東京五輪あのとき何が、マラソン札幌移転、背景に透けるバッハの保身

(東京五輪あのとき何が、マラソン札幌移転、背景に透けるバッハ

の保身)

「合意なき決定」

「合意なき決定」。2019年11月1日、東京都の小池百合子知



内部リンク

事はこう胸の内を吐き出した。五輪の華、男女のマラソンと競歩が、

2019年11月1日

東京の暑熱を懸念して札幌へ移された。国際オリンピック委員会
東京都の小池百合子

外部リンク

(IOC)による強制的な開催地変更の舞台裏を東京五輪・パラリンピ

 

ック組織委員会の実務責任者が語った。

 

「青天のへきれき」。東京五輪・パラリンピック組織委員会事務

総長の武藤敏郎(78)=元石川県総務部長=は、電話の内容を耳

にした際の驚きを短い言葉に込めた。

 

2019年10月11日、金曜日だった。相手は国際オリンピック

委員会(IOC)で東京大会の調整委員会を率いるジョン・コーツ(7

2)。IOC会長のトーマス・バッハ(68)の腹心である。組織委

は会長の森喜朗(84)と武藤が対応した。話はマラソンと競歩の

札幌移転提案だった。

(暑さのリスク)

「バッハが、ドーハ(カタール)の世界陸上の女子マラソンで棄権

者が続出し、選手が緊急搬送される映像を見てショックを受けてい

る。東京で万一同じことが起こると、東京は暑さで選手の健康がリ

スクにさらされた大会になる。それは望ましくない。札幌に移した

らどうか」。提案はこんなふうだったという。

 

ドーハでは9月から陸上の世界選手権が開かれた。中東の高温多湿

の環境下、女子のマラソンは深夜スタートにもかかわらず、出場選

手の4割を超す28人も棄権した。

「しかし東京も暑熱対策」

しかし東京も暑熱対策に手をこまねいていたわけではない。スター
手をこまねいて、戻る1

ト時間を当初の午前7時半から6時に繰り上げた。東京都は路面温

度の上昇を抑える舗装や、街路樹の剪定で道路が日陰になるなどの

工夫を施した。

 

コースは皇居、浅草、銀座など名所を巡る。国際陸連(現世界陸連)

会長のセバスチャン・コー(65)も満足していると耳にした。

 

「暑さは、コロナ禍以前は最大の課題だった。対策は十分とは思っ

ていなかったから、提案は頭では理解できた。でも国際陸連が賛成

しないだろうとも思った」。ところが難航するとの武藤の見通しは

外れた。15日午前、「コーが了解した。これで行く」とコーツか

ら断定的に知らされた。

そこで初めて東京都知事の小池百合子(69)にしらされたが、了

承しない。当然である。これまでの時間と労力。経費を無にしろと

言うのだから。

 

16日にコーツから情報が寄せられた。バッハが16日中にIOC

理事会を開き、札幌移転を決めると。「急すぎる。延ばして」と要

望したが、バッハは応じなかった。日本時間のこの日夜、IOCは

札幌移転予定と公表、翌日にバッハは「決めた」と言い放った。日

本の憂慮は置き去りだった。

 

 

(異例のトップダウン)

通常の決定プロセスは組織委など開催側の提案をIOCが審議して

決める。トップダウンは極めて異例。IOCが最終決定権を握って

いるため、それ以上あらがえなかった。国、都、組織委とIOCの

4者協議で小池は「合意なき決定」とのまざるをえなかった。

「民主的とは言えない」

武藤は「民主的とは言えない」と批判した。「五輪運動への影響を
と批判した、戻る2

懸念したとしても、冷静に相手(小池知事)と相談して納得した上

で進めるべきだった」。そうしなかったのは、ボートなどの会場見

直しで抵抗した小池に、IOCは不信感を抱いたからと読んだ。「日

本の事情に配慮したら物事は進まない」とIOCの見方を代弁した。

 

キーワードは「保身」だ。武藤は陸上関係者から聞いた話を明かし

た。ドーハの惨状が国際陸連内で大議論を呼び、コーと会長職を争

った実力者のセルゲイ・ブブカ(58)がコーを責めたという。こ

れを知ったバッハが、もし東京で二の舞いとなれば「誰の責任かと、

責められかねないと心配したのだろう」と強硬手段の背景を見立て

た。

 

