高校相撲金沢大会、県勢奮闘も卯辰の峰高し、金沢学院大附の16強最高

新装卯辰山相撲場のこけら落としとなった大会で、観衆の期待を背

新装卯辰山相撲場

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に戦った石川県勢が奮闘した。ただ、団体決勝トーナメントに進ん

のこけら落としと

だ金沢学院大附、金市工、大聖寺実、羽咋工の4校のうち3校が初
なった大会で、観衆の期待を

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戦で姿を消し、唯一勝ち上がった金沢学院大附も、ベスト16で散

 

った。大声援のアドバンテージを生かせず、唇をかんだ選手たちは、

夏の全国高校総体(インターハイ)での雪辱を期した。

 

「押せ、押せ」大歓声むなしく、土俵際で粘った中堅、大家丈力選

手(2年)が相手に寄り倒され、金沢学院大附の戦いが終わった。

大将、木原康生選手(同)が長身を生かしたつり出しで意地を見せ

たが、試合後、大応援団の前に並んだ5選手はうなだれ、終始厳し

い表情だった。

 

個人戦の終了後、先鋒の閨谷広徳選手(3年)は「もう少し長く土

俵に立ちたかった」と言葉を絞り出した。

「大家選手はメンタル面も体格も」

大家選手は「メンタル面も体格も全部が負けていた」と悔しがり、
全部が負けていた、戻る1

木原選手は「高校総体までに体重を増やす。来年こそ卯辰で優勝

したい」と努めて前を向いた。

 

 

昨年は団体で準優勝、個人では篠侑磨選手(現金沢学院大1年)

が優勝した。主力の一人で、篠選手の弟・宗磨選手(2年)をけが

で欠く不運はあったものの、徳田哲雄監督は「完全な自力不足。あ

したから総体予選に向けて稽古する」と気持ちを切り替えた。

 

(56年ぶり頂点・箕島「最高の結果」)

56年ぶり2度目の団体優勝を果たした箕島(和歌山)は、表彰式

後にメンバーが志村大器監督(27)胴上げして喜びを爆発させた。

就任1年目で栄冠をつかんだ志村監督は「全国大会初陣で最高の結

果。和歌山で待っている他のメンバーに最高の報告ができる」と満

面の笑みを見せた。

 

チームは中堅・臼田哲朗選手(2年)が予選から決勝トーナメント

まで8戦全勝。先鋒・前田哉選手(3年)と大将・麻田遥人選手

(1年)、途中から出場した野田典雅主将(3年)も善戦した。

「決勝トーナメント3回戦で」

決勝トーナメント3回戦で和歌山商との県勢対決を制したことで
和歌山商との県勢対決を、戻る2

勢いに乗ったという。野田主将が「あそこで勝てたことが大きか

った」と振り返る勝利で、決勝では3月の選抜大会王者五所川原

農林(青森)を3ー0で退けた。

 

臼田選手は「トロフィーがいっぱいでびっくり。相撲の聖地での

優勝を糧にインターハイでも優勝する」と誓った。

 

(五十嵐個人V「絶対取ってやる」)

団体3位の高岡向陵は、元中学横綱の五十嵐翔主将(3年)個人

トーナメント決勝で福崎真逢輝選手(樟南)を送り出しで下し、

頂点をつかんだ。「団体で優勝できず、絶対に個人で取ってやろ

うと思った」と会心の笑みを浮かべた。

 

高岡市南星中時代に「中学横綱」となったが、高校では個人16

強が最高だった。「けがも多く、何度も心が折れた。家族や先生、

チームメートに支えられて結果を残せた」と感謝した。

「3位となった団体戦を含め」

3位となった団体戦を含め、自身は12戦全勝と快進撃を見せた。
自身は12戦全勝と快進撃を、戻る3

団体の先鋒を務めた高島一人選手(2年)=津幡南中OB=は「こ

こは故郷でもあるので自信をもらえた」と充実感をにじませた。

高校相撲金沢大会、県勢奮闘も卯辰の峰高し、金沢学院大附の

16強最高。卯辰の高校相撲金沢大会は長い歴史のある相撲の

聖地である。高校の相撲の選手はこの卯辰の大会を目標に日々

の練習に励む。鳥取城北が4連覇を逃したのは残念であった。

石川県勢も奮闘はしたがベスト16が最高で残念な結果に終

わった。

 

 

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