「工芸・金沢」で表現追求、トンコハウス「ONI」アニー賞2冠

(「工芸・金沢」で表現追求、トンコハウス「ONI」アニー賞2

冠)

金沢発のアニメ

「金沢発のアニメーション!」。26日、「ONI~神々山のおな



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り」でアニー賞の2部門を受けたトンコハウスの堤大介監督

ーション!。26日、

(48)は1月の北國新聞社の取材に今回の受賞作をこう表現し
「ONI~神々山の

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ていた。「工芸の盛んな金沢で作るからこそ、CGであることを忘

 

れる手触り感が映し出せた」という作品には、金沢から着想を得た

風景や方言がちりばめられた。受賞後は「信じられない。本当にう

れしい」と笑顔を見せた。

 

(町家にスタジオ)

「ONI」は、金沢スタジオに在籍するアートチームが光や色のデザ

インを手掛けた。それを基に、野山を駆け回るキャラクターも、流

れる水の反射、風で揺れる木々なども全てCGで描かれている。

「アニメを見て人形を交えて制作して」

アニメを見て「人形を交えて制作していると思った人もいる」(堤
いると思った人もいる、戻る1

監督)というほど精緻な技術は金沢で磨かれ、世界でこの1年間に

発表されたアニメで最も優秀な作画としてたたえられた。

 

 

(看板に「きまっし」)

作中の人間界は金沢をモチーフに風景を描いたという。商店街の看

板には「ゆっくりしてきまっし」と表記されるなど、金沢弁の描写

も確認できる。

 

堤監督は2014年にロバート・コンドウCEO(42)とトンコハ

ウスを創業。社員が街並みを気に入ったことから、金沢に日本法人

を移した。20年には尾張町2丁目の料理屋「壽屋」を改修し、伝

統的な金澤町家にスタジオを設けた。

「堤監督自身は米カリフォルニアを」

堤監督自身は米カリフォルニアを拠点としながら、金沢のスタッフ
拠点としながら、金沢の、戻る2

と綿密に連絡を取り合って初の長編アニメを完成させた。世界的な

賞をつかみ「素晴らしい仲間に恵まれた」と振り返る。

 

「ONI」は日本の鬼や妖怪を題材にした物語で、すでに30以上の

言語に翻訳されている。登場人物が不安飲まれ、争う場面が描かれ

ているためか、ロシアの侵攻を受けるウクライナの子どもから、作

中の「おまじない」のようなせりふを口ずさむ動画が添付されたメ

ッセージが届くという。

「トンコハウスは今後も金沢の」

トンコハウスは今後も金沢のスタジオで制作活動を続ける。堤監督
スタジオで制作活動を、戻る3

は「たくさんの人の心に届く作品になって本当に良かった。金沢か

らいろんなアニメを発信したい」と意欲を新たにした。「工芸・金

沢」で表現追求、トンコハウス「ONI」アニー賞2冠。「CG忘

れる手触り感」。金沢の町家スタジオで制作した長編アニメが世界

的なアニー賞2冠に輝いた。日本としては画期的な出来事で監督は

謙遜しているが金沢をアニメの世界的な発信基地に育ててほしいと

心から願っております。

 

 

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