「現実をしっかり歩いた偉大なお母様」、早紀江さん友枝さんへはがき

(「現実をしっかり歩いた偉大なお母様」、早紀江さん友枝さんへ

はがき)

60年前の5月12日に

60年前の5月12日に能登沖で行方不明となり、北朝鮮で暮らす



内部リンク

寺越武志さん(73)=志賀町出身=の母友枝さん(92)に今月、

能登沖で行方不明

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀
となり、北朝鮮で暮らす

外部リンク

江さん(87)から絵はがきが届いた。友枝さんの体調を気遣いな

 

がら、「現実をしっかり歩かれた偉大なお母様」と敬意を示す。

「拉致」の言葉を封印した友枝さんと、拉致被害者家族の早紀江さ

ん。立場は違えど北朝鮮に翻弄された2人の母親が心を通わせてい

る。

「武志さんの妹(70)によると」

武志さんの妹(70)によると、はがきは4月30日付の消印で、
はがきは4月30日付きの、戻る1

今月に入って友枝さんと同居する金沢市の自宅に届いた。青やオ

レンジの鳥が、ピンクの花の上で羽を休める写真入りで、早紀江

さんはその裏面に細かい文字で思いをしたためた。

 

早紀江さんは、人づてに友枝さんの入院を知り、筆をとった。

「お身体の具合はいかがですか。決してご無理なされませんよう、

真の平和の扉が開くことを日々、祈ります。お大事にしてくださ

いね」と、友枝さんを心配する言葉が並ぶ。

 

「さらにつらい中にも大きな喜びと」

さらに、「つらい中にも大きな喜びと現実をしっかり歩いた」と
現実をしっかり歩いたと、戻る2

武志さんに会うために66回の訪朝を重ねた友枝さんの歩みに理

解を示す。

 

友枝さんと早紀江さんは、奇しくもわが子が同じ13歳の時に離

ればなれとなった。友枝さんは一時、拉致被害者家族と行動をと

もにしたこともあったが、「北朝鮮の船に助けられた」との武志

さんの言葉を受け入れ、「拉致」の言葉を封印した。一方、早紀

江さんは拉致被害者家族の前面に立ち、めぐみさんらの早期帰国

を訴えてきた。

「武志さんの妹によると」

武志さんの妹によると、友枝さんと早紀江さんは折に触れ、電話
友枝さんと早紀江さんは、戻る3

や手紙を通じてやりとりし、互いの近況や体調について言葉を交

わしてきた。妹は「あたたかい言葉をもらってありがたい。早紀

江さんも体を大事にしてほしい」と感謝した。「現実をしっかり

歩いた偉大なお母様」、早紀江さん友枝さんへはがき。2人とも

かなりの高齢でいまだに電話や手紙で連絡を取っているのは目標

があるからでしょうね。目標のある人間は強いものですね。拉致

問題はすぐにでも解決しなければなりません。なぜならば家族の

高齢化が進みますからね。生きてるうちに合わせてあげたいと思

うのは国民全員の願い事ですよね。

 

 

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