(トランポリンAIで支援、金沢学院大OG森、宇山選手の映像解
析、インテック、特許出願)
インテック(富山市)は16日までに、人工知能(AI)を用い、
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トランポリンの国内トップ選手の競技力向上を支援するシステムを
構築した。演技の映像をAIで解析し、難度点や演技点に関する情報
人工知能(AI)を用い、
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を自動で表示する。選手や指導者がシステムを使って演技を高める
ことができ、インテックが特許を出願した。
インテックは日本体操協会の協力を得て「演技解析システム」を開
発した。昨年11月の世界選手権で金メダルを獲得した金沢学院大
OGの森ひかる、宇山芽紅両選手ら日本代表選手の写真をもとに、
競技の解析に適したAIを作った。
「解析画面では、選手の姿勢が」
解析画面では、選手の姿勢が分かりやすい「骨格点」を表示する。
分かりやすい「骨格点」を表示、戻る1
難度に関係する跳躍や宙返りの回数、演技点を左右する関節の角度、
着地タイミングも自動で計算する。
選手は演技後、姿勢の変化のタイミングなどを確認し、より美しい
演技を目指せる。指導者も選手と一緒に画面を見て、具体的に助言
できる。
(丸山スポーツ科学部教授「技の軌跡しっかり確認」
開発に協力した日本体操協会トランポリン女子強化本部長の丸山章
子金沢学院大スポーツ科学部教授は「技の軌跡をしっかり確認でき
る。実際に演技を見る時よりも課題が分かる」と評価した。男子強
化本部長の伊東直木氏も「今までにない発展的な指導ができる」と
期待した。
「システムの頭脳であるAIには」
システムの頭脳であるAIには約8500枚の写真を読み込ませ、
約8500枚の写真を読み込ませ、戻る2
演技中の姿勢を適切に捉える能力を高めた。スポーツの動作の
解析では、選手の身体に目印やセンサーを付けることが一般的
だが、今回開発したAIは目印なしで姿勢を認識できる。
インテックは2019年5月、男女のトランポリン日本代表の
オフィシャルスポンサーとなった。同社によると、日本体操協
会関係者とIT技術の活用を協議する中で「演技を可視化できな
いか」と提案があった。
同協会の山本宣史専務理事は今回の開発について「大変感謝す
る。世界で戦う選手を強化する一助になってくれることを期待
する」とコメントした。
「インテックは今後、日本代表選手」
インテックは今後、日本代表選手の練習場にシステムを常設す
の練習場にシステムを常設、戻る3
る予定で、スマートフォン用のアプリの開発を検討する。担当
者は「蓄積したノウハウを、医療や工業分野でのデジタル化に
も生かしていきたい」と述べた。トランポリンAIで支援、金沢
学院大OG森、宇山選手の映像解析、インテック、特許出願。
インテックは富山市の大手企業である。多くの技術者がいるし
優良企業で優秀な人材もたくさんいると思われます。日本体操協
会の協力もあって開発ができたと思います。このAIの技術の素晴
らしいのは目印やセンサーがなくても姿勢を認識できることです。
システムがシンプルになりトラブルも少ないでしょう。日本代表
選手のモチュベーションが上がってますます強くなることでしょ
う。この技術に期待をしましょうね。
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