手仕事で田んぼにコロガシをして苗を植える目印を付けた田んぼに手で田植えをする

(手仕事で田んぼにコロガシをして苗を植える目印を付けた

田んぼに手で田植えをする)

これは40年位前の、人手を借りて、大勢の人で苦労して、多くの
40年位前の

労力を使って、田植えをした時の様子です。町にはグループが、幾



つもあって順番に他の家の、田んぼを一列に並んで、田植えをする
人手を借りて

のです。苗を何処に植えるかは、コロガシと言う道具を、使って、
大勢の人で

縦と横に転がしていくと十字の、印が出来ます。十字の交点に苗を

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植えて行きます。全く、原始的なシンプルな、方法ですが、これが

 

以外と綺麗に田植えが、出来ます。昔の人の知恵の結晶です。全く

上手く考えられた方法です。先人達の生活の中から、出て来た知恵

の結晶です。

 

田んぼの端から端まで苗を植えると、片道が1回、終

わります。これを何時間もかけて、繰り返して全部、終わると1枚

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の田んぼの田植えの完了です。1件の家には少なくとも、数枚の田

 

んぼがありますから、グループの田植えが終わるのには、1ケ月近

くかかっていたのでしょう。それが現代の田植え機では、7枚を4

日もあれば終わります。技術の進歩は凄い物が、あります。昔は米

が1俵で5万円ほど、したのでしょう。50俵で250万円で60

俵で300万円です。これだけあれば家族全員が、何とか最低限の

生活が出来たのでは、ないかと思います。

 

 

 

 

 

 

「コロガシを」

この写真はコロガシを、子供達5人でかけていますが、大人であれ
子供達、戻る1

ば1人か2人で、かけられると思います。コロガシの作業も、簡単

そうに見えますが、大切な仕事で神経も、使いますので以外と大変

な仕事で、結構、疲れる仕事だと思います。コロガシの作業は苗を

植えるのに、なくてはならない作業ですから、とても大切です。で

もある程度の経験がないと、出来ない作業だと思います。ある程度

のベテランの人が、行うのがベストです。上手く出来ないと田植え

が、できません。

しばらくして苗がある程度大きく、なったら消毒作業があります。

道具を背中に担いで、全て手作業です。消毒液がなくなったら、自

分で作らなければ、なりません。これらも全て手作業です。草が出

て来たら除草機を、手で押して田んぼを一回り、しなければなりま

せん。この作業も見た目以上に、労力が必要で疲れる仕事です。昔

の百姓はタフでないと、務まりません。それから肥料をやる時には

カゴなどに、肥料を入れて田んぼ1枚を、全部、手巻します。これ

も中々、骨の折れる作業です。1枚なら楽ですが、何枚もやるとな

ると大変です。

 

それから水の管理、これも用水路を一時的に、せき止めて自分の田

んぼに水を入れます。この作業はある程度の時間が、かかりますか

ら、昔はこの水の取り合いで、結構もめていたようです。今はどの

田んぼにも、バルブが付いていて、バルブを開くと水が入って来ま

す。今では水の取り合いで、もめる事はありません。

「稲刈りです」

最後は稲刈りです。田植えの時と同じ様に、グループで行動します
田植え、戻る2

。1列に並んで端から、スタートしてカマで稲の下の所を、切って

田んぼに寝かします。丁度いい大きさになったら、短い縄で根本を

縛ります。何度も往復してまずは、1枚を刈ってしまいます。何日

もかけて全部を刈ったら、船かトラックで稲を干す、ハサのある所

まで移動します。ハサの所に着いたら、1人が上に登って、2人ほ

どが下から上の人に、稲を渡します。上の人は横に縄を張ってある

ので、その縄に稲をかけて、行きます。全部、かけ終わったら、後

は自然乾燥するまで、待ちます。

完全に乾燥したら、ハサから外して、また船かトラックで家の納屋

まで、運びます。船で運ぶ時は沢山、積むので船が横転しないよう

に、細心の注意を払って、ゆっくりと船をこぎます。トラックで運

ぶ時も同様な注意を払って、ゆっくりと運転します。家の納屋に着

いたら稲を降ろして、納屋へ入れます。

 

 

 

 

 