小池も提案を蹴って、東京で惨状を呈したら責任を問われかねない。

絶対反対でなく、移転費用の負担拒否、との条件闘争となった背景

に、したたかさが透ける。

 

組織委会長の森は水面下で根回ししたようだ。小池に伝える前に一

部都議に漏らしたといわれる。「フライング」だが、コース設定に

は都議や区議が介在したというだけに、事前に知らせて反発を抑え

たのだろう。政府にも了解を得たはずだ。

「正式通告以前に」

正式通告以前にどんな予兆があったのか定かではない。森は通告を
どんな予兆が、戻る3

受ける前日の10日、五輪相の橋本聖子(57)と札幌市長と会っ

た。内容はつまびらかではない。コーツは16日に「先週には五輪

相が(移転に)前向きと知った」と語った。東京五輪あのとき何が、

マラソン札幌移転、背景に透けるバッハの保身。マラソン札幌移転

の話がIOCのバッハ会長から急に出てきた。彼はドーハで凄い暑さ

の中でマラソンの女子選手が出場選手の4割の28人が、棄権した

のを実際に知っていたからこのようになったのか。バッハ会長は半

強制的に決めてしまった。東京五輪でドーハの二の舞いだけはどう

しても避けたかったのだろう。真実はバッハ会長だけが知っている。

 

 

 

コメント(以下に書いて下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「M6、7級に備えを」竹内富大名誉教授群発長期化の恐れ「地殻のたがに緩み」

(M6、7級に備えを」竹内富大名誉教授群発長期化の恐れ「地殻

のたがに緩み」)

能登地方を襲った

能登地方を襲ったマグニチュード(M)5・4、最大震度6弱の地



内部リンク

震について専門家は、震活動は継続しており、今後も注意が必要

マグニチュード

だと呼び掛けた。これから約1週間、同程度の地震が起きうるだけ
最大震度6弱の

外部リンク

でなく、能登半島沖の海底にある活断層に影響が及んだ場合、M6

 

~7級の大地震が起きる可能性にあらためて言及した。

 

「現状は、いわば地殻の『たが』が緩んだり、外れたりした状態と

考えられるのではないか」

 

富大の竹内章名誉教授(地質学)は、2011年の東日本大震災の

影響が今も、能登半島を含む列島全体に及んでいる事実を指摘する。

東日本大震災では、宮城県の陸地が約5メートル、北陸は約20~

30センチ、東へ移動した。列島が東西方向へ引き延ばされたこと

になる。

「これにより、能登半島の」

これにより、能登半島の地下にある「古傷」が緩み、流体が入り込
地下にある、戻る1

むなどして、群発地震を引き起こしているのだろう、というのが竹

内名誉教授の見立てだ。

 

そうした視点に立つと、群発の長期化や、大地震の可能性を考えざ

るをえないという。竹内名誉教授は「10年程度、続く恐れもある。

能登では過去数百年の間にもM6~7級の地震が起きていることを忘

れてはいけない」と述べた。

 

金大の平松良浩教授(地震学)は、能登半島の沖合に長さ10~2

0キロの活断層があることに触れ、「これが動けば2007年の能

登半島地震(M6・9)と同程度の規模の地震が起きることがある」

と警鐘を鳴らした。

 

昨年9月から平松教授と共同で奥能登の地殻変動を観測している京

大の西村卓也准教授(測地学)は地下十数キロの所に水などがたま

って膨らむことで周辺の岩盤に力がかかり、地震が起きている可能

性が高い」とした。観測によると、奥能登の地殻変動は依然続いて

いる。

「07年能登半島地震」

07年能登半島地震との関連について、古村孝志東大教授(地震学)
関連について、戻る2

は「今回とは全く別の地震と考えた方がいい」とする。陸上にある

大規模な活断層と今回の震源は離れており「活断層の地震ではない

のでは」とみている。「M6、7級に備えを」竹内富大名誉教授群発

長期化の恐れ「地殻のたがに緩み」。能登には火山がないのにこん

なに大きな地震が起きるのだろう。地殻変動とそこに水などの流体

がたまってその膨張によって地震が起きるのだろう。こんなメカニ

ズムだが学者の仮説でまだよくわからない。

 

 

(天気良いうちに対策を)

