（御嶽海優勝大関確実、初場所、３度目賜杯２６日誕生、御嶽海一
気狙い通り）
大相撲初場所千秋楽は２３日、東京都墨田区の両国国技館で行われ
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、東関脇御嶽海（２９）本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋が
１３勝２敗で１３場所ぶり３度目の優勝を果たし、大関昇進を確実
千秋楽は２３日
にした。
東京都墨田区の
日本相撲協会広報部によると長野県出身力士の大関誕生は江戸時代
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の１７９５（寛政７）年、天下無双とされた伝説的な強豪の雷電以
来で２２７年ぶりとなる。
御嶽海は単独首位で臨んだ結びの一番で横綱照ノ富士を寄り切りで
撃破。大関昇進の目安とされる直前３場所の合計３３勝にも到達し
た。２６日の春場所番付編成会議と相撲協会理事会で正式に「大関
御嶽海」が誕生する。
「長かった」
東洋大４年でアマチュア横綱と学生横綱に耀き、２０１５年春場所
で幕下１０枚目格付け出しデビュー。長年大関候補と呼ばれた実力
者はついに悲願を達成し「期待にしっかり応えたいというのがあっ
た。長かった。こんなにうれしいものなのかな」と感慨に浸った。
「大相撲初場所」
大相撲初場所千秋楽（２３日・両国国技館）関脇御嶽海が結びの一
千秋楽、戻る１
番で横綱照ノ富士を寄り切り、１３勝２敗で２０１９年秋場所以来
１３場所ぶり３度目の優勝を決めた。場所後の大関昇進は確実。関
脇以下で３度の制覇は昨年春場所の照ノ富士以来２人目。初場所の
初優勝力士誕生は６年連続で途切れた。
照ノ富士は１１勝４敗に終わり、１９１９年夏場所の栃木山以来１
０３年ぶりとなる新横綱場所からの３連覇を逃した。
来場所かど番が決まっている大関正代は千代翔馬を下して６勝９敗
。
御嶽海は３度目の技能賞を受賞。１２勝の阿炎が初の殊勲賞、１１
勝の琴ノ若が２度目の敢闘賞に選ばれた。十両は琴勝峰が１１勝４
敗で２度目の優勝。
（気合、自分の相撲を）
「３度目の優勝を」
３度目の優勝を果たした御嶽海がリモート取材で心境を語った。
果たした、戻る２
どのような気持ちで千秋楽を迎えたか。
「自分の相撲を取る。それだけを思っていた。それほどプレッシ
ャーはなかったが、いろいろ考えさせられる部分はあった」
考えさせられたことは。
「優勝もそうだし、番付が一個上がるのもそう。そういうものが
あるので、いろいろ考えた」
場所前から自信はあったか。
「全然、自信はなかった。気合をいつも以上に入れないといけない
という思いでやっていた」
大関昇進を諮る臨時理事会招集の一報を聞き、言葉に詰まった。
「その言葉を聞けると思っていなかった。こんなにうれしいものな
のかなと。場所前では全勝優勝と審判部長が言っていたので、ちょ
っと厳しいかなというのはあった」
場所前に大関への思いは公言しなかった。
「ひそかに狙っていた方が格好いいかなと思った」
（成長、いい相撲）
八角・日本相撲協会理事長（元横綱北勝海）
（御嶽海は）ちょっと負けるとがたがたといくところがあるが、
今場所はそれがなかった。一つの成長だと思う。お客さんがコロナ
禍の中で来てくださった。それに応えるいい相撲を見せてくれた。
「今場所の御嶽海」
今場所の御嶽海は本当に強かった。いつもは格上とはいい相撲を取
強かった、戻る３
るが格下の力士に３番ほど取りこぼしをして負けていた。しかし今
場所は精神的にも安定していてそれがなかった。そして千秋楽に横
綱の照ノ富士を寄り切りで破って３度目の優勝を果たした。その上
大関への昇進も決まり嬉しいことでしょう。御嶽海優勝大関確実、
初場所、３度目賜杯２６日誕生、御嶽海一気狙い通り。実力からす
れば２年ほど前に大関になっていても不思議ではない程、強いので
す。とにかくおめでとう。次は横綱を目指して頑張って下さい。
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