谷本前知事に名誉県民贈呈、「石川の時代到来予感」馳知事を激励、7並び「記憶に残る」

(谷本前知事に名誉県民贈呈、「石川の時代到来予感」馳知事を激

励、7並び「記憶に残る」)

県は25日、谷本正憲

県は25日、谷本正憲前知事(77)=県公立大学法人理事長=に、



内部リンク

名誉県民の称号記を贈った。県庁で行われた贈呈式で谷本氏は「石

前知事(77)

川が日本海側トップランナーとなるための足掛かりは築けた」と7
県公立大学法人理事長

外部リンク

期28年の任期を振り返り、「これから石川の時代が到来する予感

 

がする。個性に磨きをかけ続け、他県の追随を許さない石川を目指

してほしい」と馳知事ら現執行部を激励した。

馳知事はあいさつで「常に県民本位の姿勢で、県民生活の安全安心

の確保やハード・ソフト両面から県の発展に向けた取り組みを進め

てきた」と谷本氏の実績を高く評価。「気さくな人柄で、県民と県

庁の距離を縮める努力をしてきたことにも県民を代表して敬意と感

謝を申し上げたい」とたたえた。

 

続いて石田忠夫県議会議長は、交流基板の整備をはじめ、ものづく

り産業や高等教育機関の集積を進めてきたことに触れ、「豊富な識

見と尊い経験を基に、一層の力添えをお願いする」と祝辞を述べた。

 

式では馳知事が谷本氏に称号記を手渡し、名誉県民章を首にかけた。

副賞100万円の目録も贈られた。谷本氏の妻委香さんが同席し、

最後に記念撮影が行われた。名誉県民選考委のメンバーも出席し、

夫妻を祝福した。

「夢にも思わず」

終了後、記者団の取材に応じた谷本氏は、1992年の名誉県民条

例制定に当時副知事として携わったことに触れ、「私が対象になる

とは夢にも思わなかった。こんなにうれしいことはない」と喜びを

口にした。

 

「今後は県公立大学法人の」

今後は県公立大学法人の理事長としての職務をこなしながら、「一
理事長としての職務を、戻る1

県民の立場から県政発展を見守り、意見を求められれば率直に申し

上げていきたい。協力できることはしていきたい」と話した。

 

(委香さん「県民に感謝」)

委香さんは「主人の7期28年の仕事を、こうした形で評価しても

らえたのは大変光栄で、うれしく思う。あらためて多くの県民の皆

さんに心から厚く感謝を申し上げたい」と語った。

 

名誉県民は、首相をはじめとする三権の長の経験者や、学術、文化

の振興に尽くした人物を顕彰する趣旨で92年に条例が制定された。

谷本氏のほかに生理学者の勝木保次、工芸家の蓮田修吾郎、元知事

の中西陽一、陶芸家の浅蔵五十吉、大樋陶冶斎、元首相の森喜朗の

各氏が選ばれている。

 

(谷本節」全開)

贈呈式のあいさつで谷本前知事は「名誉県民の称号をいただくにあ

たり、家内に言われて気付いたことがあった。7という数字がやけ

に重なっている」と指摘した。

「7期にわたって知事を務めた」

7期にわたって知事を務めた自身が、77歳の年の7月に7人目の
77歳の年の7月に、戻る2

名誉県民称号を受けたとし、「もう一つは歓迎すべきことでないが、

現在はコロナの第7波。そんな中でも感染防止策を講じて式典を開

催していただいた」と述べた。

 

「あと2日後なら27日で7が七つだった」と語る一方、「これは

単なる偶然でないと思う。あらためて私にとって記憶に残る日にな

った」と感慨深げな表情を浮かべた。

 

式後の懇談でも「谷本節」は全開だった。知事在任中は控えていた

車の運転再開をにらみ「先の3連休は自動車教習所でみっちり特訓

してもらった」と報告。「40キロで猛スピードに感じた」「エン

ジンが鍵を回すのでなく、ボタンになっていて驚いた」などと息つ

く間もなく話し続けた。

 

いつもは口数の多い馳知事がほとんど入り込めないほどの多弁ぶり

で、懇談を見守った関係者の一人は「引退しても全く衰えていない」

と驚いた様子だった。

「一方、馳知事の評価について」

一方、馳知事の評価について記者団に問われた際は「極めて常識的
記者団に問われた際は、戻る3

な県政運営をされていると思う。これからに期待している」と語っ

た。谷本前知事に名誉県民贈呈、「石川の時代到来予感」馳知事を

激励、7並び「記憶に残る」。谷本前知事が石川の県政運営を7期

28年にわたって成し遂げたのは本当に立派だと思います。いろん

な人の協力があったからこそ出来たのでしょう。谷本氏自身も言っ

ていますがとにかく人に恵まれたと。谷本氏の石川県への貢献は大

きなものがあります。まずは北陸新幹線の東京までの運行、次に能

登空港、それから小松空港の整備と拡張予定、金沢城の整備と拡張

そして金沢駅の整備と拡張など数多くの貢献をされています。今度

は北陸新幹線の敦賀以西の工事があります。これは馳知事に任せま

しょう。谷本前知事は温厚で誠実な人です。私は1回目の立候補す

る時から知っています。話を聞いてこの人なら間違いないと確信し

ました。今回の名誉県民栄誉章の贈呈は当然だと感じますね。奥様

も立派な方だと思います。28年も支えるのは大変なことです。こ

の夫妻は素晴らしいの一言につきます。

 

 

コメント(以下に書いて下さい)