地震を受けて気象庁は19日夕に記者会見し、今後1週間程度は同

規模の地震が発生する可能性があると注意喚起した。23日からは

天気が崩れるとの予報を示し、「天気が良いうちに備えを進めてほ

しい」と呼び掛けた。

 

会見した地震津波監視課の鎌谷紀子課長は、今回の地震は2020

年12月頃から続く群発地震の一環だとし、20日に地震調査委員

会を臨時招集して対応について検討するとした。

「梅雨期に入っている」

梅雨期に入っていることから、土砂災害の発生リスクが高まるとし
ことから、戻る3

「崖の近くに住んでいる人は事前にハザードマップ、避難経路を確

認し、気を付けて過ごしてほしい」と話した。

 

 

コメント(以下に書いて下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

積み重ねて大徳、ばち持たない太鼓の「母」「伝統に」成長見守り30年

(積み重ねて大徳、ばち持たない太鼓の「母」「伝統に」成長見守

り30年)

18日、土曜日の

18日、土曜日の大徳公民館を訪ねると、ドンドンドンと和太鼓の



内部リンク

音が聞こえてきた。建物の外にまで届く心地よい響きは、地域で親

大徳公民館を訪ねると

しまれている「もっくり太鼓」だ。
ドンドンドンと和太鼓の

外部リンク

もっくり太鼓では大徳地区の女性9人が活動している。この日は昼

 

すぎから、大徳児童館の活動の一環で、小学生11人がばちさばき

を習っていた。

 

「もっと足を広げて、踏ん張って」「打ち方が前より上手になって

るよ。その調子」。大人たちから威勢のいい声が飛ぶと、子どもた

ちの表情も次第に真剣になっていく。

「練習が行われている」

(女性のパワーを表現)

練習が行われている2階の大ホールの隅で、山田美和子さん(84)
2階の大ホール、戻る1

=がパイプ椅子に腰掛け、子どもたちに温かい視線を向けていた。

 

山田さんは1994(平成6)年、もっくり太鼓ができたときの立

役者だ。婦人会活動に取り組む中で、「地域の女性のパワーを表現

したい。発展してきた大徳の姿を太鼓で見せよう」と提案、町会や

公民館の協力を取り付けてチーム結成にこぎつけた。

 

ただ、当初は太鼓の数が足りないなど、苦労が多かったという。同

じく設立メンバーである藤元暢子さん(82)=藤江北2丁目=は

「自動車屋さんから古タイヤを借りてきて、太鼓の代わりにしてい

た。座布団を丸めてたたいたりもしたしね」と懐かしむ。

「児童館の子どもたちの」

児童館の子どもたちの練習が終わると、続いて「もっくり太鼓」の
練習が終わると、戻る2

所属メンバーが太鼓の前に立った。7月16日の演奏会に向け、ば

ちさばきには自然と力が入る。

 

 

 

山田さんは大徳地区地域伝承芸能保存会長も務め、現在まで30年

近くメンバーを導いてきたそうだが、聞くと、ばちは持たないとい

う。「みんなに遠慮して見る側に回っていたら、いつの間にか裏方

になったんです。保存会長なのに、ばちを握ったことは全然ないの」

と照れくさそうに話した。

 

山田さんも藤元さんも演奏に加わることはないものの、毎週土曜の

練習には休むことなく足を運ぶそうだ。「みんな一生懸命練習して

いる姿を見てるから、発表のときは涙が出る」と山田さん。メンバ

ーも「来てくれなかったらさみしい」と、2人がチームに欠かせな

い存在だと口をそろえる。

 

(湧き水が由来)

もっくり太鼓という名前は、大徳地区に豊富にあった湧き水の呼び

名から付けられた。そこには、地域で生まれた太鼓が、湧き水のよ

うに、未来永劫尽きないでほしいという願いが込められている。

「わが子を見守っている」

山田さんは「わが子を見守っているような感じやね」と目を細める。
ような感じやね、戻る3

主婦の「趣味サークル」のような形でスタートしたもっくり太鼓だ

が、毎年小学生に指導するようになるなど、活動の幅は徐々に広が

っている。地域の伝統に。もっくり太鼓は「母」のような愛情を注

がれながら、しっかりと成長を続けている。積み重ねて大徳、ばち

持たない太鼓の「母」「伝統に」成長見守り30年。もっくり太鼓

と言う名前が実に面白いと思います。文面にいわれが書かれていま

す。太鼓はしっかりと練習しても10年はかかるでしょう。かなり

の体力も必要だと思います。その意味でも小学生から練習している

のは素晴らしいことだと思います。将来が楽しみです。

 

