和気あいあいのワケ、農家民宿、主は元救命士、自然に魅せられ出店。

能美市和気地区の谷あいに位置する鍋谷町。のどかな田園地帯で、

能美市和気地区の

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空き家となった築111年の古民家が農家民宿に生まれ変わると

 
「谷あいに位置する鍋谷町。」

聞き、訪ねた。宿の主は同市消防本部の元救急救命士という異色
「のどかな田園地帯で」

外部リンク

のキャリアを持つ田中雅也さん(40)=和光台=と妻の美穂さ

 

ん(48)だ。

 

5月30日、田中さん夫妻が交流サイト(SNS)を通じて集まっ

た友人とともに汗を流していた。木造2階建ての室内で土壁を壊

し、新たに壁を塗ったり床板を貼ったりとDIY(日曜大工)で改

装中。田中さんは「古民家の雰囲気を生かし、愛着の持てる場所

にしたい」と話す。

 
「田中さんはもともと和気地区の」
田中さんはもともと和気地区の

(21年間勤め退職)

田中さんはもともと和気地区の仏大寺町出身。「自分の店を持ちた
仏大寺町出身。自分の店を、戻る1

いという夢をかなえるためのチャレンジがしたかった」と昨年2

月、21年間勤めた消防職員を退職した。

 

昨年4月に美穂さんの実家がある金沢市山科地区で、国内産の豆乳

を使ったソフトクリーム店「クラフトソイソフトクリーム5」を開

設。さらに、ふるさとを盛り上げようと農家民宿ができる物件を探

し、鍋谷町の神社前にあった古民家を購入した。

 

オープンすれば、和気地区では初の農家民宿となる。1日1組限定

で受け入れる宿泊スペースと喫茶を設け、2026年秋の開業を目

指しているそうだ。2階は田中さんの住まいとして使って、金沢の

店を切り盛りしながら、農業や九谷焼などの体験が楽しめるように

する計画だという。「コンセプトは『質素なぜいたく』。感動して

もらえるメニューを提供したい」と期待は膨らむ。

 
「和気地区の最も山あいに位置する」
和気地区の最も山あいに位置する

(ウーロン茶専門店も)

和気地区の最も山あいに位置する坪野町でも近年、移住者が増えて
「坪野町でも近年、移住者が増えて、戻る2

いる。台湾ウーロン茶専門店「茶楽」を営む群馬県出身の小菅康雄

さん(66)もその1人。都内の会社を退職後の18年4月、小松

市出身の羽岡美由紀さん(56)と古民家を手に入れて開業した。

 

風味が異なる12種類のウーロン茶が売りで、小菅さんはおいしく

飲んでもらえるよう独学で研究した。築110年の落ち着いた雰囲

気の店内では利用客が手作りスイーツなどに舌鼓を打ち、何気ない

会話を楽しむ。住居を兼ねた店は地元の交流サロンとして親しま

れ、野菜の育て方を教え合うこともあるなど、まさに井戸端会議の

ようだ。地区外からの来店者が豊かな自然に魅せられ、実際に空き

家に移り住んだケースもある。坪野町では5月現在、全21世帯の

うち5世帯が外からやってきた人たちだ。

 
「鍋谷しかり、坪野しかり、和気に」
鍋谷しかり、坪野しかり、和気に

鍋谷しかり、坪野しかり、和気に転居してきた人たちの表情は生き
転居してきた人たちの表情は、戻る3

生きとしているように見える。「小川が流れ、夜は満点の星。この

場所の魅力をいろんな人に伝えたい」と小菅さん。民宿、ウーロン

茶をきっかけに、足を運ぶ人が増えれば、この地を気に入ってくれ

る人も多くなるだろう。移住者たちの取り組みが、そうした好循環

をもたらしてくれそうな気がした。和気あいあいのワケ、農家民

宿、主は元救命士、自然に魅せられ出店。最近は田舎に移住する人

が増えているような気がする。それも築100年を超える古民家を

購入している。

 

 

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