七尾高理数科3年の石坂聖也さん(18)=七尾市万行町=が12
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日までに、京大医学部人間健康科学科に合格した。受験に向けた追
い込みの真っ最中に地震に見舞われたが、大きく変わった日常の中
=七尾市万行町=が
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でも勉強を続け、難関を突破した。もともと医療分野に関心を持っ
ていた石坂さん。被災地で活躍する関係者の姿を見て憧れはさらに
強まり「自分もいつか同じ道へ進みたい」と意気込んだ。
石坂さんは元日、JR七尾駅前の「ミナ・クル」にある共有スペー
スで勉強に励んでいた。激しい揺れの後、大津波警報を受けてビル
の上階に避難。迎えに来た親と合流し、自宅近くの公園に逃げ込ん
だ。
自宅の建物は無事だったが、断水で不便な生活を強いられることに
なった。友人が金沢に避難するなど周囲の環境も変わり、心の負担
になった。
「しかし、1月上旬、生徒のために」
しかし、1月上旬、生徒のために学校が解放されると、校舎で猛勉
学校が解放されると、校舎で、戻る1
強。「いつも学んでいた学校を使えて安心した」。慣れ親しんだ学
びやが精神を落ち着けてくれたという。
共通テスト前は予定されていた演習授業を受けられず、自力で問題
を説き続けた。逆境でも最大限に努力し、試験には「自信を持って
臨めた」という。同じクラスで互いに高め合ってきた福井隆介さん
とともに合格を勝ち取った。
小学校時代に1カ月ほど入院したことがきっかけで、医療に興味を
持った石坂さん。能登半島地震では多くの医療者が石川県入りし、
看護師である友人の母は発災後すぐ病院に向かったと聞いた。
京大の人間健康科学科は、看護師や理学療法士、保健師などの養成
を目的としている。石坂さんは、どの道に進むか今はまだ決めてい
ないとし「困っている人がいたらすぐ動ける人になりたい」と語っ
た。
「羽咋高から難関の旧帝大に現役生
(羽咋高、旧帝大に6人)
羽咋高から難関の旧帝大に現役生6人が合格した。旧帝大合格者は
6人が合格した。旧帝大合格者は、戻る2
3年ぶり。学校側は入試直前に地震に見舞われながらも夢をかなえ
た生徒をたたえた。
大阪大に磯大毅さん(外国語学部)と上野真諒さん(経済学部)、
名古屋大に竹内丈一朗さん(工学部)と三波凪紗さん(医学部保健
学科)、北海道大に西村悠生さん(総合理系)と橋本拓歩さん(水
産学部)が受かった。全4クラスから合格者が出た。
羽咋高は能登半島地震の影響で校舎が使えなくなり、3年生は国立
能登青少年交流の家で受験対策に励んだ。西村さんは「地震があっ
たからこそみんな一致団結できたと思う」と振り返り、「水も通っ
ていて勉強にはいい環境だった」と語った。
「同校では、2年時から高いレベルの
同校では、2年時から高いレベルの大学受験を意識付けし、志望別
大学受験を意識付けし、戻る3
に講座や補習を実施して学力と結束力を高めた。進路指導課の山崎
慎介主任は「何より生徒の底力が発揮された」と語り、報告に訪れ
た生徒に「合格がゴールじゃない。いろいろな人と交わってさらに
頑張って」とエールを送った。医療の道へ一歩、七尾高・石坂さん
京大合格、地震で憧れ強まる。受験直前に地震の被害を受けた。1
月上旬、学校が解放されると、校舎で猛勉強。慣れ親しんだ学びや
が精神を落ち着けてくれたという。試験には「自信を持って臨め
た」という。
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