(ウクライナ愛金箔で、元金沢学院大講師・南雲さん留学生を指導、
国章、戦地の親描く)
ロシア軍の侵攻を受けるウクライナの留学生が金沢箔で母国、家族
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への募る思いを表現した。美術教育を専門とする元金沢学院大講師
の南雲まきさん(39)=東京・小平市=が21~30日、日本の
留学生が金沢箔で
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画材を携えポーランドの大学で指導に当たると、ウクライナ出身の
学生たちが描いたのは国章や戦線に立つ親の姿だった。安否を気遣
い、平和を願う作品の数々に、帰国した南雲さんは「創作活動が生
きる力になってほしい」と祈った。
「南雲さんは東京学芸大」
(ポーランド滞在「創作を生きる力に」
南雲さんは東京学芸大大学院を終了後、2016年から同大研究員
大学院を、戻る1
として第2次世界大戦中に東欧の子どもが描いた絵を調べてきた。
ドイツなどの侵攻を受け「開戦の地」となったポーランドで調査に
当たった縁から、日本の援助で1994年に創立されたポーランド
日本情報工科大(ワルシャワ)で定期的に教壇に立っている。
今回は約3年ぶりの訪問で、スーツケースの中は、生活用品を必要
最小限に抑え、できる限り画材を詰め込んで現地入りした。
「2017年から4年間」
2017年から4年間、金沢学院大で講師を務め、第78回現代美
金沢学院大、戻る2
術展(一般財団法人石川県美術文化協会、北國新聞社など主催)で
は最優秀賞・県美文協会長賞を受けた南雲さん。金沢への恩返しの
気持ちもあり、学生に紹介しようと金箔も多く持参した。
南雲さんが担当したワークショップは参加した学生28人のうち半
数がウクライナからの留学生だった。篆刻や墨絵、版画などを指導
したが、学生は見慣れない日本の画材に興味津々で、食用金箔を恐
る恐る口に運ぶ姿もあったという。
創作を促すと、母国に残る家族の身を案じ、青の墨流しと金箔を組
み合わせて国章を表現した女子学生がいたほか、第2次大戦の戦勝
を記念して首都キーウに建てられた女性像を題材に版画や墨絵を制
作し、平和を訴える人もいた。父親が兵士として前線で戦っている
という別の女子学生は墨絵で戦士を描いた。
授業を受けた学生たちは別れ際、「ありがとう」と日本語で感謝を
伝えた。
「立教大特任准教授を」
現在、立教大特任准教授を務める南雲さんは、ポーランドの学生が
南雲さんは、戻る3
手掛けた作品の展示会を石川と東京で計画しており、「美術は生活
が満たされている人だけのものではない。学ぶことができる重みを
日本の学生にも伝えたい」と話した。ウクライナ愛金箔で、元金沢
学院大講師・南雲さん留学生を指導、国章、戦地の親描く。確かに
この戦争はロシアがウクライナ侵攻を始めたので責任はプーチンに
あると思います。ウクライナは本当に気の毒です。でもゼレンスキ
ー氏を先頭にウクライナの戦士は勇敢で立派だと思います。留学生
はその家族のことが心配なのです。留学生も苦しい中でも頑張って
いると思います。本当はすぐにでも家族に会いたいでしょうね。南
雲さんも展覧会まで計画しているのは先生の優しさだと思います。
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