恭伸投手、かほく市出身
、星陵高校OBだった。今季最短の四回途中５失点でKOされ、勝利
に導くことはできなかったが大役を任されたのは期待の表れでした
。外部リンク
高津臣吾監督は開幕前、奥川投手について、彼の野球人生の５年後
、１０年後、１５年後を考えたときに、２年目でローテーションに
入って頑張ったことがよかったね、と言えるようなシーズンにさせ
たい。と語りました。４月のプロ初勝利の際には、間違いなくエー
スに育てないといけない。エースになってもらわないと困る。とき
っぱりと言いました。チームの勝利と同時に育成を大きなテーマに
掲げてきました。
球団は先発登板の翌日に登録抹消し、中１０日で再び先発、という
間隔を基本とする方針を開幕前に固め、大事に育成する。奥川投手
はその思いに応え、９勝４敗と白星を先行させました。
「奥川投手は」
奥川投手は、まずは中６、中５で１年間しっかり回るのが大前提で
まずは、戻る１
す。その中でカード頭でしっかり勝つとか、いろいろなところでチ
ームのプラスになれるような投手になりたい。と今後を見据える。
充実の２年目を過ごした右腕は、エースへの階段を一歩ずつ上がっ
ています。
２年連続最下位だったヤクルトを優勝へと押し上げた高津監督には
、勝利への並々ならぬ決意に加えて冷静な目ありました。
昨年オフは主力の遺留成功した。主軸の山田、救援の石山は国内フ
リーエージェント権を使わず、行使したエースの小川も残りました
。４番村上の後を任せる打者としてオスナ、サンタナを獲得した。
戦う態勢を整えました。
春季キャンプから気を配ったのは、選手のコンディションでした。
最下位のチームなのでたくさん課題がある。と話しながらも、最優
先したのは離脱者を出さないことでした。練習量を抑える日も珍し
くなかったが、緩過ぎるのかなと思ったりもしたけど、気をつかっ
てきてよかった。長いペナントレースを全員で戦い抜き、言葉に実
感を込めていた。
疲労に配慮し、先発投手はシーズン終盤まで中６日の登板間隔を守
った。２年目の奥川には主に１０日を与えた。救援は３連投までが
基本とした。監視する目を持って、グラウンドにしっかり立たせる
ことは僕の大きな仕事。との信念からでした。
「勝負どころの」
勝負どころの９月以降には、機を見て柔軟な対応も見せた。先発が
９月以降、戻る２
中５日で登板し、プロ野球新の５０ホールドをマークした清水や抑
えのマクガフは４連投もあった。救援に厚みを持たせるために田口
、スアレスを配置転換した。
長期離脱がなく打線も固定できた。塩見、青木の１、２番で勢いを
つけ、山田、村上の３、４番は頼もしい存在でした。オスナ、サン
タナも機能した。
３.５ゲーム差の３位で迎えた９月７日の首位阪神戦前。選手を甲
子園の室内練習場に集め、絶対大丈夫、と何度も語り掛けた。自分
を信じ、仲間を信じれば結果はついてくると熱く伝えた。迷いなく
自分のパフォーマンスを発揮できるようにするのも僕の役目。背中
を押してあげることができればと思った。
「選手と距離が」
選手と距離が近い高津監督が、つくり出した明るい雰囲気はチーム
高津監督、戻る３
の推進力になった。激励も勝負どころを捉えた絶妙なタイミングで
、優勝へぐんぐんと加速させた。終盤の１０連戦は負け無しで乗り
越えヤクルトは、６年ぶりに優勝しました。
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