(憲法改正の遺志継ぐ、県選挙区当選岡田氏に聞く、敦賀以西着工
へ予算増調整)
参院選県選挙区で4選を飾った岡田直樹氏は10日夜、当選報告の
内部リンク
ため北國新聞社を訪れ、飛田秀一会長と懇談した。岡田氏は「安倍
さんがやり残したことを幾分かでも引き継ぐ」と、志半ばで世を去
10日夜、当選報告
外部リンク
った安倍晋三元首相に報いる決意を強調し、憲法改正や経済再生に
意欲を示した。与党が目指す2023年春の北陸新幹線敦賀以西着
工には予算の大幅増が不可欠とし、夏の概算要求での積み増しを政
府と調整するとした。
圧勝で4選を果たした。
知事選など大きな選挙があった石川だが、かなり高い得票をいた
だいた。県民の信任を得られたことに感謝し、安堵もしている。安
倍さんの件があり、手放しでは喜べない心境だが、志をついで日本、
ふるさと石川のために結束したい。
憲法改正に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2
以上の議席を維持した。安倍氏が情熱を注いだ憲法改正への意気込
みを聞く。
「自民党憲法改正推進本部」
自民党憲法改正推進本部の事務局長を務めていた際、当時の安倍総
事務局長を務めて、戻る1
裁からもさまざまな指示をいただいた。新型コロナや地震などの災
害の多さを考えると緊急事態条項の新設は必要で、参院憲法審査会
は次の臨時国会、通常国会でも継続して頻繫に開き、議論を活発化
したい。改憲勢力内にも温度差があるが、4党の中で具体的なすり
合わせを急ぐべきだ。
18日間の選挙戦は「日本を守る!石川を守る!」を旗印に県
内各地を巡った。
ロシアのウクライナ侵攻が物価高を招き、不安感が増す中、多くの
県民が「守る」という訴えに耳を傾けてくれた。外交・防衛の強化
はもちろん、エネルギーや食料といった生活に関する安全保障にも
取り組む。
珠洲市の遊説では群発地震の被災地を視察した。原因調査急ぐよう
政府に求めると同時に、「石川は危ない」という行き過ぎた印象を
与えないよう風評対策にも全力を挙げる。
初入閣が期待される。
多くの応援弁士から「次は間違いなく大臣」と激励をいただき、
期待はありがたかったが、非常に大きな重圧も感じてきた。全省庁
にまたがる調整役の官房副長官や参院国対委員長を経験し、「その
(入閣)時期が近づいてきているのかなあ」という思いはあるが、
こればかりは岸田(文雄)首相が決めることだ。
昨年夏のインタビューでは、初めて参院議長に色気を見せた。
4期目は「ポスト世耕」の1人として党参院幹事長も視野に入る。
「世耕(弘成)さん本人が」
世耕(弘成)さん本人が衆院転出に意欲をにじませている一方、
衆院転出に意欲を、戻る2
「参院で真の実力者になってほしい」との意見もある。どちらに
しても上を目指す世耕さんを支え、同じ参院安倍派の野上(浩太
郎)前農相や末松(信介)文科相らと結束して参院自民党をまと
めていきたい。
23年春の北陸新幹線敦賀以西着工に向け、夏の概算要求が
ヤマ場となる。
京都での環境影響評価(アセスメント)に時間がかかりそうな状
況とはいえ、着工に一歩前進したと言える成果が必要だ。年末の
予算編成で例年を大きく上回る金額を確保できるよう、与党PT
で財務省や国交省との協議を進める。
敦賀開業が24年春に」
敦賀開業が24年春に1年遅れた際、与党PTは敦賀以西を23
1年遅れた際、戻る3
年春に着工すると決議し、当時の国交相は「重く受け止める」と
返答した。この文書は大変重い。憲法改正の遺志継ぐ、県選挙区
当選岡田氏に聞く、敦賀以西着工へ予算増調整。敦賀以西の北陸
新幹線の工事はまずトンネル工事で内部のコンクリートがひび割
れするという問題が起きた。どうして修復するかについて長い時
間を要した。これで工期が遅れたのです。予算も大幅増になるし
問題が増えるばかりです。現在の日本の技術なら必ず解決できる
はずです。後は予算と工期の問題だけです。日本海側の新幹線に
は大きな意味があります。それは事故や災害で東海道新幹線が使
えなくなった時に関越と北陸新幹線を使えば東京と大阪間がつな
がります。今までと大きく変わります。とても便利になります。
コメント(以下に書いて下さい)