よみがえれ片町、もてなしの灯は消えず、夜のお店も客足戻る、スクランブル交差点

(よみがえれ片町、もてなしの灯は消えず、夜のお店も客足戻る、

スクランブル交差点)

まちなかに人波が

まちなかに人波が戻ったといっても、目に留まるのは通りをかっ歩



内部リンク

する若い旅行者グループや、居酒屋に並ぶ行列ばかり。いわゆる夜

お店もコロナで

のお店もコロナで大打撃を受けたはずだが、そちらの客足はどうな
大打撃を受けたはずだが

外部リンク

のか。

 

「コロナの時は苦しかったですよ」。そう語るのは、県社交料飲生

活衛生同業組合の梅村光男理事長(72)だ。酒の提供自粛に時短

や休業の要請。おさまったと思えばぶり返す、しつこい風邪のよう

な感染症にほんろうされたという。

 

(コロナで10店退去)

梅村氏の会社は、片町で最多の店舗を擁する「エルビル」を管理す

る。コロナ禍では全テナントに対して行政からの要請に応じるよう

求めて、休館にまで踏み切った。店側の負担を抑えるため、賃料を

下げる支援も行ったが、それでも10店ほどが退店。「当時はまち

を見て歩くのがつらかった」と振り返る。

「しかし、昨年後半から明るい」

しかし、昨年後半から明るい兆しも見えるようになった。今年に入
兆しも見えるようになった、戻る1

り、6店が新たにビルへ入居することになり、梅村理事長は「店も

戻り、お客さんも酒離れをせずに帰ってきてくれた」と手応えをか

みしめる。

 

片町2丁目のクラブ「ロイヤルボックス金沢」では3月の来店客数

が、コロナ前と比べて8割ほどにまで回復した。何よりうれしかっ

たのは70代以上の地元常連客から「そろそろ行くわ」と予約が入

ってきたこと。江尻道代ママ(63)は「奥さんやお孫さんから、

もう出かけていいよと言われたのだと思う」とほほ笑む。

 

コロナ禍は、まさに忍耐の3年間だったという。女性スタッフには

できる限りの手当を出し、客の不安を取り除こうとウイルス除去の

空気清浄機を買いそろえた。コロナの感染拡大を「質の高い人材を

確保できるチャンス」ととらえ、あえて従業員の面接を重ね、女性

登録スタッフを40人から60人まで増やしたという。

 

「いつか店が開ける日を思って」

「いつか店が開ける日を思って。賭けだった」と江尻ママ。振り返
賭けだったと江尻ママ、戻る2

れば「いろんなことを考える良い機会になったと、今はそう思える」

という。

 

(台湾から団体客)

さらなる追い風も吹く。

4月から運行を再開したエバー航空の小松ー台北便に乗り、9日に

は台湾から台南ロータリーの約40人が片町を訪れるという。

 

エバー航空の小宮ジョセフ北陸地区統括長兼金沢支店長によると、

台湾には日本のように接客を伴う店で酒を楽しむ文化があり、

「言葉や料金システムの情報さえあれば、間違いなく片町を訪れ

るはず」と力強い。

「元気にやってるか」

「元気にやってるか」。そんな常連客からの声がエネルギーにな
そんな常連客からの声が、戻る3

ると江尻ママは言う。「観光のお客さんには金沢の文化を味わって

もらいたい。そして、私たちは地元のお客さんをよりどころにして

頑張りたい」。夜のもてなし文化の灯は消えない。よみがえれ片町、

もてなしの灯は消えず、夜のお店も客足戻る。スクランブル交差点。

若い頃はよく片町へ飲みに行きました。カラオケも歌って楽しみま

した。昔の方が客は多かったように思います。エルビルにもよく通

いました。

 

 

 

 

 

 

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