 

 

コメント(以下に書いて下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白山・用水転落母と長男死亡、「父の日祝い」祖父待つ間、水路脇紙飛行機に手を伸ばし

(白山・用水転落母と長男死亡、「父の日祝い」祖父待つ間、水路

脇紙飛行機に手を伸ばし)

用水は危ない場所と

「用水は危ない場所と孫は知っていた。紙飛行機を取りに行っただ



内部リンク

けなのに」。孫と娘を突然失った祖父の涙は止まらなかった。18

孫は知っていた

日午後、白山市森島町の中村用水に流された野々市市野々市小5年
紙飛行機を取りに

外部リンク

の岡田唯織君(10)と、助けるため飛び込んだ、母親で小学校支

 

援員の岡田優華さん(31)=同市白山町=が19日、死亡した。

父の日の贈り物をしようと白山市を訪れた2人。唯織君の祖父米林

勇人さん(53)は19日、北國新聞社の取材に、事故当時何があ

ったのかを明かした。

 

(本社取材に祖父明かす)

米林さんの話では、優華さんと長男の唯織君は18日、次男(8)

とともに、プレゼントを持って森島町の曽祖父宅を訪れ、米林さん

の到着を待っていた。事故の約30分前、唯織君は「夕方に来てね」

と米林さんに電話していた。

「祖父を待つ間」

祖父を待つ間、唯織君と次男は玄関先で、紙飛行機を飛ばしていた。
唯織君と次男は、戻る1

長く飛んだ紙飛行機が、用水のへりに着地。用水との間には高さ約

1メートルの金網があった。紙飛行機を取ろうと唯織君は身を乘り

出し、バランスを崩して用水に落ちた。

 

兄を少し追った次男は曾祖父宅に戻り、優華さんらに助けを求めた。

家を飛び出した優華さんは、流されるわが子を走って追った。

 

途中、近所の住民が用水に手を伸ばし、唯織君を助けようとした。

しかし、手は届かなかった。転落場所から200メートルほど下流

で唯織君に追いついた優華さんは、靴を脱ぎ、携帯電話を近所の人

に預け、増水した用水に飛び込んだ。

 

 

「白山署は18日」

白山署は18日、匿名で事故を発表したが、北國新聞社の取材を受
匿名で事故を、戻る2

けた米林さんは、唯織君が用水近くで危ない遊びをしていた訳では

ないと知ってもらうため、実名での報道を希望した。「弟の面倒見

が良く、紙飛行機を取りにいっただけ。紙飛行機が流されればよか

った」。言葉を絞り出した祖父は「もし金網がもっと高かったら」

と悔やんだ。

 

わが子を助けるために犠牲となった娘の優華さんには「優しく、後

輩に慕われて友達もたくさんいた」と言葉を詰まらせた。

 

白山署などによると、事故は18日午後5時37分ごろに発生した。

2人は約20分後に救助され、金沢市内の病院にはこばれたが、優

華さんは19日午前1時10分、唯織君は同2時38分に死亡が確

認された。優華さんは溺死、唯織君は水が肺に入ったことによる出

血死だった。

「岡田さん一家の近くに」

岡田さん一家の近くに住む三上良雄さん(73)=野々市市白山町
三上良雄さん、戻る3

=によると、唯織君は弟と仲が良く、近所の人にも「ただいま」と

あいさつする、行儀の良い子どもだった。突然の訃報に三上さんは

「お兄ちゃんは人懐こく、昆虫が好きだった。かわいがっていた」

と語り、肩を落とした。白山・用水転落母と長男死亡、「父の日

祝い」祖父待つ間、水路脇紙飛行機に手を伸ばし。用水は大人で

も危ない場所なのに小学生には極めて危険です。紙飛行機が良く

飛んだので起きた事故です。金網は1・5メートル以上にしてお

くべきでした。そしたら事故は防止できたと思います。今後の事

もありますから今からでも検討すべき事です。日本人の悪い癖で

事故が起きないと対策をしません。危険な所は事故が起きる前に

対策すべきです。未然に防ぐにはこれしかありません。教訓です。

 

 

