(ツエーゲン残留、J2最終戦分けて17位瀬戸際の吉報に歓喜
、頑張った、ありがとう)
サッカーJ2は5日、今季リーグ戦が終了した。J3自動降格圏内
(19~22位)の19位となる可能性を残していたツエーゲン
金沢は10勝21敗11分けの17位となり、2022年シーズ
今季リーグ戦が
ンのJ2残留を決めた。
J3自動降格
ツエーゲン金沢は京都府亀岡市のサンガスタジアムで京都サンガ
F・Cと最終戦を行い、0ー0だった。勝てば自力で残留が確定し
、引き分けか負けの場合、他のクラブの結果次第で残留か降格圏
内に決まる条件下だった。
内部リンク
ツエーゲン金沢は2014年にJ3で優勝し、J2は参戦7年目。
16年は21位で入れ替え戦の末、残留を決めている。過去最高
成績は18年の11位。
「ツエーゲン金沢」
ツエーゲン金沢がサッカーJ2史上で最も過酷な残留争いを生き
サッカー、戻る1
残った。最終戦が行われた5日、金沢市の片町きらら前のパブリッ
クビューイングでは大勢のサポーターが敵地で奮闘するイレブンに
声援を送った。試合は京都サンガの猛攻に耐えて0-0のドローと
なり、残留確定の吉報が届くと「よく頑張った」「感動をありがと
う」の声が師走の街に響いた。
外部リンク
昨年、コロナ禍に伴う変則日程で降格チームなしの措置が適用され
た影響で、今年降格枠は特別ルールで通常の2チームから4チーム
に倍増した。
19~22位の降格圏から脱出を狙う争いは終盤に大混戦となり、
ツエーゲン金沢も残り11試合で21位に沈むなど気の抜けない戦
いが続いた。
「最終戦を待たず」
最終戦を待たず、愛媛FCと松本山雅FCの降格が確定。ザスパクサ
愛媛FC、戻る2
ツ群馬(前節終了時16位)、ツエーゲン金沢(17位)、大宮ア
ルディージャ(18位)、SC相模原(19位)、ギラヴァンツ北
九州(20位)の5チームに降格の可能性が残っていた。
午後1時、運命の最終戦が全11試合同時にキックオフ。ツエーゲ
ン金沢は勝てば残留、引き分けか負けなら他チームの結果次第とい
う瀬戸際だった。
試合はすでにJ1昇格を決めた京都サンガ(2位)が下馬評通りの
強さで攻勢に出た。片町きらら前では、ピンチの連続に悲鳴に似た
声が飛び、祈るように手を合わせるサポーターの姿も。大型ビジョ
ン前には試合経過とともに続々と人が集まった。勝利は逃したもの
の、その後、群馬、相模原、北九州の敗戦により残留が確定。90
分間、執念の守備でゴールを守り抜いた選手たちの健闘をたたえる
大きな拍手が起きた。
石川ミリオンスターズの投手で今季引退した近藤俊太郎さん(25)
は「ホーム戦はよく応援に行く。少しでも力になればと思って」と
戦況を見守った。
「約300人が」
京都には金沢から約300人が駆けつけた。サポーター集団「Zー
京都には、戻る3
BLITZ」の新川徳幸代表(41)は「来季はもっと上位で争うツ
エーゲンを見たい」と話した。ツエーゲン残留、J2最終戦分けて
17位瀬戸際の吉報に歓喜、頑張った、ありがとう。
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