仏大統領選マクロン、ルペン氏再戦「反極右」「反現職」で激戦、24日決戦投票

(仏大統領選マクロン、ルペン氏再戦「反極右」「反現職」で激戦、

24日決戦投票)

フランス大統領選

フランス大統領選の第1回投票が10日行われ、即日開票された。



内部リンク

内務省の暫定最終結果によると、再選を狙う中道のマクロン大統領

第1回投票が

(44)が得票率約28%で首位、極右政党、国民連合(RN)の
10日行われ

外部リンク

ルペン氏(53)が約23%で2位となり、24日の決戦投票への

 

進出を決めた。両候補の対決は前回2017年に続き2度目となる。

 

両候補とも前回より得票率を伸ばし、現職が優位を確保した。しか

し極右評論家ゼムール氏の登場で極右勢力は拡大。戦後の第5共和

制で大統領を輩出した左右両派の伝統政党はかつてなく支持率を減

らし、マクロン氏が結集を図る反極右票の規模に不透明感も漂う。

 

マクロン、ルペン両氏の陣営は決戦投票に向け、他候補に投票した

有権者の支持獲得への取り組みを本格化。マクロン氏は、他の党派

との協力を念頭に「さまざまな信念を結集するため何か新たなもの

を作り出す用意がある」と演説した。一方、ルペン氏は「今日マク

ロン氏に投票しなかった全ての人々はこの連合に加わる資格がある」

と呼びかけた。

 

10日夜発表された決選を想定した世論調査の支持率はマクロン氏

が51~54%、ルペン氏が46~49%で僅差となっている。

「選挙戦はこれまで」

選挙戦はこれまで新型コロナウイルス流行やロシアのウクライナ侵
コロナ、戻る1

攻に国民の関心を奪われ、低調に推移。インフレを背景に家計の購

買力対策が重要争点となった。投票率は戦後の大統領選の最低記録

(約72%)は更新しなかったが、約74%にとどまった。

 

大統領選は12人が立候補。極左「不屈のフランス」のメランショ

ン氏が3位で得票率22%まで追い上げた。4位のゼムール氏は約

7%、5位の右派共和党のペクレス氏は約5%、左派社会党のイダ

ルゴ氏は10位で約2%だった。過半数を獲得した候補はおらず、

上位2人が決戦投票を争う。

 

RNの決戦進出は、前身の国民戦線(FN)時代から3度目となる。

 

 

マクロン、ルペン両氏は、欧州連合(EU)や北大西洋条約機構

(NATO)を巡る公約や、ウクライナへ侵攻したロシアへの対応

で対立している。NATOの統合軍事機構からの脱退を掲げるルペ

ン氏に対し、マクロン氏は欧州独自防衛の強化を訴える。

「親EUのマクロン氏」

親EUのマクロン氏は、1期目から持論とする欧州の「戦略的自立
1期目から、戻る2

性」の確保を公約に掲げる。不法移民対策として、EUの城外国境

の管理強化を盛り込んだ。

 

ルペン氏は前回2017年の大統領選で単一通貨ユーロ圏脱退や、

EUからの離脱を問う国民投票の実施を公約としたが、今回撤回し

た。ただEU法よりもフランスの国内法を優先するとの立場を明確

にしており、移民政策などでEUの共通原則に反する措置の導入を

辞さない構えだ。

 

フランスは1966年、対米自主路線を進めたドゴール元大統領

の決断でNATOの統合軍事機構から離脱した。サルコジ元政権下

の2009年に完全復帰。自国の主権を強調するルペン氏は、ド

ゴール氏に倣う考えを示している。

「ルペン氏は親ロシア」

ルペン氏は親ロシアの立場で、ウクライナ侵攻前はプーチン大統領
立場で、戻る3

を擁護していた。侵攻は非難したが、制裁を巡り、資源や原料の禁

輸はフランス国民に悪影響を及ぼすとして反対を主張している。仏

大統領選マクロン、ルペン氏再戦「反極右」「反現職」で激戦、2

4日決選投票。マクロン氏が中道で無難な気がします。ルペン氏は

ロシアよりで少し危険な気がします。国民は賢いですから今までの

実績から見ても、最適な人物を選ぶことでしょう。

 

 

 

 

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