（石炭高騰で輸入超過拍車、貿易赤字、前年の３・４倍に、石川繊
維、建設機械の輸出好調）
北陸三県の港と空港で、輸入超過（貿易赤字）が拡大している。大
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阪税関の速報によると、昨年の貿易赤字は前年比３・４倍の２２３
８億円で、赤字は５年連続だった。石炭価格の高騰などで輸入額が
が拡大している。
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膨らみ、輸出額との差を押し広げたとみられる。輸出は石川県で繊
維機械や建設機械、富山県で自動車が好調だった。
（石川繊維、建設機械の輸出好調）
大阪税関の速報によると、２０２２年の北陸三県の輸入額は、前年
比６７・９％増の８８８８億円。県別では石川が６３・７％増の３
１２２億円、富山が６４・１％増の３５４８億円、福井が８１・０
％増の２２１８億円となった。
「品目別では石炭の伸びが目立った」
品目別では石炭の伸びが目立った。北陸電力は七尾大田、富山新港、
北陸電力は七尾大田、富山新港、戻る１
敦賀などの各火力発電所でオーストラリアやインドネシアから石炭
を輸入している。同社によると、石炭価格は急騰しており、今年度
の連結決算見通しが１千億円の赤字となる最大の要因となった。
４月からの家庭向け電気料金の値上げ幅の算定に用いた石炭価格は
１トン当たり３７８ドルと、０８年の前回算定時の７１ドルから５
倍超に膨らんだ。志賀原発の停止が続く中、石炭火力は同社の発電
電力量の６割を占めるだけに、石炭価格の高騰は大打撃となってい
る。
「担当者はウクライナ紛争もあり」
担当者は「ウクライナ紛争もあり、燃料価格は過去に類をみない水
燃料価格は過去に類を、戻る２
準に高騰し額も大きく伸び、４３・１％増の６６５０億円となった。
県別にみると、富山では自動車輸出が好調に推移し、６５・７％増
の３３３１億円だった。政府はロシアに対し、６００万円を超える
高級車の輸出を禁止しており、現地では、経済制裁の対象外となる
中古車の需要が拡大している。
伏木富山港を拠点に中古車を輸出する富山海外貿易（富山市）では、
昨年９～１１月に輸出が伸びた。担当者は「円安、ルーブル高の状
況が続き、日本の中古車の割安感も広まった」と話す。
石川の輸出額は２０・９％増の２０９４億円だった。
「織機メーカーの津田駒工業」
織機メーカーの津田駒工業（金沢市）によると、繊維機械の輸出量
によると、繊維機械の輸出量、戻る３
は２１年から上向いている。２２年１１月期の連結決算では原材料
価格の高騰などで最終赤字になったが、特にインドで新型機の引き
合いが増え、受注は前年比３割増となっている。石炭高騰で輸入超
過拍車、貿易赤字、前年の３・４倍に、石川繊維、建設機械の輸出
好調。近年の物価高には驚くばかりです。電気料金だけでなく全て
の商品の価格が高騰しています。過去にはこんなことはなかったよ
うに思われます。なかには便乗値上げもあるのでしょうね。最初は
ロシアのウクライナ侵攻が原因だと思われます。電気料金が高騰し
たのは火力発電の石炭が５倍にも高騰したのが原因でしょうね。早
く落ち着いてほしいと願うばかりです。
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