(カーリング初の銀日本女子、2大会連続表彰台英国に3-10、
日本序盤の失点響き大敗)
北京冬季五輪最終日の20日、カーリング女子決勝で日本(ロコ
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・ソラーレ)は英国に3-10で敗れ、銀メダルだった。初の
「金」には届かなかったが、前回平昌五輪の銅メダルを上回り、
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男女を通じて史上最高の成績で終えた。
スキップの藤沢五月(30)と吉田知那美(30)、妹の夕梨花
カーリング女子
(28)、鈴木夕湖(30)、控えの石崎琴美(43)で臨んだ
日本は序盤から、正確なショットを繰り出す英国に主導権を握ら
れた。有利な後攻で迎えた第5エンドに1点を奪われ、1-4と
苦しい展開。第7エンドには決定的な4点を失った。
カーリング発祥の英国は平昌大会の3位決定戦で日本に負けた雪
辱を果たし、2002年ソルトレークシティー五輪以来20年ぶ
り2度目の金メダルに輝いた。
ノルディックスキー距離女子30キロフリーは5大会連続出場の
石田正子(41)が26位に入ったのが最高だった。
アイスホッケー男子決勝はフィンランドが2-1でロシア・オリ
ンピック委員会に逆転勝ちし、初優勝を飾った。
「女子決勝で日本」
(カーリング 女子決勝)
女子決勝で日本のロコ・ソラーレは3-10で英国に敗れ、銀メ
ソラーレ、戻る1
ダルとなった。前回の銅に続くメダル獲得で、男女を通じて日本
史上最高成績。
第1エンドに2失点。1-3の第5エンドに有利な後攻で1点を
奪われた。第7エンドには大量4点を許した。第9エンドに2失
点した時点で、相手の勝ちを認め、試合が終了。藤沢や吉田知の
ショットの確率が低く、複数得点のエンドがない完敗だった。
英国は2002年ソルトレークシティー大会以来、20年ぶり2
度目の金メダルを獲得した。
4人は「ありがとう」と声を掛け合い、銀メダルまでの4年間の歩
みを確かめ合うように抱き合った。カーリング女子で日本は決勝で
敗れたものの、前回の銅を上回る「勲章」を手にした。最後は思わ
ぬ大敗で、スキップ藤沢は「うれしさ半分、悔しさ半分。このチー
ムを本当に誇りに思う」と泣き笑いを浮かべた。
「序盤から金メダル」
序盤から金メダルへの雲行きは怪しかった。第1エンド、英国がハ
雲行きは、戻る2
ウス(円)内で日本のストーンにぴったりと寄せた一方、藤沢は完
璧には寄せられず、2失点。有利な後攻の第2エンドは複数得点で
きなかった。1-3の第5エンドはサード吉田知ののミスにつけ込
まれて石をためられ、1点スチールを許した。
英国に先に主導権を握られ、難しいショットを強いられた。吉田知
のショット成功率は64%、藤沢は69%と落ち込み、円内外にう
まく石を配置して複数得点を狙う、理想の形をつくれなかった。
常におだやかに団結してきたわけではなかった。昨年9月の日本代
表決定戦に向け、戦い方、体調の整え方をめぐって4人の意見が割
れた。吉田知は「自分に可能性はない」と引退も覚悟。戸惑う妹の
吉田夕の相談を、鈴木が温かく聞き入れた。
危機のたびに腹を割った話し合いを重ね、乗り越えてきた。信頼を
一層深め、たどり着いた五輪の決勝。最後まで必死にショットをつ
ないだが、悲願の頂点を狙うミュアヘッド率いる英国の底力に屈し
た。
「目標の世界一」
目標の「世界一」はかなわなかったものの、全力を尽くした4人の
全力を、戻る3
輪がとけた後は笑顔があふれた。吉田知は「ゴールは達成できなか
ったが、過ごしてきた時間は間違いじゃなかった」と涙を光らせ言
い切った。カーリング初の銀日本女子、2大会連続表彰台英国に3
ー10、日本序盤の失点響き大敗。いろいろあったと思いますが韓
国が負けて日本が3位でもう一度スイスと、準決勝を戦うことにな
りました。この試合は日本の調子が良くてスイスに勝って、次は英
国と決勝です。スイス戦は本当に素晴らしい試合でした。完勝でし
た。決勝も行けると思いました。しかし英国の選抜メンバーは強か
ったです。ほとんどミスをしませんでした。完全に日本の完敗試合
でした。でもよく頑張ったと思いました。銀メダルは立派です。
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