パーン角度を正確に制御する自動パーンワインダーとはステッピングモータを自動制御して行なう

(パーン角度を正確に制御する自動パーンワインダーとは

ステッピングモータを自動制御して行なう)

AT型自動パーンワインダーを、開発した、きっかけは、手動型で
開発した

は、1回巻き上がると、玉上げに約1時間のロスタイムが、発生し

内部リンク

てしまいます。それを自動型にすると、給糸が、なくなるまでは、

 

ロスタイムが、発生しません。夕方から朝まで、巻くと一晩では、
きっかけは

192本のパーンが、自動で巻き上がります。次の日の朝は、ダブ
手動型

ルツイスターに、直ぐにパーンをかけられます。全く時間の無駄が

無くなります。1本目の巻き取りパーンだけは、手動で作業します

外部リンク

。ただ最大でも32本なので、5分程度で準備できると、思います

 

。2本目以降から、6本目までは全く手を、かけずに自動で、巻き

取ります。満巻まで巻き取ると、機械は自動停止します。その後、

トラバースが巻き取りモータ側へ、移動します。そして1秒程しり

糸をパーンに、巻き付けます。その後、クレードルが、開いて巻き

取りパーンは、落下してパーンホルダの上に、乗ります。

空パーンが供給されて糸を

空パーンで、挟みます。それから、しり糸をカッタで切ります。

 

自動パーンワインダーとは、1本目から

6本目まで、対応する位置まで、下がって停止します。位置決めは
「6本目まで」

角度割り出し器で、正確な位置に止まります。その後、長いピンの
対応する、戻る1

付いたストッカが、前進して行って、32本の満巻パーンの、穴の

中へピンが入って、前端で停止します。その後パーンホルダが、少

し下がって、パーンを格納ピンで保持します。それから、ストッカ

が原位置までバックして、停止します。

 

その後、機械は自動で再スタートして、2本目を巻き取ります。2

本目を巻き上げると、1本目と、ほぼ同じ動作をします。違うのは

1本目はストッカの、1番ピンに納まり、2本目はストッカの、2

番ピンに納まります。6本目まで全て自動で、巻き取りを行い対応

するストッカの、格納ピンに納めます。全部、終わると192本の

巻き取りパーンが、完成します。

 

 

 

 

 

 

 

1本目が終わり、チェンジ動作に入ると、壮観な光景が見られます

。その後、2本目から6本目まで、同様の光景が見られます。

「等糸速装置」

等糸速装置のHY81も、使いますし、V/Fコンバーターも、パーン
使います、戻る2

の角度出しに使用します。3パルスローラーも、フィードバックの

ために使用します。基本的に手動のパーンワインダーに、使ってい

るシステムの部品は、基本的に全て使います。

 

その他に自動パーンワインダーだけに、使う部品は、沢山あります

。チェンジ動作に使うモータは、全てギヤードモータです。出力も

色々ですし、ギヤ比も色々です。それから、巻き取りモータは40

Wの、4Pと6Pの各錘モータです。回転数が4Pは、1,800

RPMで6Pは1,200RPMです。トルクが大きいので、6Pを

使うユーザーが多いです。また全錘が定長器付なので、定長器

ローラーと基板付です。何台かはシーケンサで、測長している

機械もあります。シーケンサ方式は、誤動作も少ないし、安定

しています。

「非常停止」

何かあって機械を非常停止したい時に、操作パネ
機械を、戻る3

ルには、当然の事ですが、非常停止の押しボタンスイッチが、

付いています。機械の周りで非常停止を、かけたい時に電線を

引っ張ると、機械は非常停止をします。ストッカが一番、危険

なので、アメリカ製の50mまで、とどく光電センサを、装備

しています。手でなくても、足でも確実に動作します。ただ、

リレーは3年に一度、交換しています。非常停止は一番、大事

です。だから、いい製品を使っています。そして2重、3重に

ガードしています。昼でも夜でも、人手が、ほとんど、かから

ないので、ロスタイムが、ありません。高い機械ですが、導入

されたユーザーには、本当に喜ばれています。

自動パーンワインダーとは、本当に便利な機械です。

 

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