金大病院に国産ロボ、北信越初患者の負担減、「ダビンチ」と2台体制

(金大病院に国産ロボ、北信越初患者の負担減、「ダビンチ」と2台

体制)

金大付属病院は今年度

金大付属病院は今年度、日本生まれの手術支援ロボ「hinotori」



内部リンク

(ヒノトリ)を本格稼働させる。国産ロボの設置は北信越5県の病

日本生まれの手術

院で初めてで、消化管や婦人、泌尿器の分野で活用する。導入済み
支援ロボ「hinotori」

外部リンク

の米国製「ダビンチ」と2台体制となり、患者の負担が少ないロボ

ット手術をより受けやすい環境が整う。国産の利点を生かし、メー

カーと連携した新機器開発にもつながると期待される。

 

(「ダビンチ」と2台体制)

ロボットを使った手術は、従来の開腹手術と比べて患者の体への負

担が小さく、国内で普及が進んでいる。ダビンチが圧倒的なシェア

を誇るが、国産や欧州製の機器も参入し、競争が本格化していると

いう。

「金大や製造元によると」

(滑らか、細かい動作)

金大や製造元によると、ヒノトリはダビンチと比べ、アームの関節
ヒノトリはダビンチと比べ、戻る1

が1カ所多い8カ所となっており、滑らかで細かな動作が可能。サ

イズもコンパクトで、一般的な手術室でも使えるメリットがある。

 

金大は3月、本格稼働に先駆け、高齢者の胃がんの「幽門側胃切除」

など消化管分野で2例の手術を実施した。十二指腸につながる胃の

幽門部分の手術は難易度が高いが患者は術後順調に回復し、既に退

院した。

 

ヒノトリを使って執刀した消化管外科の稲木紀幸教授は「操作した

感触は先行するダビンチと遜色がなかった」と指摘。その上で、

「国産メーカーなので、こちらから改良点を伝えやすいメリットが

ある。金大考案でアームの新パーツ開発も期待できる」と強調した。

 

「がんなどに幅広く活用してきた」

金大は2005年にダビンチを取り入れ、胃がんや前立腺がん、腎

臓がんなどに幅広く活用してきた。近年、使用頻度が高まったこと
近年、使用頻度が高まったこと、戻る2

から増台を検討し、日本の技術を応援する狙いもあって純国産ロボ

の導入を決めた。

 

(優秀な医師確保の狙いも)

薄田院長「必要な投資する」

金大付属病院が北陸三県では例の少ない、手術ロボ2台体制とした

のは、患者の負担軽減に加え、魅力的な施設をそろえて優秀な医師

を確保する狙いがある。

 

若手が敬遠しがちとされる外科で、全国の病院に負けず、志望者を

引き付けるためには、基本となる開腹手術に加え、腹腔鏡手術、ロ

ボット手術のできる環境が必須とされる。

「金大付属病院は今年度から」

金大付属病院では今年から、年々患者数が増えている膵臓がんもダ
年々患者数が増えている膵臓がん、戻る3

ビンチで手術ができる体制となっており、薄田敏文院長は「設備の

充実は患者さんへの恩恵だけでなく、志の高い医療従事者の獲得に

つながる。今後も必要な投資を行っていきたい」と語った。金大病

院に国産ロボ、北信越初患者の負担減、「ダビンチ」と2台体制。

最近は全国の有名な大学病院では盛んにロボット手術が、行われて

いる。手術の精度が高く患者さんの負担も少ない。高い技術が要求

されるがそれが進歩につながる。

 

 

 

 

 

 

 

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