(等糸速ボビンワインダーとパーンワインダーに使うHY81
等糸速制御装置の内容とは)
HY81等糸速制御装置は、巻く糸を、3パルス、又は、6パルス
等糸速制御
のローラーの溝の中へ入れて、ローラーを回しながら、糸を巻いて
内部リンク
行きます。3パルスと、6パルスのローラーには、丸い鉄板が、等
間隔に付いていて、その鉄板を近接スイッチで、観測していて鉄板
巻く糸を
が来た時に、近接スイッチによって、パルスが出力されます。その
3パルス
出力は、HY81等糸速制御装置に、取り込まれます。HY81の中
でFV変換器と、オペアンプによって、機械が糸を巻き取って、径
外部リンク
が大きくなって来ると、巻き取りメインモーターが、インバーター
制御によって、回転数が少しずつ下がって行き、等糸速制御が実現
されます。
「満巻まで」
満巻までこの状態が、継続されます。もし途中糸切れがあると速度
この状態が、戻る1
差を検知して、巻き取りを停止して、機械を止めます。糸を繋いで
再スタートすると、機械は正常な制御に、戻ります。6パルスロー
ラーは、ボビンワインダーに使われて、最高糸速は、320m/min
です。200m/min以上で巻き取り、するのが普通です。
「システムは」
3パルスローラーは、パーンワインダーに使用します。システムは
ローラー、戻る2
6パルスローラーの、ボビンワインダーと、ほぼ同じです。最高糸
速は、600m/minですが、最近は500m/minか、550m/min
に設定します。糸切れ停止も同様です。パーンワインダーの場合は
トラバースの幅を少しずつ、狭くして行く必要が、ありますから、
V/Fコンバーターにより、ステッピングモーターを、制御して少し
ずつ、狭くして行きます。これにより、綺麗なパーン形状に巻き上
がります。
「台形板を」
台形板を細目ネジで、回すと台形板が少しずつ、動きます。巻き取
回すと、戻る3
りの時は台形板を、少しずつ下げて行って、巻き取り幅を狭くして
行きます。角型近接スイッチにて、油圧バルブを切り替えて、油圧
シリンダーを左右に、動かします。細目ネジをステッピングモータ
ーで回します。それを、V/Fコンバーター基板にて、制御して希望
の形状に巻き上げます。
コメント(以下に書いて下さい)