コメント(以下に書いて下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

珠洲地震宿泊キャンセル700人、祭り復活「冷や水浴びた」和倉、輪島にも影響

(珠洲地震宿泊キャンセル700人、祭り復活「冷や水浴びた」和

倉、輪島にも影響)

19日に珠洲市で

19日に珠洲市で震度6弱を観測するなど能登地方で地震相次いで



内部リンク

いることを受け、七尾市の和倉温泉や輪島市の宿泊施設で少なくと

震度6弱を観測する

も約700人の予約キャンセルが出たことが21日分かった。珠洲
能登地方で地震

外部リンク

市で「飯田とろ山祭り」が3年ぶりに開催されるなど能登は祭りシ

 

ーズンを迎えるが、群発地震の影響が観光業に及び始めた。コロナ

禍からの復活を目指していた関係者は「冷や水を浴びた気分や」と

肩を落とした。

 

「人の命を預かることになるから、無理に来てとは言えん」

珠洲市飯田町の民宿「くにまつ」では、震度6弱を観測した19

日に1件、21日にも1件の予約のキャンセルがあった。おかみの

國重恵子さん(63)は「これだけ地震が続けば不安になるのは当

たり前。キャンセルは仕方ない」と寂しそうに話した。

22旅館・ホテルが加盟する和倉温泉旅館協同組合(七尾市)によ

ると、20、21日の2日間で488人分の予約キャンセルを受け

付けた。宮西直樹事務局長は「これ以上地震が続けば、観光シーズ

ンとなる夏休みの予約に影響を及ぼしかねない」と懸念した。

 

 

「輪島市内の宿泊施設」

輪島市内の宿泊施設でも6~7月分で200人近いキャンセルが発
6~7月分で、戻る1

生しており、市観光協会にも地震の影響を尋ねる問い合わせが相次

ぐ。同市大野町の旅館「ねぶた温泉海遊能登の庄」の大向洋紀社長

は「ようやくコロナからの回復の兆しが見えていたのに。早く地震

が収まるのを祈るしかない」と漏らした。

 

能登では7月8、9日に能登町宇出津で石川県無形民俗文化財「あ

ばれ祭」、同20、21日に珠洲市無形民俗文化財「飯田とろ山祭

り」が、いずれも3年ぶりにキリコや曳山の巡行を実施、8月には

同市宝立町で「宝立七夕キリコまつり」の実施が決まっており、各

地で祭りムードが高まっていたところに、大規模地震が発生した。

「地震が数カ月で終わる兆候は現れていない」との専門家の見解

があるものの、飯田とろ山祭りの運営に携わる「飯田町祭礼委員

会とろ山部会」の田中薫部会長(50)は「大きな地震の発生は

予想していなかったが、せっかく復活する祭りに向けてみんなで

頑張りたい」と意気込んだ。

 

 

 

(2次災害に厳重警戒)

珠洲で相次ぐ地震を受け、石川県は21日、珠洲市内の一部の土砂

災害警戒区域を巡回し、住民にさらなる揺れや雨に伴う2次災害に

注意を呼び掛けた。22日までに136カ所を調査する。珠洲市は

市内全域の警戒区域246カ所で点検を始め、チラシを配って雨に

備えるよう訴えた。週末にかけて雨が予想され、住民が屋根をブル

ーシートで覆うなど、市内には警戒感が広がった。

「県は職員6人と」

県は職員6人と奥能登の県砂防ボランティア協会員3人が3班を組
奥能登の、戻る2

み、目視で斜面のひび割れや急傾斜の補強設備の破損がないかを確

かめた。住宅裏で土砂崩れが起きた正院町飯塚では、職員が雨など

でさらに崩れる恐れがあると指摘し、斜面から離れた部屋で過ごす

よう注意を促した。

市内各地では、住民が天候悪化に備えた。

 

山あいに住む無職小山紀元さん(82)方は屋根瓦が崩れたため応

急的な処置をしたが、「家の中も壁が割れた。雨漏りで家全体が駄

目になってしまうかもしれない」と不安をにじませた。

「大井政信さん(74)」

大井政信さん(74)の家では水道管が破損して断水した。21日
家では水道管、戻る3

に修理した水道業者は「20件以上の問い合わせが来ている。順番

に取り組んでいるが、時間がかかりそうだ」と話した。珠洲地震宿

泊キャンセル700人、祭り復活「冷や水浴びた」。確かに珠洲で

は多くの祭りが行われる予定であります。震度6弱を観測したよう

な地震が祭りの時に来たら大変です。本当に気の毒でしかも怖いと

思います。自然災害は待ってはくれません。

 

