(大阪ビル火災、防犯カメラに犯行の瞬間男しゃがんだ直後炎上、
腕の良い職人)
大阪市北区の繫華街・北新地にある雑居ビル4階の心療内科クリニ
内部リンク
ックから出火し、25人が死亡した火災で、殺人と放火の疑いが持
たれている男が液体入りの紙袋を受付前の床に置いてしゃがみ込ん
繫華街・北新地
だ際、一気に火が上がったことが19日、捜査関係者への取材で分
雑居ビル4階
かった。火元近くから焼けたライターが見つかったことも判明。ラ
イターで液体に火を付けた可能性がある。クリニックの防犯カメラ
外部リンク
には犯行の一部始終が写っており、大阪府警は全容解明に向け解析
を進める。府警は同日もビルを現場検証した。
府警は19日、死者のうち兵庫、奈良、大阪の各府県に住む8人の
男女の身元が判明したと発表。クリニック院長の西沢弘太朗さん
(49)も含まれる。身元判明は20~50代の計14人になった
。司法解剖の結果、16人の死因が確定し、一酸化炭素(CO)を
吸ったことによるCO中毒や燃焼ガス中毒だった。
府警によると、男はクリニックに通院していた住所職業不詳谷本盛
雄容疑者(61)。顔や手にやけどを負いCO中毒などで危険な状態
で、府警は逮捕せずに捜査を続けている。防犯カメラには容疑者がし
ゃがんだ際に手元を動かす姿も記録されていた。
「谷本容疑者が」
谷本容疑者が事件直前まで生活をしていた大阪市西淀川区の住宅で
事件直前、戻る1
は、出火の約30分前にぼやがあった。ぼやの後、容疑者が約3・5
キロ離れたビルに自転車で向かう姿が沿道の防犯カメラに写ってい
た。家には容疑者が事件前に書いたとみられるメモも見つかり、府
警は内容を精査している。
現場は「西梅田こころとからだのクリニック」。室内にいた27人
が心肺停止で搬送され、20~60代くらいの25人が死亡した。
火災は17日午前10時15分ごろ発生。当日は休職した人らの職
場復帰支援のため集団治療を行う「リワークプログラム」の予定が
あり、多くの利用者が来院していたとみられる。
府警は19日、逮捕前の段階で容疑者の実名を公表。「被害者や遺
族が被疑者(容疑者)の特定を望んでいる。事案の重大性を考慮し
た」とした。
「谷本容疑者は」
(腕の良い職人)
谷本容疑者は10年ほど前まで同市淀川区の板金工場に勤務し、腕
10年、戻る2
の良い職人と評価されていた。妻と子供2人がいたが離婚。西淀川
区の一軒家に1人で住んでいたとみられる。
勤務していた工場の社長(78)によると、谷本容疑者は約20年
前、求人広告に応募してアルバイトとして働き始めた。腕が良く経
験もあったためすぐに正社員となり、屋根修理などに従事した。約
7年後、「やりたいことがある」といったん退職したが、1年ほど
して戻ってきた。
社長は「まじめな性格で責任感が強い。仕事(の仕上がり)もずば
ぬけてきれいで、優秀な職人だった」と振り返った。大きなトラブ
ルはなかったが、離婚前後に無断欠勤するように。復縁を望んだが
かなわなかったといい、2010年ごろに突然退職し、連絡も途絶
えたという。
「当時住んでいた」
当時住んでいた西淀川区のマンションの近隣住民によると、近所付
西淀川区、戻る3
き合いは少なかったという。上の階の住民は「言葉遣いも丁寧で、
普通の人でした」と言葉少なに話した。大阪ビル火災、防犯カメラ
に犯行の瞬間男しゃがんだ直後炎上、腕の良い職人。容疑者は精神
的にかなり追い詰められていたように、思います。精神的に正常な
らば現場にガソリンをまくようなことは、しないでしょう。火の回
りが速いのでこのような結果になる事は容易に、理解できるはずで
す。しかし何の罪もない人が多く亡くなったことは、本当に悲惨な
ことです。容疑者は一人で死ぬ勇気がないのです。それで他人をま
きぞいにしてしまったのです。悲しい事件です。起きてはいけない
事件が現実的に起きてしまうことが、よくあります。自分の命は自
分で守ると言いますが今回の事件では、助かるのは奇跡に近いです
。いつどこで何が起きるかは誰にも分かりません。このような事件
が起きない社会を創ることを、目指さなければなりません。それを
この事件は教えてくれているような気がします。
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