照ノ富士初の全勝V、6度目賜杯、最多勝に花添え「理想の相撲に」風格漂わせ

(照ノ富士初の全勝V、6度目賜杯、最多勝に花添え「理想の相撲

に」風格漂わせ)

14日目に

14日目に2場所連続6度目の優勝を決めた横綱照ノ富士は大関貴



景勝を押し出し、自身初の15戦全勝で賜杯を抱いた。既に年間最
2場所連続

多勝も決定しており、今年77勝で終えた。貴景勝は12勝3敗。
6度目の優勝

 

波瀾万丈の20代を、そして人生の節目となった1年を力強く締め

くくった。29日に30歳の誕生日を迎える照ノ富士が初の全勝で

6度目の賜杯獲得に花を添えた。「今までできなかったこと

ができて、本当にうれしい。ちょっとずつ理想の相撲になりつつあ

る」と、風格を漂わせた。

 

14日目に優勝を決めても緩みはなかった。貴景勝の強烈な当たり

を前傾姿勢であてがい対応。いなされて左喉輪に頭が上がっても右

はずではね上げ、押し返して相手を土俵から出した。「自分は才能

のある力士ではない。一つのことを一生懸命やっている」。192

センチ、184キロの体を生かして正面から立ち向かう。信じる取

り口が横綱相撲へつながっている。

「モンゴル出身の」

モンゴル出身の先輩、朝青龍、白鵬も初めて番付上の一人横綱とな
朝青龍、戻る1

った場所を全勝で制覇。そこから一時代を築いた。間垣親方となっ

た白鵬は9月末に引退後、照ノ富士について「20代前半の時と比

べ、相撲を真剣に考えるようになった。きっと大丈夫」と信頼感を

語った。後輩は今年4度目の優勝で思いに応えた。

(腐らずに前向きに)

両膝の負傷などで大関から序二段まで転落する苦難を味わった20

代を「腐らずに前向きになること。一日の大切さを学んだ」と総括

した。関脇から最高位に駆け上がった2021年を終え、来年は優

勝回数を2桁に乗せることを目指す。「大きな目標を立てて頑張る

。そのためには一生懸命努力するだけ」。角界の大黒柱に成長した

男の夢は膨らみ続ける。

 

 

 

 

 

 

 

「理想に近づいている」 優勝の照ノ富士が自信

28日終了の大相撲九州場所で、2場所連続6度目の優勝を遂げた

横綱照ノ富士(モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋)が29日、オンライ

ンで記者会見し、自身初の15戦全勝での制覇に「やり遂げた後の

気持ち良さを味わいたかった。普段から自分に厳しくしたことが良

かった」と達成感に浸った。

 

力強い取り口は最後まで衰えることなく、最高位としての役割を全

う。「普段からずっと心掛けていた相僕に、ちょっとずつ近づいて

いる」と自信を示した。

「4度優勝し」

4度優勝し、関脇から大関、横綱へと駆け上がった1年。白鵬(現
関脇から、戻る2

間垣親方)が9月末に引退したため、番付上の一人横綱となり「い

ろいろな立場や責任を感じるようになった。もっと頑張らないとい

けない気持ち」と自覚十分に語った。

内部リンク

この日が30歳の誕生日だが「何も考えていない」と苦笑い。早く

 

も来年の闘いを見据え「次の場所の準備にいつから入るかを考えて

いる」と引き締まった表情だった。

外部リンク

(横審が全勝V賞賛)

 

日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は29日、東京

・両国国技館で定例会合を開き、初の番付上の一人横綱として臨ん

だ大相撲九州場所で全勝優勝した照ノ富士を称賛した。矢野弘典委

員長(産業雇用安定センター会長)は「本当に素晴らしい結果。横

綱らしい相撲を堂々と展開した」と褒めた。

「照ノ富士の言動」

照ノ富士の言動や飾らない人柄などを評価する声も上がり「品格の
飾らない、戻る3

面も含めて相撲界のリーダーになっていってほしい」と期待を寄せ

た。一方で「追い掛ける方がもう一つだったという印象」と周囲の

力士の物足りなさも指摘した。照ノ富士初の全勝V、6度目賜杯、

最多勝に花添え「理想の相撲に」風格漂わせ。

 

 

 

 

 

 

 

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