昨年9月、金沢市大桑町の市道でスマートフォンを見ながら乗用車
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を運転し、小学4年の女児をはね、重体となるけがを負わせたとし
て、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で在宅起訴された同市
見ながら乗用車
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末町、会社員長林龍馬被告(34)に対し、金沢地裁は25日、過
失は重大であるとして、禁錮2年6月、執行猶予4年(求刑禁錮2
年6月)の判決を言い渡した。検察側は控訴しない方針。厳罰を求
めていた女児の父親は「あまりに刑が軽すぎる。娘に申し訳ない」
と無念の思いを語った。
事故では近くに住む斉藤莉杏さんが登校のため自宅を出て、道路
を横断したところを車にはねられた。現在も意識不明のまま入院
が続いている。
「川内真里裁判官は判決理由で」
川内真里裁判官は判決理由で、被告がスマホを操作し脇見したこ
被告がスマホを操作し脇見した、戻る1
とで事故が引き起こされたとし「基本的な注意義務を怠った被告
の過失は極めて重大だ」と避難。「わずか10歳で突然将来を奪
われ、本人や家族の怒りや無念さは計り知れない」と述べた。
一方、被告に前科前歴がなく、任意保険で損害賠償金が支払われ
る見込みであることなどを考慮し、執行猶予が相当とした。
判決などによると、被告は昨年9月13日朝、大桑町の市道で乗
用車を運転中、左手に持ったスマホを脇見したまま制限速度の時
速40キロを上回る約67キロで走行し、道路を横断していた斉
藤さんをはねた。
「判決後、長林被告は報道機関の問い掛けに」
(被告「申し訳ない」)
判決後、長林被告は報道機関の問い掛けに対し「本当に申し訳な
対し本当に申し訳、戻る2
いと思っています」と述べた。
「軽すぎる。納得できない」
「今後、同じような事故が起こらないようにと戦ってきたが、何
も変えてあげられなくて申し訳ない。謝る気持ちでいっぱい」。斉
藤さんの父安本さん(34)は閉廷後に取材に応じ、目に涙を浮か
べて娘への思いを語った。
被害者参加制度を利用し、公判に立ち会ってきた。危険運転致死傷
罪に相当する無謀な運転だと主張し、悪質なドライバーが減ること
を願って実刑判決を求めた。執行猶予付きの判決を受け、「人生を
狂わせておいて、あまりにも軽すぎる。納得できない」と憤った。
一方で、検察側からは判例と照らし合わせると判決を覆すことは難
しく、控訴の予定はないと説明を受けたという。
現場の市道は小学校の通学路になっているものの、片側1車線で道
幅は狭く、斉藤さんの自宅側には路側帯しかない。父親の安本さん
は危険な路側帯を避け、道路を渡って反対側の歩道を使って通学す
るよう指導していたという。
「事故を受け、市は市道を緊急点検し」
事故を受け、市は市道を緊急点検し、注意喚起の路面表示を施すな
注意喚起の路面表示を施す、戻る3
ど安全対策を進めた。ただ、横断歩道の増設や道路拡幅といった抜
本的な対策には至っていない。父「娘に申し訳ない」、金沢地裁
「過失は重大」、検察控訴しない方針。最近、交通事故が増加して
いるように思われます。高齢者の運転する車の事故が最も多いです
がこれは大事故になる可能性が高いです。判断力が鈍くなるせいで
しょうね。80歳を過ぎたら免許証を返納するのがベストだと思い
ます。今回の事故はスマホを見ながらの運転で問題外です。厳罰に
すべきだと思います。
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