(本来の活気戻った、七尾・青柏祭、飛び入り解禁に喜び、祭りパ
ワー実感)
4年ぶりの通常開催となった七尾市の青柏祭では、多くの観光客や
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地元住民が巨大な山車「でか山」の引き手として参加し、「やっと
本来の祭りが戻ってきた」と喜びの声であふれた。運行ルート周辺
青柏祭では、多くの観光客や
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の店や施設にも多くの人が訪れ、街は活気に満ちた。
「待ってましたという感じ。でか山を引くことで祭りが戻ってきた
気がしてうれしい」。七尾出身の三浦知子さん(55)=金沢市=
は鍛冶町、府中町、魚町全てのでか山を引き、疲れながらも達成感
に浸っていた。
3年ぶりの巡行となった昨年は、事前に引き手を登録し、検査で新
型コロナ陰性を確認した関係者に限っていた。この日を心待ちにし
てきた飛び入りの参加者に、青柏祭でか山保存会の中村巧会長は
「一般の人が楽しみに待ってくれていたので、若衆たちと一緒に引
けてよかった」と喜んだ。
「富大1年の国保修弥さん(18)
富大1年の国保修弥さん(18)=富山市=は、4月からアニメ放
=富山市=は、4月からアニメ、戻る1
送が始まった七尾が舞台の人気漫画「君は放課後インソムニア」が
きっかけで加わった。最新刊には主人公たちが青柏祭を楽しむ様子
が描かれており、高さ約12メートルのでか山を目の当たりにして
「迫力があった。漫画に出てきたシーンに自分が入り込んでいる気
がして感動した」と笑顔を見せた。
周辺の店もにぎわった。府中町のすし店「松乃鮨」は3~5日、予
約で満席となった。帰省客が家で会食するため、出前の注文も好調
という。道の駅「能登食祭市場」は県外ナンバーの車が目立った。
村本能久駅長は「コロナ下の4年間で一番活気がある」と話した。
5日のでか山巡行では、4年ぶりに食祭市場前に3台が勢ぞろい
し、従業員はさらなる活気を期待した。
(でか山パフェ作る・パトリア)
青柏祭の限定企画として、七尾駅前のパトリア内にある里山里海キ
ッチンは4日、オリジナルの「でか山パフェ」を作るイベントを開
いた。参加者はでか山の車輪や、車輪に差し込む梃子をかたどった
クッキーをトッピングし、写真撮影を楽しんだ。
「鍛冶町では米国のチャールズフリスさん」
(米の元ALTフリスさん・5年ぶり鍛冶町若衆で参加)
鍛冶町では米国のチャールズ・フリスさん(32)が5年ぶりに青
(32)が5年ぶりに、戻る2
柏祭に参加し、祭りを盛り上げた。
フリスさんは2012~16年に外国語指導助手(ALT)として七尾
市内の小中学校で英語を教えていた。でか山が奉納される大地主神
社での日本語教室に通っていたことから、13年から帰国する16
年まで鍛冶町の若衆として参加してきた。
18年にも来日し、祭りに加わったが、19年は仕事で訪れること
ができず、20、21年は新型コロナの影響で祭りは中止に。復活
した22年も渡航制限のため参加することができなかった。
「今年は4月28日に来日し」
今年は4月28日に来日し、でか山の飾り付けも手伝った。4日は
でか山の飾り付けも、戻る3
梃子を使ってでか山を動かしたり、見物客と一緒に綱を引いたりし
た。フリスさんは「やっと参加することができ、言葉にできないほ
どうれしい。一緒にでか山を引くことで住民と仲良くなれた。これ
からも毎年来たい」と話した。本来の活気戻った、七尾・青柏祭飛
び入り解禁に喜び、祭りパワー実感。米国のフリスさんは本当に、
青柏祭が好きなんですね。これからは毎年来たいと言っています。
祭りの雰囲気が好きなんでしょうね。国際親善にもなってとても
いいことだと思います。
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