石川、富山に線状降水帯、夜の「避難指示」難しく、津幡町発令「雨続くため決断」

石川、富山両県を襲った12日の大雨では、自治体の「避難指示」

石川、富山両県を襲った

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発令の判断の難しさが浮き彫りになった。記録的雨量となった津

12日の大雨では、

幡町は午後10時に避難指示を発令。外は暗く、雨の中で避難す
自治体の「避難指示」

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るのは逆に危険な状況でもあった。一方、犠牲者が出た南砺市は、

夜間避難の危険性を考慮して発令を見送った。躊躇せず出すこと

が重要として、人の判断は挟まず、観測データから機械的に発令

する自治体もある。

 

「雨粒が機関銃のように降っていた。『バケツをひっくり返した

ような』と言うけど、プールをひっくり返したよう。あっという

間に膝下まで水がきた」

 

12日夜、津幡町内にいた20代女性は大雨のすさまじさを、こ

う振り返った。

「津幡町では午後9時台に「猛烈な雨」

津幡町では午後9時台に「猛烈な雨」に相当する1時間80ミリ
に相当する1時間80ミリ、戻る1

を観測した。県と金沢地方気象台は午後9時25分、「土砂災害

警戒情報」を発令。同39分、気象庁が線状降水帯の発生を伝え

る「顕著な大雨に関する気象情報」を発表した。

 

 

「土砂災害警戒情報」は気象庁と都道府県が出す。これに呼応す

る形で、市町村が判断して発令するのが「避難指示」だ。5段階

ある警戒レベルのうち、2番目に高いレベル4に相当する。

 

「悩ましかった」

津幡町が3地区に避難指示を出したのは、土砂災害警戒情報から

35分後の午後10時。無理な避難はせず、家の2階に移る垂直

避難なども呼び掛けた。

「担当者は避難していて濁流に」

担当者は「避難していて濁流に流されたなんてことはあってはな
流されたなんてことはあっては、戻る2

らない。無理な避難を促してしまうのではないかと本当に悩まし

かった」と恐る恐るの発令だったと明かす。大雨がその後も続く

と予想されることから決断したという。

 

激しい雨で職員が現地にたどり着けず、避難所の開設数は想定の

6カ所ではなく、4カ所となった。避難所に行けないのは住民も

同じで、高台に車を止めて身の安全を守る人も多かった。ただ、

冠水した道路を車で走ると、故障して動けなくなる危険があり、

夜間の避難はさまざまなリスクを伴う。

 

かほく市は午後10時20分の土砂災害警戒情報を受け、対策本部

を設置。校区に山を抱える地区がある4小中学校に避難所を開設し、

住民にメールで周知した。川が氾濫するような状況ではなかったこ

とから、津幡町と違って避難指示は出さなかった。内灘町は自主避

難所を2カ所設けた。

 

(九州、出す前に被害)

夜間の避難指示を巡っては、状況により判断が分かれる。

「10日の九州北部の大雨では、」

10日の九州北部の大雨では、危険性を考慮して多くの市町村が未
危険性を考慮して多くの市町村が、戻る3

明から朝方まで発令を待ち、結果的に逃げ遅れによる犠牲が出た。

石川、富山に線状降水帯、夜の「避難指示」難しく、津幡町発令

「雨続くため決断」。線状降水帯に関してはいつからいつまでか

が全く分からない。雨の止む間がないのが一番困ります。それと

夜の避難指示もリスクを伴う。難しい問題です。

 

 

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