(日本痛恨の黒星、コスタリカのゴール割れず、「切り替えて」、
「次勝とう」)
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会第8日は27日、
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ドーハ近郊のアルラヤンのアハマド・ビン・アリ競技場で1次リ
ーグE組第2戦が行われ、世界ランキング24位の日本は同31位
第8日は27日
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のコスタリカに0-1で敗れた。
初戦でドイツから金星を挙げた日本にとっては痛い取りこぼし。勝
ち点は3のままで、16強による決勝トーナメント進出は2010
年大会覇者のスペインと対戦する12月1日午後10時(日本時間
2日午前4時)からの1次リーグ最終戦の結果次第となった。
過去最高を上回る8強以上を目指す日本は先発を5人入れ替え、堂
安律(フライブルク)や上田綺世(セルクル・ブリュージュ)、守
田英正(スポルティング)らが名を連ねた。W杯で初の2連勝スタ
ートを狙ったが、引いて守るコスタリカのゴール割れず、後半36
分に失点した。コスタリカは勝ち点3で日本に並んだ。E組もう1
試合は27日午後10時(日本時間28日午前4時)からで、初戦
でコスタリカに7-0で大勝した勝ち点3のスペインと、同0のド
イツが対戦する。
F組で前回3位のベルギーはモロッコに0-2で敗れた。
「26日はD組で前回王者の」
26日はD組で前回王者のフランスがデンマークを2-1で退け、
フランスがデンマーク、戻る1
2連勝で決勝トーナメント一番乗りを決めた。C組はアルゼンチン
がメッシの得点などでメキシコを2-0で下し、初勝利。ポーラン
ドがサウジアラビアに2-0で勝ち、同組首位に立った。
まさかの敗戦に石川県内のサポーターからも大きなため息が漏れた。
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表がコス
タリカと対戦した27日夜、金沢市内の飲食店ではテレビ観戦しな
がら大きな声援が送られたが、ドイツ戦に続く逆転の期待は届かず。
いったんは悲鳴が響いた店内からは、決勝トーナメント進出を懸け
たスペイン戦へ「次勝とう」「切り替えてここからが勝負」との声
が上がった。
金沢市広岡1丁目のアイリッシュパブ「ザウイー」にはユニホーム
姿のサポーターが集まり、試合30分前には店内の50席全てが埋
まった。テラス席からでも一緒に観戦しようという来店客で長蛇の
列もできた。試合開始前の君が代の斉唱が終わると「ニッポン」コ
ールが繰り返され、店内外は熱気に包まれた。
日本が優位にゲームを進め、チャンスのたびに「いけーっー」「決
めろ」と会場は盛り上がった。ただ、後半36分に先制を許すと、
「うそやろ」「なんでや」と頭を抱える人の姿が。試合終了のホイ
ッスルが鳴ると「あー」とぼうぜんとした表情を浮かべた。
「金沢市の会社員山川美早登さん」
金沢市の会社員山川美早登さん(44)は「ドイツに勝って期待が
(44)はドイツに勝って、戻る2
大きかった分、とにかく悔しい」と声を震わせた。津幡町の会社員
寺田大樹さん(30)は「いやーもうしんどい。スペインに勝てる
ように応援する」と話した。
金沢大大学院1年の竹内秀次さん(24)=内灘町=は「スペイン
がドイツに大差で勝つのを願うのみ。選手も頑張ったと思う」とね
ぎらった。
(繁華街は閑散)
コスタリカ戦があった27日夜、試合の盛り上がりとは裏腹に、夜
の繫華街は閑散とした。自宅やスポーツバーで観戦する人が多かっ
たためか、試合が始まった午後7時ごろの金沢市中心部は人影がま
ばらで、いつも以上に静かな夜となった。
日本代表FWの町野修斗選手=三重県伊賀市出身=と名前が同じ輪
島市の町野公民館で27日、パブリックビューイング(PV)が行わ
れ、町野地区の住民ら約20人が「町野」「がんばれー」と書かれ
たうちわを手に声援を送った。
NPO法人町野スポーツクラブが企画。「勝手ではありますが」と
町野選手を激励する立て看板を公民館やクラブ事務所に設置し、情
報を発信してきた。
「兄弟で応援に駆け付けた」
兄弟で応援に駆け付けた町野小6年の西野桜路君(12)は「イベ
町野小6年の西野桜路君、戻る3
ントをきっかけに町野選手を知って応援しに来た。負けてしまって
悲しい」と肩を落とした。日本痛恨の黒星、コスタリカのゴール割
れず、「切り替えて」、「次勝とう」。コスタリカの守備は完璧だ
った。引いて守るチームには日本は特に弱い。全くすきがない。こ
れでは点を取るのは非常に難しい。コスタリカの攻撃は怖くはない
と思う。シュートは4本のみである。ただ、後半36分、日本のク
リアミスのボールをシュートされてゴールの左上に入ってしまった。
キーパーの権田も届かなかった。ドイツに勝ってコスタリカに負け
てしまった。これがワールドカップの怖さである。
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