31日に結果が公表された今年度の全国学力テストで、石川は5教
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科中3教科で1位、残り2教科は2位、4位といずれも上位を占め
た。教員対象のアンケートでは、過去の結果を授業に活用した比率
学力テストで、石川は
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が全国と比べて2倍超となるなど、県教委は「石川スタイル」の指
導法が定着したと評価。今後はICT(情報通信技術)活用をさらに
充実させ、確かな学力の育成を図る。
県教委「石川スタイル定着」
調査と同時に行われた教員対象のアンケート結果では、「テスト結
果を学校全体で教育活動を改善するために活用したか」との問いに
「よく行った」と回答した比率が、県内は小学校が72・3%(全
国平均33・1%)、中学校が61・2%(同24・7%)といず
れも全国を大きく上回った。
「県教委は学力テストが始まって」
県教委は学力テストが始まって3年目の2009年度から、金大と
3年目の2009年度から、戻る1
連携して結果を分析し、指導改善の具体例を作成。市町教委や各学
校はこれを参考にし、授業改善を進めてきた。
具体的には、正答率が低い問題を克服するため、その基礎となる低
い学年の学習の指導方法から見直すなどしている。年間を通じ、授
業の節目には学力テストの過去問題を例題に活用しており、金沢市
内の50代小学校教員は「良問がそろう学力テストをどの県よりも
使い倒していることが結果につながっている」と話した。
このほか、児童生徒に授業でのICT活用頻度を聞く質問では、「週
1回以上」と答えた比率が小学校は86・6%と全国と同水準だっ
たが、中学校は93・0%と全国の87・5%を上回った。自己肯
定感を問う質問では、小学校82・5%、中学校79・8%が肯定
的に回答し、いずれも全国と同水準だった。
「北國新聞社が県内19市町教委に」
(平均正答率・2市「数値で公表」)
北國新聞社が県内19市町教委に各市町の平均正答率を公表するか
各市町の平均正答率を公表するか、戻る2
どうか尋ねたところ、「数値で公表する」と回答したのは金沢、か
ほくの2市だった。
県平均を「上回る」「下回る」といった段階で公表するのは小松や
七尾など9市町。昨年は数値で公表した白山市は段階表示に変更す
る。輪島など7市町は公表せず、能美市は「検討中」とした。
「根深い問題」県教組・谷内委員長
県教職員組合(県教組)の谷内直執行委員長は学力テストの結果を
「想定内」とした上で、「学力テストを中心に教育を行うことが定
着しており、根深い問題になっている」と話した。
「昨年、県教祖が行った実態調査では」
昨年、県教組が行った実態調査では、一部組合員が「事前対策があ
一部組合員が事前対策が、戻る3
った」と回答。今年3月、県教委は1学期開始から、学力テストが
行われる4月下旬までの期間は過去問題や類似問題を授業で取り扱
わないよう求める通知を市町教委に出した。県教組は今年も実態調
査を行い、9月ごろに結果をまとめて公表する。全国学力テスト、
結果を授業に活用、全国の2倍超、県教委「石川スタイル定着」
全国学力テストは伝統的に石川は成績がよい。これは金大付属
と泉が丘高校を目指すトップクラスの成績がよいことが多いに
関係していると思われます。
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