 

コメント(以下に書いて下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

珪藻土の窯崩壊、国内屈指の産地大打撃、珠洲地震影響広がる、職人「命奪われた」

(珪藻土の窯崩壊、国内屈指の産地大打撃、珠洲地震影響広がる、

職人「命奪われた」)

震度6弱を観測する

震度6弱を観測するなど珠洲市で相次ぐ地震で、珪藻土を使った特



内部リンク

産の七輪を焼く窯が崩壊したことが21日までに分かった。能登産

珠洲市で相次ぐ地震で

の珪藻土は国内屈指の埋蔵量を誇り、3月に切り出し技術が市無形
珪藻土を使った

外部リンク

民俗文化財となったばかり。海外での人気の高まりなど需要が回復

 

する中での大打撃で、職人たちは「窯はわしらの命と同じ。それを

地震に奪われてしまった」と声を落とした。

 

正院町平床の丸和工業では19日の地震でレンガ製の窯の天井が落

ちた。幅3メートル、奥行き4メートル、高さ2・5メートルの窯

は2007年の能登半島地震にも耐えたが、今回の突き上げるよう

な強い揺れに持ちこたえられなかった。現在も100個近くがれき

の下に残っており、地震前に窯から取り出してあった50個ほども

欠けたり、傷がついたりした。

「丸和工業によると」

丸和工業によると、ピーク時の昭和30年代には市内に七輪を作る
ピーク時の、戻る1

工場が30近くあったが、生活様式の変化で年々減少し、現在は3

社のみ。一方、新型コロナの感染拡大もあり、近年はアウトドアで

の利用が増えたほか、海外からの引き合いも多くなっていた。

 

 

 

見附島の軍艦の前の部分が崩れてしまった。軍艦に似ているので別

名を軍艦島と言います。大切な前の部分が崩れてしまったので格好

は悪くなってしまいました。

 

需要が回復傾向にある中での被災に職人たちは頭を抱えた。玉置仁

一社長は「ショックが大きい。新しい窯を作ることができる職人も

少なく、費用もかかるが、踏ん張るしかない」と前を向き、古い窯

で生産を再開できないか、準備を進めている。

「丸和工業と同じく」

丸和工業と同じく、採掘場から切り出した珪藻土で七輪を焼く能登
採掘場から、戻る2

燃焼器工業(上戸町)でも、地震で窯に亀裂が入り、一部の商品が

破損した。亀裂をふさいで窯での作業は再開できる見通しだが、舟

場慎一取締役は「もし焼成中に大きな地震が起きれば、大変なこと

になる。少なくとも一週間は様子を見たい」と話した。両社が珪藻

土を切り出す採掘場には被害はなかった。

鍵主工業(蛸島町)は大きな損害は出ていないという。

 

地震の回数について、気象庁が一連の発生状況を見直したところ、

19日に震度6弱を観測した直後の約10分間に、震度1~3の揺

れが計4回あったことが分かった。

 

石川県の被害状況まとめによると、珠洲市三崎町畑屋の防災重点た

め池で、堤防に長さ約8メートルの亀裂が入っているのが確認され

た。水を抜く措置を取った。20日夜から2カ所の公民館に避難し

ていた計5人は、21日午前に全員が帰宅した。

「金沢地方気象台は」

金沢地方気象台は、22日から週末にかけて能登地方は雨が降りや
22日から、戻る3

すい状態が続くとみている。特に25、26日はまとまった雨が降

る可能性があり、地震で地盤が緩んでいる可能性があるとして土砂

災害に警戒を呼び掛けている。二之湯智防災担当相は21日の記者

会見で「地震活動や降雨に十分注意してほしい」と述べた。珪藻土

の窯崩壊、国内屈指の産地大打撃、珠洲地震影響広がる、職人「命

奪われた」。金沢は震度2でたいしたことはなかった。珠洲は震度

6弱で縦横に揺さぶられた。窯はおそらく縦揺れで崩壊したのだと

思います。本当に気の毒な事故です。その後も毎日のように震度5

や4が来るそうです。後片付けも大変な仕事だと思います。諦めず

に頑張ってくださいね。

 

 

 

コメント(以下に書いて下さい)