穴水の星、飛躍の第1歩、松井投手初勝利、高校時代は0勝「すごい不思議」

(穴水の星、飛躍の第1歩、松井投手初勝利、高校時代は0勝「す

ごい不思議」)

プロ野球・楽天本拠地

プロ野球・楽天本拠地の仙台で、穴水が生んだ190センチの長身



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右腕が輝いた。2万5千人超が見守る中、2年目の松井友飛投手

の仙台で、穴水が生んだ

(23)=穴水町出身、金沢学院大OB=が待望の初勝利。「高校
190センチの長身

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時代に1勝もできなかったのが、プロに来て1勝できるというのは

 

すごい不思議」。無名球児が歩む出世街道に地元は歓喜し、本人も

「息の長い選手になる」とさらなる活躍を約束した。

 

(高校時代は0勝「すごい不思議」)

選手紹介で大歓声を浴びながら、背番号45は深呼吸してマウンド

へ。いきなり先頭打者に安打を許す。初回は緊張したというものの、

「一人一人向き合おう」と冷静さは失わなかった。ロッテ打線をわ

ずか3安打に抑え、5回無失点で降板。ベンチで勝利の瞬間を見届

け、コーチ陣や仲間からの祝福に笑みがこぼれた。

「穴水小3年で野球を始め」

穴水小3年で野球を始め、穴水中では外野を守った。穴水高に入っ
穴水中では外野を守った、戻る1

て投手に転向。しかし、最後の夏も初戦で敗れるなど公式戦は0勝

に終わった。引退を選択肢に入れたが、「諦めきれない。自分の可

能性を見極めてから」と思い直し、金沢学院大への進学を決めた。

 

大学では全国から集まった仲間としのぎを削り、力を伸ばした。入

学前に130キロ台だった速球は154キロに到達。同期の長谷川

威展投手(埼玉県出身、現・北海道日本ハムファイターズ)と「二

枚看板」として注目され、ドラフト5位指名を受けた。

 

 

ルーキーだった昨年は7月に1試合のみ先発登板(西部戦)し、4

回4失点で力不足を痛感。ただ、この日は粘り強い投球が光った。

「修正する力がしっかり出た。勝ち投手だという実感があまりない

けど」と振り返る顔に充実感が広がった。

「きょうが彼の始まりだと思う」

「きょうが彼の始まりだと思う。歩みを止めずに頑張ってほしい」
歩みを止めずに頑張ってほしい、戻る2

と石井一久監督。お立ち台で歓声を浴びた松井投手は「(ウイニ

ングボールは)実家に飾りたい。1勝1勝、重ねていきたい」と

力を込めた。

 

(母「感謝を忘れず」)

(金沢学院大「後輩の励みに」)

母真智子さん(55)は「皆さんのおかげで勝つことができた。

これからも感謝を忘れずに頑張ってほしい」とエールを送った。

「穴水学童野球クラブで指導した」

穴水学童野球クラブで指導した元監督の西尾由則さん(72)は
元監督の西尾由則さん、戻る3

「昨年亡くなったお父さん(真二さん)が一番喜んでいると思う」

と語り、山岸丞君(穴水小6年)ら選手も先輩の活躍に誇らしげ

だった。金沢学院大野球部からはこれまで3投手がドラフトでプ

ロ入りしている。角尾貴宏監督はOBの初勝利を喜び「後輩たちの

励みになる。きょうがスタート」と飛躍を願った。穴水の星、飛躍

の第1歩、松井投手初勝利、高校時代は0勝「すごい不思議」。プ

ロ野球に入って初試合でいきなり1勝してしまった。本人も「すご

い不思議」と言っていた。現実にこんなことがあるんですね。本人

はすごく嬉しかったでしょうね。

 

 

 

 

 

 

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