ホルモンの不思議・脂肪、夜更かしで肝臓に付着、筋肉動かして燃焼を

(ホルモンの不思議・脂肪、夜更かしで肝臓に付着、筋肉動かして

燃焼を)

食欲を抑えて食べる量を

食欲を抑えて食べる量を減らしたい。脂肪を燃焼して肥満を解消し



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たい。ダイエットに励む誰もが抱く望みを、ホルモンの作用がかな

 
減らしたい。脂肪を

えてくれる。ただ、何もしなくても分泌されるほど甘くはない。鍵
燃焼して肥満を解消し

外部リンク

となるのは睡眠と運動である。

 

睡眠時間は食欲の抑制に直結する。体内には食欲を抑えるホルモン

「レプチン」と食欲を増進するホルモン「グレリン」があり、レプ

チンは脂肪細胞、グレリンは胃から産生されて、いずれも脳に働く。

レプチンは脳に満腹の信号を出して食欲を抑える一方、グレリンは

胃酸の生産や消化管の運動を促す。

 

(食欲抑えられず)

しかし、睡眠不足となると、グレリンの分泌量が増え、食欲が抑え

られなくなってしまう。実際、さまざまな研究で睡眠時間が短いほ

ど、レプチンの量が減り、グレリンの量が増えることが示されてい

る。

 
「睡眠不足の弊害はこれだけではない。」

睡眠不足の弊害はこれだけではない。「私たちの研究で、睡眠時間
私たちの研究で、睡眠時間、戻る1

の短い人は体重が体重が増加するする前に、質の悪い脂肪が肝臓に

付いてしまうことが分かっています」と金沢医科大糖尿病・内分泌

内科学の熊代尚記教授は指摘する。

 

前回紹介したように、質の悪い脂肪が筋肉や肝臓の周辺に付着する

と、インスリンの効きが悪くなり、糖が消費されにくくなる。夜更

かしは健康とダイエットの大敵といえる。

 

脂肪燃焼に欠かせないもう一つの要素は運動だ。運動によって筋肉

から分泌されるホルモン「マイオカイン」の中には、脂肪の代謝に

働くホルモンがある。

 

 
「脂肪を燃焼するホルモンの」

脂肪を燃焼するホルモンの一つであるイリシンは、ジョギングやウ
一つであるイリシンは、戻る2

オーキングなど長時間続ける有酸素運動を行うことで増加する。ま

た、筋トレのように瞬間的に大きな負荷を掛ける運動でも、メテオ

リンライクという同種のホルモンが分泌される。

 

(筋トレで相乗効果)

「有酸素運動は7~8分以上、汗ばむ程度で毎日続けるのが効果的

です」と熊代教授はアドバイスする。筋トレによって筋肉を強化す

れば、有酸素運動の代謝効率が上がり、相乗効果も期待できるとい

う。

 
「他にも、脂肪を燃焼する」

他にも、脂肪を燃焼するホルモンの一種として「PPAR@」が知ら
ホルモンの一種として、戻る3

れており、これを活性化する薬が血中の中性脂肪の値が高い人向け

に活用されている。私たちの体内にあるホルモンの力は、日々の過

ごし方次第でどこまでも引き出すことができるのだ。ホルモンの不

思議・脂肪、夜更かしで肝臓に付着、筋肉動かして燃焼を。我々人

間の体は実にうまくできている。規則正しい生活をしていれば健康

に生活できる。逆に反対の生活をすれば病気になってしまう。ホル

モンのバランスと運動は健康には欠かせない。健康でなければ質の

高い生活はできません。

 

 

 

 

 

 

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