(ヤクルト巨人戦2戦目、菅野攻略で王手、塩見連日のヒーロー、
高橋崩れず)
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ
内部リンク
(6試合制)は11日、セ、パ両リーグともに第2戦が行われ、
セはレギュラーシーズン1位のヤクルトが3位巨人を5ー0で、
クライマックス
パは25年ぶりにリーグ制覇したオリックスが2位ロッテを2
ファイナル
ー0で下し、ともに2連勝でリーグ優勝のアドバンテージを含め
3勝0敗とした。両チームは12日の第3戦で勝つか引き分けれ
ば日本シリーズ進出が決まる。
外部リンク
ヤクルトの塩見が連日の活躍を見せた。2ー0の六回2死満塁で
菅野の速球を左中間にはじき返し、走者一掃の三塁打で相手エー
スを降板に追いやった。三回には今クライマックスシリーズ(CS)
で早くも3本目となる二塁打を放っており、レギュラーシーズン
終盤の不調は完全に脱したようだ。
10日の初戦では三塁走者として、遊飛でタッチアップして生還
する好走塁で先制点をもぎ取った。今季開花した28歳のリードオ
フマンが「出塁も、打点も、本塁打も打てるような、何でもできる
1番打者になりたい」と意気込んだ通り、初めてのCSで躍動した。
「巨人のエース菅野」
(押し出し直後に痛打Gのエース力尽きる)
巨人のエース菅野は中4日で先発し、0ー1の六回に力尽きた。先
中4日で、戻る1
頭の村上の二塁打や坂本の失策などで2死満塁とされると、代打川
端に押し出し四球を与え、塩見に走者一掃の三塁打を浴びた。5回
2/3で113球を投げ5安打5失点。チームは敗れて後がなくなっ
た。
細心の注意を払い、五回までに87球を要した。川端を迎えた場面
では直球がシュート回転するのを修正できず、スタミナ切れは明ら
かだった。フルカウントからの7球目が外角に大きく外れると悔し
そうにグラブをたたいた。塩見には集中力が切れたように痛打され
た。
ヤクルトの高橋が今季の成長を象徴する6回無失点の好投を見せた
。一回は二塁打と2四球で2死満塁のピンチを背負ったが、中島を
速球で空振り三振として波に乗った。その後は150キロ前後の直
球に110キロ台のスライダーを織り交ぜて相手打線を寄せ付けず
「いい形で後ろにつなぐことができて良かった」と満足そうに話し
た。
左腕から繰り出す
左腕から繰り出す力強い球が武器で、ファーム時代から指導を受け
力強い球、戻る2
る高津監督に期待をかけられた。しかし制球難で殻を破れず今季は
2軍スタート。「絶対やり返したい」と腐らず、6月に1軍昇格を
つかんだ。
伊藤投手コーチから「8割の力で10の力を出す」との助言をもら
い、登板時に自ら口に出すことで力みが消えた。14試合で4勝1
敗、防御率2・87と安定した成績を残し、短期決戦の先発を任さ
れるまでに成長した。
「ベンチの期待に」
ベンチの期待に応え、六回裏の打席で代打を送られるまで1点のリ
六回裏の、戻る3
ードを死守。「先制してもらってからは、この1点を絶対に守り抜
こうと強い気持ちをもって腕を振った」と振り返り、充実感を漂わ
せた。
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