「脱穀作業」

次は脱穀機で脱穀作業です。手でワラの部分を持って、モミの部分
モミの、戻る3

を脱穀機の中へ、差し込んで少し回す様にして、モミとワラを分け

ます。これが脱穀作業です。この時気を付けなければ、ならないの

は、手を引っ張られて、機械の中へ持っていかれないように、充分

に注意を払って、仕事をします。機械の中へ手を持って、行かれる

と大ケガをして命にかかわります。

 

脱穀作業が済んだら、最後にモミすり作業です。モミすり機でモミ

を、はがして白米にします。この機械は、そんなに危険な事はあま

り、ありません。白米になったら昔は、1俵で60Kgの俵に入れて

いました。今は30Kgの紙袋に、入れています。昔は60Kgの俵を

扱っていたので、凄く力がいったと、思います。全ての作業が終わ

ったら、後は農協へ出荷するだけです。昔の百姓は、全てが手作業

ですから、今の何倍も大変な、仕事だったと思います。父親や母親

は、長い間その仕事を、して来たのですから、心から尊敬します。

 

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田植えの前にトラクターで田んぼの地ならしをして春になったら田んぼに田植えの準備をします

(田植えの前にトラクターで田んぼの地ならしをして春になったら

田んぼに田植えの準備をします)

我々の所は金沢でも有数の田園地帯です。まずは冬の天気のいい日
金沢でも有数

に、トラクターで荒起こしをします。これは田植えの前に必ず準備


しておきます。そして、もう4月になりましたから、今度はビニー
田園地帯

ルハウスの中で、苗の準備です。田植え機に合った小さな、プラス

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チックの箱に本当に、小さな苗を入れてビニールハウスの中に、並

 

べます。そして毎日、水をやって前のドアを、閉めてハウスの中の

温度を上げます。暑くなり過ぎるとハウスの下の、左右のビニール

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を少し開けて、ハウスの中の温度を少し、下げます。開ける量は百

 

姓の長年の経験と勘です。夕方からビニールを、閉めてハウスの中

の温度が下がり過ぎるのを、防止します。田植えが5月の連休以降

になりますから、1ケ月以上、この地味な同じ作業の、繰り返しで

す。この小さな苗を5月の連休頃までに、田植え機に入れるのに、

丁度いい大きさに、育てなければなりません。万が一、苗をダメに

してしまうと、田植えができません。地味ですが大切な仕事です。

農作物を生産する農業は、自然環境にも依存するので、非常に難し

い仕事と言わざるを得ません。

 

 

 

 

「自然災害」

自然災害もありますし、大雨の被害もありますし、逆に干ばつ状態
大雨の被害、戻る1

のような事も有り得ます。だから農業は努力しても、困難な仕事に

は変わりありません。秋の収穫の時の台風や、また大きな地震など

もあります。せっかく育てた稲が、収穫の時に被害に合ったら、本

当にショックです。これは育てた人でないと、分からないと思いま

す。何にもなくて充分に、収穫できればベストです。

 

5月の連休以降になると、田植えですから、田植え機の出番です。

苗も必要になりますので、小型トラックに左右に、きちんと苗箱を

積めるようにしておきます。一発剤の肥料も必要になりますから、

これは1袋ずつ前もって、あぜ道に配っておきます。

「田植えが」

田植えが始まると苗が、減って行きますから、小型トラックでハウ
トラック、戻る2

スの所まで行って補充をして、戻ります。この繰り返しですが田ん

ぼ7枚位で、3日以上かかると思います。小型トラックの苗は順番

に、箱から取り易いようにして、田植え機の運転手に、渡します。

一発剤の肥料も、田植え機が自動で巻いて、いきますから、なくな

ったら運転手に、渡します。運転手は袋を破って、後ろの一発剤を

入れるケースに入れます。ブロワーの風圧で肥料を、飛ばして田ん

ぼに巻いて行きます。助手のトラックの運転手も、仕事が沢山あり

ますから、とても忙しいです。それに苗を植えて空箱に、なったプ

ラスチィックの箱は、水で綺麗に洗って、しばらく乾かして、トラ

ックに積みます。そして苗を取りに行く時に、納屋に降ろして行き

ます。全ての作業が終わったら、納屋へ来て箱を順番に並べて、積

みます。田植え機の運転手は、田植え機を綺麗に水で、洗います。

しばらく乾燥させてから、納屋へ入れて終了です。

 

 

 

 

 

 

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