のとキリシマ継承へ「仲人」卒業式に盆栽、町内の団体来月から本格化

(のとキリシマ継承へ「仲人」卒業式に盆栽、町内の団体来月から

本格化)

春の能登を深紅の

春の能登を深紅の花で彩る「のとキリシマツツジ」の保護、継承に



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向け、能登町の団体「のとキリシマツツジの郷」は4月から、植え

のとキリシマ

替え場所の仲介や管理方法を伝える「仲人事業」を本格化する。多
ツツジの保護

くの住民に愛され、観光の目玉でもある花木だが、近年は住民の高

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齢化で管理が行き届かない事例が増えている。樹齢100年を超え

 

る古木は、能登で550本はあるとされており、木の世話に慣れた

約20人の会員による活動で地域の宝を守る。

 

団体によると、樹齢100年以上ののとキリシマの古木のうち、能

登町内には145本が確認されている。ただ数年前から、所有者の

住民の高齢化で雪囲いや枝切りなどが難しくなったり、転出して空

き家になった庭にのとキリシマが放置されたりするケースが増えて

いる。管理が行き届かなくなった古木は現時点で15本ほどあると

いう。

 

2020年には五十里で樹齢400年とされる県天然記念物「紫霧

島」を育てていた男性が亡くなった。高さ1・2メートル幅1・8

メートルで紫色の花が咲く貴重な古木だったが、五十里には後継者

がいなかったため、事情を知った団体のメンバーが急ごしらえの雪

囲いを施して冬をしのいだ。

「理事の今正広さん」

理事の今正広さん(71)石井によると、のとキリシマは横に広が
よると、戻る1

るように育つため、冬場は雪が積もりやすい。枝も固くて折れやす

く、雪囲いを設置しないと傷むことが多い。また夏場には毎日の水

やりが欠かせず、幹や枝に生えるコケ、カビを取り除くことも必要

になる。

 

そこで団体は1月の総会で、古木を後世に残すため、保護活動を展

開することを決めた。

 

 

 

 

 

 

所有者から「管理が困難」と相談が寄せられた場合は、メンバーが

付近住民に管理を引き継いでもらえないか要請する。引き受け手に

は、水やりや剪定、追肥、草むしり、雪囲いなどの方法を伝える。

 

現在地での管理が難しい場合は、近くの神社や寺院、公園など別の

場所に移植することができないか、調整を進める。

「愛情を注ぐこと」

「愛情を注ぐことを怠ると、形が崩れ、元の美しさに戻すのは難し
怠ると、戻る2

い」と今さんは言い、対策を急ぐべきと危機感を募らせる。

 

五十里の男性宅では、家族や住民が話し合った結果、現在地で今ま

で通り管理を行なうのは難しいと判断。団体のメンバーが間に入り

、別の場所に移植できないか検討している。

 

大路篤夫理事長(77)柳田は「夏の暑さと冬の雪がのとキリシマ

にとっての大敵だ。貴重な木を守り、後世に引き継ぐお手伝いをし

たい」と意気込む。

 

(卒業式に盆栽)

「深紅の花で送り出そう」。団体は昨年から、鮮やかな花で児童生

徒の門出を祝福したいと、能登高と能登町内全9小中学校の卒業式

に合わせて開花調整し、満開にしたのとキリシマの盆栽を置く取り

組みを始めた。県立大の福岡信之教授の協力を得て、通常は5月の

開花を2カ月早めることができるようになった。

「今年も室温を」

今年も室温を約20度に設定した能登高柳田校舎の温室で約1カ月
約20度、戻る3

管理し、開花を促した。品種や盆栽によって花が開く速さが異なる

ため、暖かい日には外気を入れたり、外に出し入れしたりしてきた

ツツジの盆栽は全国的にも珍しい。盆栽に仕立てる技術は元副理事

長の水木由一さん(82)柳田が考案した。10年前に水木さんに

弟子入りし、技術を学んだ今さんは「最近になり、ようやく独り立

ちできたと思う。いつまでも深紅の花を見ることができるようにし

たい」と決意を新たにした。のとキリシマ継承へ「仲人」卒業式に

盆栽、町内の団体来月から本格化。私も3年ほど前に穴水の近くの

能登キリシマツツジが200本ほど咲いている寺へ行ったことがあ

ります。見事に咲き誇っていて夢中になってカメラで写真を、50

枚以上を取りました。本当に綺麗な花で感激しました。また見に行

きたいと思います。

 

 

 

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